アダージョ ヴェルディ
イタリア・オペラはあまり聴く機会に恵まれない。チマローザ、ロッシーニ、ドニゼッティ、ベルリーニ、ヴェルディ、プッチーニなど。
ヴェルディなど、1枚もCD、DVDを所有していないほど。ゼッフィレッリの映画版の「椿姫」を見たり、BS2で時折放送する「アイーダ」「リゴレット」などを録画しておいて飛ばし見する程度の経験しかなく、大作「レクィエム」も、ヴィデオに録画したが、まだ見ていない。
そんな状態を打破したいといつも考えていた。
このところ、最寄駅と自宅間をできるだけ歩こうとしているので、帰宅のついでに途中にあるブック・オフにはほとんど立ち寄るが、昨日立ち寄ったところ アダージョ ヴェルディ というコンピレーションもののCDが250円で売っていたのを見つけた。渡りに船と購入した。ドイツ・グラモフォン。
昨夜少し聞いてみた。一曲目は、ヤルヴィ、イェーテボリ(エーテボリ)響による「椿姫」前奏曲。前奏は美しい始まりだが、途中から、いわゆるルーチン的なズンチャッチャ音楽になるのが、なんとも言えず、寂しい。ただ、この他にも、合唱、アリア、レクィエムのキリエなど盛りだくさんの内容が納められている。遅まきながらヴェルディ入門という次第。
1.「椿姫」前奏曲
2.「運命の力」第4幕 神よ、平和を与えたまえ
3.「トロヴァトーレ」第3幕 ああ、あなたこそわたしの恋人
4.「ナブッコ」行け、わが思いよ、金色の翼に乗って
5.「聖歌四編」アヴェ・マリア
6.「アイーダ」前奏曲
7.「リゴレット」第1幕 慕わしい人の名は
8.「椿姫」第1幕 過ぎし日よ、さようなら
9.「アイーダ」第1幕 清きアイーダ
10.「オテロ」第4幕 アヴェ・マリア
11.「レクィエム」レクイエムとキリエ
ところで、スウェーデン語のイェーテボリは、Gothenburg と書き、ドイツ風にはゴーテンブルクだろう。こんなところにも、ゲルマン民族のつながりが見えている。以前、世界陸上か何かがこの町で開催され、その綴りを見たときに非常に驚いたものだ。Goの o にウムラウトをつければ、ゲーテではないか! ちなみに、Goteborg (oにはウムラウト)とも書くらしい。そういえば、映画監督のベルイマンは、Bergmanで ドイツ風にはベルクマン、英語ではバーグマンだ。あのテニスのBorgはボリになるわけだ。(Edbergはエドバーグのほか、エドベリとも呼ばれていた。) このあたりの発音やつづりの異同は訛りのようなものなのだろうか。
ボルグ、エドバーグの関係で、ググってヒットしたblogへTBを送った。
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