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2004年8月14日 (土)

アテネオリンピック開幕 日本選手

現地時間 2004年8月13日金曜日 午後8時過ぎに ギリシャ アテネの地でオリンピックが開会した。イラクへのUSA、GB軍の一方的な侵攻に端を発したイラク紛争は現在も泥沼の様相を呈し、古代オリンピックでのオリンピック期間中の停戦という文明的な習慣も忘れ去られた今ではあるが、イラク選手団も立派に行進したようだ。開会式に先だって行われているサッカーの予選リーグでは、イラクチームはアジア代表の一角として、強豪ポルトガルを破るという金星を挙げた。それに比べて日本国内でのマスコミの作り出した前景気だけは華やかだった日本男子は、大強豪のパラグアイに4-3で破れた。完敗ではなく、惜敗だったが、続く対戦相手が、優勝候補のイタリアと、イタリアに引き分けたガーナ。このBグループは死のリーグと呼ばれている!。いつのまにかなでしこなどという愛称がついた女子はそれこそW杯準優勝のスエーデンを破ったのだから、番狂わせはありうるだろうが、実績的にもマスコミが言うようには簡単にメダルなど届くわけがない。

日本で実績的にメダルが期待できるのは、まず陸上男子ハンマー投げの室伏だろう。悪くて銅、よければもちろん金を狙える実力と実績だ。短距離の末續と朝原は、良くて決勝進出(末續200M,朝原100M)だろう。400M、800Mリレーは入賞の期待だ。マラソンは40度近い高温と起伏の激しい伝説のマラトンの丘のコースが使われるという。女子はGBのラドクリフとケニアのンデレバ(ヌデレバ)の争いか。高橋尚子を欠く女子トリオはどうか?野口は暑さに耐えられるか?土佐と坂本はどうか?いずれにしてもメダルは期待し過ぎだ。男子の国近、油谷、諏訪は10位以内が目標か?400M障害の為末は調子がよければ上位入賞。

プロのスター選手をそろえた野球も金を目指すが、何といってもキューバが強敵だ。しかし、野球の本場USAが出場しないのは物足りない。

柔道は、男子の井上、野村、女子の谷(旧姓田村)亮子の連覇(野村は3連覇)だが、谷の故障が気になる。表情も柔和過ぎるように思う。

正式競技になった女子レスリングのアマゾネスたち4人は世界大会の実績からメダルの期待が高い。

競泳は、何といっても男子平泳ぎの北島だろう。直前、アメリカの選手に世界記録を100、200とも破られているが、一騎うちの勝負になればわからない。シンクロナイズドスイミングはデュエットとチームとも悲願の金に届くか?3位以内は堅いだろう。

自転車にはスピードスケート代表でワールドカップでも500M上位の大菅小百合が出場。成績は期待できないだろうが注目したい。

ソフトボールは、悲願の金なるか?

バレーボールは女子のみ。日本での期待は高いが、実力的にはメダルはないだろう。

女子テニスはプロで世界ランキング上位、今年のウィンブルドンでも大活躍の杉山に期待。彼女もこれで3回目の五輪だ。シングルスとダブルスがあるようだ。

男子体操は、前回の世界選手権で予想外によい成績が出ているので個人総合の富田と米田、鞍馬のスペシャリスト鹿島に期待だ。

卓球は幼いころからマスコミに注目され全国的なアイドル愛ちゃんこと福原愛選手が最年少15歳で出場することが話題になっているが、メダルの期待は酷だろう。

古代オリンピアの祭典、そして近代オリンピアード発祥の地アテネでの記念すべき大会、テロや事件のない8月29日までの日本選手、世界の選手たちの活躍と熱戦を期待したいものだ。

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コメント

日本時間8月17日現在、日本代表は好成績をあげている。柔道の野村、谷に続いて、男子の内柴が金メダル。女子の横沢は、惜しくも銀だったが、キューバのサボン相手の準決勝の残り5秒での逆転一本勝ちは記憶に残る勝ちだった。水泳の北島は世界記録保持者ハンセンとの勝負に勝って見事な金。驚いたのは、男子体操団体の金。二位が米国、三位がルーマニアというのもびっくりした。ロシア、ドイツ、中国はどうなった?水泳100M背泳ぎの森田も日本記録で銅は大したもの。身長も170cm以下というのも特筆すべき。サッカー男子は残念ながらイタリアにも敗退。番狂わせは起きなかった。しかしパラグアイ、イタリアという超一流との死闘は選手の財産になるだろう。女子はナイジェリアに負けたが、予選突破。愛ちゃんは中国生まれのオーストラリア国籍のミャオミャオ選手と熱戦を繰り広げ4-3で辛うじて初戦突破。互いに中国で練習したこともあったらしい。野球はイタリア、オランダを撃破したが、オランダが意外に強いのに驚いた。次はキューバ。ソフトボールは、オーストラリアに完敗、アメリカにはタイブレークで惜敗し1勝2敗。少し苦しい。杉山愛は苦戦したが初戦突破。

投稿: 望 岳人 | 2004年8月17日 (火) 09:33

8/18 現在 柔道女子63キロ級の谷本歩実が金。ライブでテレビ観戦したが、圧倒的な強さだった。同時に行なわれた男子81キロ級は世界の選手層が一番多く日本にとって壁の厚い階級らしいが、代表の塘内は一回戦で敗退してしまった。ギリシャ代表のイリアディスは恐るべき怪力と技の切れで圧勝した。水泳では男子200Mバタフライの山本(あの千葉すずの夫)が、銀メダルを獲得した。金は米国のフェルプス。ソフトボールはカナダ相手に惜敗。1勝3敗となり、土俵際まで追い詰められた。野球はキューバに快勝で3勝零敗。卓球(テーブルテニス)の福原愛とテニスの杉山愛のアイアイ勝利。世界ランク27位の福原は同12位の選手をストレートで破り、ベスト16入りを果たした。強かった。

投稿: 望 岳人 | 2004年8月18日 (水) 09:09

日本時間 8/19朝現在。北島平泳ぎ200Mでも金。女子200バタで中西が銅。柔道は女子70kg級で上野雅恵が金(世界選手権2連覇中)。鮮やかな一本勝ちだった。男子の90kg級泉(明治大学柔道部主将)は決勝で一本負けしたが、立派な銀。勝負を急ぎすぎたようだ。組み手が喧嘩四つだったのも苦戦の原因か。大舞台での経験を積んで今後はさらに強くなるだろう。卓球の愛ちゃんはベスト16で韓国の世界ランキング6位の選手に負け。カットタイプの選手に対して勝負を急ぎ過ぎてミスが多かった。これも経験の差か?男子サッカーは予選敗退だが、ガーナ戦で一矢を報いた。体操の個人総合は、エース二人にミスが多く、メダルに届かず。バレーボールはギリシャ相手にようやく1勝。ソフトボールもギリシャ相手にようやく勝利。2勝3敗。野球はオーストラリアに完敗で3勝1敗。

投稿: 望 岳人 | 2004年8月19日 (木) 09:04

オリンピックも既に後半戦。8/20から8/25までに印象に残ったのは、柔道井上の敗戦、ハンマー投げの室伏が銀に終わったこと、競泳女子800mで自由形初の金をとった柴田亜衣、そしてやはりラドクリフが途中棄権したほどの過酷なレースを制した野口みずきと5位入賞の土佐、7位入賞の坂本の頑張り。ソフトボールと野球は、オーストラリアに足元を掬われてしまった。

投稿: 望 岳人 | 2004年8月25日 (水) 13:26

とうとうアテネオリンピックが終わった。特筆すべきは、日本選手団の好成績、テロが防止できたこと、観客の乱入によって競技結果が変わったものがあった(飛び込みと男子マラソン)こと。

日本選手の好成績の中の多くは柔道競技だが、面白いほど一本技が決まったのはどいういうわけなのだろう。体操、水泳、陸上については、国を挙げての選手強化(ハード、ソフトとも)、学校課外スポーツではなく幼少からのクラブスポーツの成果などという意見があり、なるほどと思ったが、室伏の繰り上げ金メダルに見られるアンチドーピングの影響が日本に追い風になったのは、状況証拠だけだが、結構蓋然性が高いのではないかと思う。

かつてステートアマのメダリストを多く輩出していたソ連、東ドイツが今は消滅したが、当時彼らの肉体は、女子選手にのど仏が目立つと指摘されるほど、ホルモン剤などによる改造の後が顕著だった。またUSAと近隣諸国の選手では、あのベン・ジョンソンの事件が有名だが、カール・ルイスにしても、若くして急逝したF・ジョイナーにしても、全くクリアとは言い切れないだろう。何しろプロスポーツ界にはいまだにドーピングが蔓延しているらしい。マクガイア、ソーサのホームラン競争も疑念が湧く。

また、オリンピック直前には、豪州のイアン・ソープが、「残念ながら我々の競技仲間にはクリアでない人がいると発言して波紋を呼んだ。日本選手がまったくドーピングと無縁かどうかは分からないが、アンチドーピングに対しこれだけIOCが積極的になったことは日本の躍進と全く無縁とは言えないだろう。

投稿: 望 岳人 | 2004年8月30日 (月) 15:04

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