旧暦 元旦
今日、新暦の 西暦2005年2月9日は、旧暦の正月元旦にあたり、中国、台湾、香港、韓国などは旧正月の休暇に入っている。日本でも、横浜の中華街などで、春節(旧正月元旦)を祝う行事が行なわれる。
さて、現在でも農作業には旧暦が便利だという話を聞いたことがある(ただし、農業は太陽暦に基づく二十四節季が重要なので、一種の誤解とも言われる)。
約30日周期の月のリズムは、月経という名前があるように、人間の生殖リズムでもある。月経という言葉の元になったと思われる ドイツ語 menstruation も 語源 ラテン語mInstruDlis (mInstrua月のまわりもの+-Dlis-AL)【Progressive English-Japanese Dictionary, Third edition ゥ Shogakukan 1980,1987,1998/プログレッシブ英和中辞典 第3版 ゥ小学館 1980,1987,1998】 だという。
いまでこそ、太陽暦が大手を振っているが、太陰暦もおりに触れて思い出す必要があるのではなだろうか。
ところで、暦や月齢などのキーワードでググると、多くの暦のサイトがヒットする。コンピュータでの計算(プログラム)と天文・暦が馴染むからだろうか。その中で、月齢がすぐに計算できる優れものサイトはこれです。
また、暦関係の情報の百貨店ともいうべきすごいサイトはこれです。
時折、退勤のおりなどに 夜空にポッカリと月が見えることがある。中学生の頃、天体望遠鏡一台を私と弟が共同で買ってもらい、月面観測に熱中したことがあった。夏休みの自由研究では、兄弟そろって月面図を提出したことを懐かしく思い出す。ただ、当時の中学校の理科の天文分野の授業でも、高校(地学?)の授業でも、太陽の出、入り、月の満ち欠け、出と入りなど、誰でもがやる気になれば可能な観測をクラスなどで手分けして一年間行い、自分たちで太陽暦、太陰暦を作成するなどの研究があれば、面白かっただろうなどとふと思う。また、コペルニクスによる、惑星の観測の後追いなども。 現在、コンピュータプログラムによりヴァーチャルに天文現象が確認できる時代であるが、実際子ども達とこのような試みをしてみるのもの面白い。
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