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無料ブログはココログ

2012年5月28日 (月)

ブログのバックアップ

自分のこのブログも廉いながらも有料ブログであり、一応無料ブログにバックアップをするようにしているが、2008年にバックアップしたままになっていたのを思いついて、追加バックアップしてみようとしたら結構手こずった。どうやらアップロード容量に制限があるようで、ココログでは写真と同じく1MBが限度のようだと気づき、バックアップログのテキストファイルを年毎、それでも足りないものは期毎に分割してアップロードしたら読み込んでくれた。

ココログには愛着はあるが、少々扱い難いところがあり、最近よく見かける軽快そうなfc2というブログを使ってみることにした。さすがに9MBにも及ぶログの読み込みは一回ではできなかったが、1MBを超えても読み込んでくれるようだ。また、詳細カスタマイズ設定もココログよりも豊富であり、シンプルで操作も軽いので、結構使える感じがする。

miscellaneous records or magic harp

2012年5月27日 (日)

ノリントン NHK交響楽団の『英雄』(2012年4月定期)は 倍管!

先日FM放送で生放送をやっていて録音したロジャー・ノリントンとN響の『英雄』交響曲だが、らららクラシックを見ていた長男が「あれ、倍管だよ!」というので、確認したら、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットは、各4名ずつではないか。

昔のカラヤン=倍管というイメージだったのだが、ピリオド奏法の先駆者もNHKホールの音響には妥協せざるを得なかったということなのだろうか?

対抗配置で、コントラバスを最後列にずらっと並べ、その後ろに反響板を並べての演奏。

スタイルはノンビブラート奏法で、ゲストのティンパニストが説明していたが、事前に小型のティンパニを用意していて、木製のマレットで叩くその響きを「軍楽隊のようだ」とノリントンが気に入って選んだのだというエピソードが語られていた。

ただ、倍管とピリオドのイメージが結びつかないので、ちょっと驚いてしまった。

吉田秀和氏 逝去

ニュースによると吉田秀和さんがこの5月22日に亡くなったそうだ。98歳だった。ご冥福を祈りたい。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120527/t10015405321000.html

おこがましく思われようが、吉田秀和さんの音楽評論には私淑しており、お元気な長寿を保たれていたので、大変ショックだ。

鎌倉の街を時折散歩されていたとのことで、こちらに引っ越してきてから、鎌倉に遊びに行くたびに、もしかしたら姿を見かけられるかも知れないなどと、ミーハー的に思ったりもしていた。

先の「レコード芸術」の連載記事を走り読みしたのと、最近になってNHKFMの「名曲の楽しみ」を再び聞き始めてラフマニノフを扱った「名曲の楽しみ 吉田秀和です」を愉しみに聞き始めていた。5月26日の放送は、シューベルトだった。

朝日新聞の季刊になった音楽展望も読めなくなって久しかったのだが、この放送の言葉が思いのほかお元気だったので、よけい驚いている。

追記:

自分のブログを改めて検索してみると、「吉田秀和さんがこう書いていた」「こう言っていた」等の記事が相当多い。その中から関連記事を選んでみた。

2012年4月 7日 (土) 吉田秀和 名曲のたのしみ

2009年6月13日 (土) グルダのモーツァルト ピアノ・ソナタ集K.331, K.333, K.545 & K.485 (amadeo盤) 

2008年7月23日 (水) 吉田秀和 季刊『音楽展望』 ブレンデルの引退

2008年2月 5日 (火) ヤナーチェク 歌劇『利口な女狐の物語』マッケラス/VPO、ルチア・ポップ、他

2007年7月 3日 (火) 7/1 ETV特集で吉田秀和氏が取り上げられた

2006年10月27日 (金) 吉田秀和氏(93)に文化勲章

2006年4月 5日 (水) 吉田秀和氏 復帰 「レコード芸術」で

2005年10月18日 (火) 私の座右の書 吉田秀和「世界の指揮者」など

2005年2月 8日 (火) 世界の指揮者 世界のピアニストなど

2012年5月26日 (土)

万城目学 『プリンセス・トヨトミ』

2011年の春、書店の店頭に平積みになった文庫を見て、面白うそうだと思い購入した。映画化とタイアップしての文庫化だったようだ。

この万城目学という作家の本を読むのは初めてだったが、京都大学出身で、『鴨川モルホー』とかいう奇妙な題名の小説で有名になったことは知っていた。その後、テレビドラマで綾瀬はるかと玉木宏が主演で、多部未華子と児玉清が重要人物で出演していた『鹿男あをによし』というのを数年前に面白く見た。

今回の小説『プリンセス・トヨトミ』は、冒頭を読んでみたところ、結構壮大な構想のものかと期待して読み進めた。途中までは確かに面白かった。ただ、次第に尻すぼみになっていく感があり、残念だった。

つい最近テレビで映画化されたものが放送されたが、主要登場人物の性別が変更されており、違和感があった(前述のドラマでも同じような脚色があったらしい)。今回の映画化では、小説の登場人物に適したキャスティングができなかったのかも知れないが、いわゆるよく最近使われる言葉でいうと作家の「世界観」と食い違いがあるやに思えた。この映画を見て、小説をパラパラと読み直してみたが、特にエンディングの部分のどんでんがえしの趣向が失われてしまってもいた。

なにはのことはゆめのまたゆめ、なのだから、これでいいのかもしれないが、ちょっと食い足りなかった。

2012年5月25日 (金)

Hybrid SACD盤を購入

以前、2005年2月24日 (木) バルトークとiPodとSACDでちょっと言及し、その後 2009年11月18日 (水)ブルックナー 交響曲第0番 下野竜也指揮大阪フィル 2005年 でSACDとCDのHybrid盤を購入したが、それ以外はまったくSACDとは縁がなかった。狭い集合住宅で、大型スピーカーから音を鳴らして鑑賞するというのは、周囲の環境もあり当分実現しそうもなく、古いアンプはいまだにつないでいないほどなので(少々自嘲気味)。

ところが、最近Googleのリーダーで、あまり訪れていなかったブログを読ませてもらったところ、EMIジャパンがフルトヴェングラーのSACD(そのおこぼれのCDセットボックスを昨年入手した)に続いて、過去の名盤のリマスタリングをSACDにして発売を始めたという。さらに、同じSACDを輸入盤が Signuture Collection というブックレット型のジャケットの組み物として、日本盤の数分の1の値段で販売をし始めたというではないか。(日本盤は1枚3,000円、輸入盤シリーズは、2枚組が1,450円、3枚組が1,950円ほど)

その中に含まれていたのが、以前からその音質が悩みだった、「オイストラフとセル/クリーヴランド管のブラームスのヴァイオリン協奏曲」。今回のシリーズはこれに、ブラームスのドッペルコンツェルト(オイストラフ、ロストロポーヴィチ、セル/CLO)、ベートーヴェンの三重協奏曲(リヒテル、オイストラフ、ロストロポーヴィチ、カラヤン/BPO)が組み合わされている。三重協奏曲の方はそれほど音質的には不満は無かったのだが、ドッペルの方もヴァイオリン響ほどひどくはないものの音が割れる傾向があった。

2011年10月 3日 (月) 以前音質的に不満だった音源を聴きなおしてみて(1)管弦楽, 協奏曲(EMI セル)編

2009年2月 5日 (木) ベートーヴェン ヴァイオリン、チェロ、ピアノと管弦楽のための協奏曲 ハ長調 作品56

今回のリマスタリングをSACDで聞けば、相当その不満が解消されているという期待がある。これまで重複買いをできるだけ避けてきたのだが、このシリーズでぜひ聞いてみたいものもあったので、まとめ買いをした。

モーツァルト 後期交響曲集 クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団 3枚組
ブルックナー 交響曲第8番、第9番 シューリヒト/ウィーン・フィル 2枚組
(届いたディスクが下の写真。左からブルックナー、モーツァルト、ベートーヴェン&ブラームス)

R0011792


今の環境では、CDレイヤーの部分しか聞けないが、それでもマスターテープからのマスタリングの効果はわかるだろうと期待している。届いたら、じっくり聞きたい。

参考:おやぢの部屋2(ブログ)

EMIジャパンのSACD((公式サイト)

EMI SIGNATURE SERIES (HMVサイト)

なお、ディスクがプラスチックケースや不織布のバッグに入っていないのを心配する向きもあるようだが、下の写真のように確かにむき出しで、紙製のケースに入っている。ただ、信号面の強度は強いはずで、この紙の程度の硬さではディスク信号面に傷がつくことは、あまりないだろうが、他の汚れなども考えて不織布に入れておけば間違いないと思う。

R0011796_2

2012年5月24日 (木)

池田清彦『新しい生物学の教科書』(新潮文庫)と福岡伸一『生物と無生物の間』(講談社現代新書)

池田清彦『新しい生物学の教科書』(新潮文庫)は、2010年7月に苦労して読了した。こちらは、読者に対して高校卒業程度の生物科目の知識を求めるもので、盛りだくさんの上、記述も堅苦しく、ところどころ挟まるエッセイ的な検定教科書批判はわかったような分からなかったようなものでありつつある程度の面白さはあったが、肝心の記述は教科書的に読みにくいものだった。この本を読んで理解するためには、参考書・解説書の類が必要なくらいだと思った。

これに比べたら、ブルーバックスで出されているアメリカの生物学の教科書(カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 )のようなものの方が、一般読者にとって有益だろう。

福岡伸一『生物と無生物の間』(講談社現代新書)は、最近購入して一日もかからずに読了した。こちらは大ベストセラーでロングセラーになるだけあり、私のような一般読者にとって読みやすい。野口英世のエピソードと現代の公平な評価については、この本が種本だったのか、どこかで読んだり聞いたりしたことがあったが、もの悲しささえ覚える偉人伝となっていた。

この福岡伸一氏は、最近銀座のフェルメールセンターを立ち上げたり、その関連テレビ番組に出演したりしているが、ボストンのハーバード大学でポスドクとして研究に従事していたときに、いつか見ようと思っていたボストンのイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館所蔵のフェルメールの『合奏』が強盗にあって見れなくなったことも書かれており、現在のフェルメール熱もポーズではないようだとも思ったりした。ニューヨークの通奏低音のエピソードなど、非常にエッセイとしても気が利いており、なるほどこれほど堅苦しそうな題名なのにベストセラーになったのも無理からぬとも思った。

以前利根川進と立花隆の「精神と物質―分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか」をハードカバーで購入して読んだときに、インタビューながらさすがに難解だったので、その先入観があって、この『生物と無生物の間』は手に取らなかったのだが、それはあまりにも杞憂だった。

ワトソン・クリックの先駆者や、縁の下の力持ちとして知られずにいる女性科学者の話など、第一線の遺伝生物学研究にいる学者による現代生物学史として、とてもためになる本でもある。

この本によるとハーバードでの最後の研究は、福岡氏の生物への認識を深めたものの、「研究としては」成果が上がらなかった(ように思える)のだが、その代わりに、生命というものへの認識を素人にもわかりやすく教えてくれるこのような好著が生まれたのは僥倖であろう。エピローグの少年時代のとかげの卵のエピソードには感動させられた。

2012年5月23日 (水)

5月20日 『平清盛』 平忠正の離反

2012年5月14日 (月) 5月13日の大河ドラマ『平清盛』はよく分からなかったと書いた翌週の『平清盛』だが、今度は保元の乱の前夜。

私が以前読んだ本では、源氏側は、当時の棟梁である源為義とその息子たちのグループと、為義の後継者とされていた源義朝のグループが大きく分裂して戦い、勝者の義朝が乱の後に父や兄弟の助命を願ったが許されなかったことで知られるが、一方平氏側でも、清盛の叔父(忠盛の弟)の忠正が、崇徳上皇・悪左府藤原頼長側について、清盛側とは離反して戦い、清盛は仲の良くなかった叔父の助命を行わなかったと書かれていた。

源氏にしても平氏にしても、その内紛・対立には単に人間関係がよい悪いとかの理由ではなく、領地や相続権、朝廷からの任官問題など現代にも通じる政治・経済の問題での対立がその背景にあって、後白河天皇、崇徳上皇の対立にそれぞれに与したということなのだが、ドラマではそのあたりをどのように描くかを注目していた。

前回の清盛の後白河上皇側への味方の経緯の描き方はあまりにもご都合主義的だと批判的に書いたが、今回の忠正の離反・裏切り(清盛側から言えば)も相当苦しい展開だったように感じた。

ドラマでは忠盛と池禅尼の息子の平頼盛が、天皇側につくと宣言した棟梁清盛に離反の意思を示し、それを諌めた池禅尼の意を察した(?)叔父忠正が、(心ならずも)頼盛の代わりに上皇側に付くことにし、それをひそかに清盛もやむを得ないものとして了解していた、というようなものだった。ドラマの最初の頃から、(ドラマでは白河法皇の息子である)清盛を平氏の一族だとは認めない意思表示をしていた忠正なので、忠盛亡き後に、離反させた方が自然だったのではあるまいか?

さらに史実にあるように、忠正が初めから兄忠盛、甥清盛等と、政治的な立場を異にしていて、不和だったとすればよかったのだろう。しかし、おそらく現代の家族、一族ドラマにするために、忠正を平氏を支える人物であるように描いたがための苦衷のシナリオだったのだろうが、やはり不完全燃焼の感があった。

保元、平治の乱は、本当に人間関係がややこしく、また平氏には「盛」の付く人物が山ほどいるために、今風の言葉で言えば脇役までもが「キャラの立つ」俳優でなければ区別が付かないほどだと思うので、先の清盛、義朝をライバル関係とした特別番組よりも、人間関係をもっと整理する方がよかったのではあるまいか?

なお、先の回で、義朝の弟で木曽義仲の父である源義賢が、義朝の長男でたった15歳の悪源太の異名を持つ義平に攻め滅ぼされた大蔵合戦の回が出たが、義賢が義仲の父であることをちらっとでも入れておくべきではなかったろうか?

ケチは付けつつも、いかにもリアルな風のさまざまな縅の色の大鎧の装束の着崩れた感じやなど、以前の芝居的な大河ドラマよりも臨場感は感じられたり、義朝の母(由良御前)と常盤御前の対面など興味深い場面などがあり、昨年のドラマよりはまだましなので興味深く見続けたい。

«金環日食(日蝕)が辛うじて見られた

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金環日食 2012年5月21日

  • 2012-05-21 07:42:31
    2012年5月21日撮影 神奈川県