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2005年1月 7日 (金)

スマトラ沖の大地震

12/26(日)に発生したインドネシアスマトラ島沖の地震は、日が経つにつれて被害状況が判明しつつあるが、残念ながら次第にその人的、物的被害の規模が拡大している。この衛星写真をみても津波の破壊力がすさまじいものであり、海水の塩分のため、津波に襲われた土地の植生が枯死しているのがよく分かる。

ここからは、対岸の火事的な見方。年末年始に見た地球の歴史や生命の歴史などを扱ったテレビ番組を見ての感想なのだが、いわゆる地球規模の地質年代的な歴史で言えば、我々ホモサピエンスが誕生したのは、その歴史を1年に換算すると12月31日の午後12時50数分なのだという。

このような地質的な見方をすると、今回のマグニチュード9を越えるという大規模地震とインド洋諸国の沿岸を襲った大津波も、地球のちょっとした痙攣のようなものに過ぎない。そのような不安定な大地、自然の上に暮らしているということを人間は自覚しなくてはならない。「人間はか弱い葦にしか過ぎないが、考える葦である」と喝破したのは、物理学者であり哲学者のパスカルだが、現代人は自分がか弱い葦という自覚を失いつつあるのではないか?

このような地質変動は、何万年、何百万年というスパンのものであろうが、いつどこで起きても不思議ではないのだ。

インド亜大陸は今でもヒマラヤの山々を高く押し上げているし、マレー半島からスマトラ島、バリ島などなどの東南アジアの多島海も、地質活動が盛んゆえにあのような不可思議な形状をしているのだろう。

ただ、このような醒めた見方は反面冒涜に近いものがある。今回の大災害は死者だけで15万人、被災者はその何倍にもなるというもので、同時代に生きている我々としては、政府やNGOを通じての支援だけでなく、一人一人の支援、義捐金が求められることを自覚しなくてはならない。

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(2005/1/8 00:20 更新 衛星画像についてはそろそろ出揃ってきている... [続きを読む]

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