ラザール・ベルマン逝去
旧ソ連出身の「幻のピアニス」トの一人で、リヒテルとギレリスの二人を足したよりも超絶技巧を持っているという触れ込みで1970年代に西側にデビューしたラザール・ベルマンが 2月6日 イタリア、フィレンツェの自宅で逝去した。
20世紀最後の大ヴィルトゥオーゾと呼ばれ、ソ連時代の録音のリストの超絶技巧練習曲などが話題になり、リヒテルなどと同じく帝王カラヤンのサポートで、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番でDGから西側レコードデビューも飾り、順風万帆という勢いだったが、リヒテルやギレリスがますます盛名を上げていくのとは逆に、いつの頃からかまったく「あの人は今」状態になってしまっていた。
昨日の朝日の死亡記事は、写真入りで結構大きい扱いだった。
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