« FCLA が BLOGになった | トップページ | 多摩川の南  »

2005年3月23日 (水)

名曲の空似

(1)シューベルトのピアノソナタにはあまり興味がなく、晩年の大作ピアノ・ソナタ第21番D.960でさえ「さすらい人幻想曲」を聞きたくて購入したブレンデルの旧盤にいっしょに収録されていたの聞いたのが初めてだった。まだこの曲に馴染んでいるとは言えないが、その後ケンプやシュナーベルなどの演奏を聞きこの膨大な作品に少しずつ親しめるようになった。

ところで、その第1楽章のゆったりした第一主題が始まってしばらくたち、低音のトリルの後、どうも聞き覚えのあるフレーズが聞こえてきた。懐かしい「鉄腕アトム」のテーマソング(谷川俊太郎作詞、高井達雄作曲)の「空を越えて ラララ 星のかなた」の「星のかなた」のフレーズとそっくりなのだ。(このことは、すでにいろいろなところで指摘されているようだ。http://www.nhk.or.jp/kimakura/index.html) TVの「タモリクラブ」に空耳アワーなるものがあるが、名曲の空耳アワーというところだろうか。

(2)ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番ハ長調は、実際はベートーヴェンの第2番目のピアノ協奏曲だが、出版順のため第1番とされている。そのフィナーレのロンド形式の中間部(クープレ部分)に非常に印象的な部分が現れる。短調で、アクセント(スフルツァンド)の位置を、定型から外してあるので、まったく中南米のいわゆるラテン音楽に聞こえる。

はるか昔、NHKのFM放送が私にとっての「音楽の窓」だったが、確か夏休みのある日の午後実家でぼんやりとFM放送を聴いていたときだと思うが、このような「他人の空似」を聞かせる特集があり、このフィナーレとラテン系のポピュラー音楽がそっくりだということを実際に比較して聞かせてくれたことがあった。そのときはそのラテン音楽の名前を記憶したつもりだったが、それを忘却してしまい、現在ネットでいろいおろ検索しても分からない。どなたかご存知ではないだろうか?

|

« FCLA が BLOGになった | トップページ | 多摩川の南  »

音楽」カテゴリの記事

コメント

ベートーヴェンのピアノ協奏曲の他人の空似ですが、どうやら"Tico tico" という曲のようです。

Serenadeというホームページのmidiに登録されており、聞いたところ確かに似ています。
http://www10.ocn.ne.jp/~minto/index.html

情報を下さった方ありがとうございました。

投稿: 望 岳人 | 2005年5月 7日 (土) 17:10

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37411/3404701

この記事へのトラックバック一覧です: 名曲の空似:

» NHK [今日のNHK]
 数少ない良質な番組だけに、打ち切られるのは非常に惜しく、やるせない。 1年前の4月3日、三宅民夫アナの第一声、「春爛漫のさくらですねー」から始まったこの番組は... [続きを読む]

受信: 2005年3月23日 (水) 19:53

« FCLA が BLOGになった | トップページ | 多摩川の南  »