ボストリッジ
BLOGを立ち上げてみた。割りと簡単に登録できた。手始めに、「日々雑録 ウェブ版」をこちらに移行した。大きい記事になってしまった。
今ちょうど、ボストリッジ Ian Bostridge と内田の「美しい粉引き屋の娘」をビデオで聞きなおしている。非常に神経質そうな歌手である。ヘフリガー、ディースカウという端正なドイツリート歌手が、現代楽器のオーケストラなら、彼はちょうど古楽器オーケストラのようだ。フレーズをクレッシェンドし、中ほどを膨らませてディミヌエンドする。表情の付け方はロマン的というより、古楽的だ。
付録で、映像作品としての「冬の旅」も放送されている。ピアニストが現れず、ポストリッジが、冬の旅人として、歌いながら、映像的にも心象風景を描くという趣向だ。
最近プレガルディエン Pregardien とかこのボストリッジだとか、ゲルネだとかリート歌手の活躍を耳にするが、本格的に聞くのは、今回が初めて。この時代、何が、ドイツリートをクローズアップさせているのか?興味がある。
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