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クラシック音楽の話題を中心にして、関心のある時事問題の記録や読書感想など雑多に書き付けたページです。

自己紹介文

ネットネーム 望 岳人 (もち たけひと) と称します。

「魔法の竪琴」をググってみると、当然のことだが、シューベルトの「ロザムンデ」序曲の元タイトルだという紹介が数多くヒットする。

キプロスの女王「ロザムンデ」という台本を元にシューベルトが作曲したオペラが「ロザムンデ」だが、その序曲は、作曲家がかつて曲をつけた「魔法の竪琴」なるメロドラマ(といってもテレビや映画のセンチメンタルな恋愛劇ではなく、いわゆる音楽劇のことで、ベートーヴェンの「エグモント」などが有名、台詞の合間に音楽が伴奏される)の序曲を、どういう経緯かはっきりしないようだが、転用したものである。現在、「ロザムンデ」も「魔法の竪琴」も蘇演されることもなく、この序曲のみが普通にコンサートプログラムに載せられている(と書いたが、Oboeのハインツ・ホリガーの指揮?によって上演されたことがあるようだ)。


ところで、「魔法の竪琴」だが、おそらく「魔法の笛」(魔笛)などと類似のメルヒェン、ファンタジーだと想像する。音楽の調べが魔法の力を発揮して、悪や危険を抑え、主人公を勝利に導くといったような。古くは、オルフェウスがアポロンから贈られた竪琴が神力を発揮し、森の獣たちがそれに聞きほれたというギリシャ神話もある。音楽の魔力、音楽の勝利である。

しかし、私にとっては、「魔法の竪琴」は、アイリッシュハープ(Celtic Harp)のイメージが強い。現代のクラシック音楽で用いられている大型のハープよりも一回りも二回りも小型で、少々甲高い音色の楽器で、そのキラキラした音色は、ケルトの妖精の声とはきっとこのようなものではなかろうかと思わせるようなものだ。

さて、妖精といえば、シェークスピアの「夏至の夜の夢」(A Midsummer Night's Dream 通常邦題 真夏の夜の夢)が、ケルト系の本家ではないとは言え、人口に膾炙している。オベロン、ティタニア、パック、豆の花、蜘蛛の巣、蛾、辛しの種。(ロミオとジュリエットに名前だけ出てくるマブの女王。) 

最近の「物語界」(文学界と呼ぶのはどうかと思うので)、映画界を席巻している「ハリー・ポッター」シリーズ、「指輪物語」シリーズにも妖精は多く登場する。さらに、ディズニーアニメも特に初期作品には、白雪姫、ピーターパン、ピノキオなどなど、妖精が活躍するものが多い。ウォルト・ディズニーもその曽祖父は、アイルランド出身らしい(ただし、そのまた祖先はフランスのイズニーという地の出身とのこと)。ヨーロッパの古層に横たわるギリシャ・ローマ、ケルト的な多神教の宗教観と、日本のやおよろずの神々の宗教観(及び世界各地の素朴な形の自然崇拝)、そして、アニメーションというもの。animationの語幹animaはもともと魂という意味である。これは、animatism, animismにつながるものであろう。

チェコの劇作家カレル・チャペックが創造したロボットという言葉がある。(チャペック or チャペクは、「長い長いお医者さんの話し」などの童話でも知られている)。アニメーション、ロボット、人口知能などは、基本的には、「旧約聖書」を共通教典とするユダヤ教、キリスト教、イスラム教の一神教的原理には相容れないものなのではなかろうか?ゆえに、そのような「窮屈な」制限のない、日本でアニメーション、ロボット文化が花開いているのかも知れない。

音楽を主題にはおくけれど(竪琴)、ファンタジーや空想の世界にも遊び(魔法)、日々の身辺雑記を綴る(日々雑録)というオチである。

興味のあること

子ども, クラシック音楽, 文学, アイルランド, 中国 , イタリア, フランス, イギリス, 科学, 宇宙, 環境, 生物, 美術鑑賞, コミック, 山歩き,TVの旅行食べ物番組,etc