カリンバ (親指ピアノ)
先週の土曜日に妻が手作りキットを購入した。1500円+消費税。(なお後で調べたら学研から1000円のキットが売っていたのを見つけた。)
途中から、結局私が製作することになった。といっても、木工用ボンドと金鎚、錐、ドライバーで簡単にできあがった。それでも時間的には半日を費やした。彩色をすればいいのだろうが、ベニヤ板仕様なのでどうも見栄えはよくない。
音色は、素朴で癒される音だ。一応箱型の共鳴箱に共鳴するようになっているが、共鳴孔上部のキーの音はよく拾うが、外れたところのキーはあまり響かない。
タンザニアの民族楽器というが、アフリカの多くの国々に分布しているらしい。
調律は金鎚でキーの長さを調整するだけで簡単にできるので、自分が心地よい音律を作ればいいらしいが、アフリカ音階 ドレミソラドや、沖縄音階 ドミファソシドなどが面白いようだ。8キーあるので、一応西洋音階も調律できるが、これで西洋的なメロディーを奏でてもあまり面白くない。即興的にペコペコ鳴らしてみるのが結構面白い。構造的にもともと他人に聞かせるものではなく、自分で楽しむための楽器という紹介もあった。
ネットで検索すると、多くのサイトがヒットする。まったく多様な趣味の世界があるものだ。
P.S.
同じキットを購入して作成した方からTBとコメントをいただいた。TBを返した。
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コメント
カリンバキットの8鍵をアフリカ音階と呼ばれるドレミソラドレミに調律してみました。結構いい感じで鳴ります。左から右に音を高くするのではなく、真中から左右交互に音を高くするようにすると、低音が共鳴孔によく入るのでよいようです。家族も気に入って癒されています(^^)
投稿: 望 岳人 | 2005年4月 8日 (金) 18:13
こんにちは。
私が作ったものと多分同じですね。
足掛け3ヶ月、なんとか音が出るまでに出来ました。
作ってみて、細い錐が必需品と思いましたが、いかがでしたか?
釘を打つ前に小さな穴をあけなかったせいで板が割れたり、
錐が太すぎたせいでネジ穴がガバガバになって鍵盤がしっかり固定されなかったり、
結構苦労しました。
投稿: Crosroads | 2005年4月16日 (土) 21:05
コメント、トラックバックありがとうございます。
確かに数箇所割れそうになった場所がありました。あれだけ細い釘の場合には細い錐は必須ですね。ただ、私の場合、木工ボンドで予め接着しておいて釘は補充的に打ったのであまり問題がなかったのですが。
「アフリカ音階」で、日本の唱歌(「屋根より高い鯉のぼり」など)が弾けるのに今更ながら気が付くなど、楽しんでおります。
投稿: 望 岳人 | 2005年4月18日 (月) 12:09
日本の明治、大正頃の文部省唱歌はヒフミ(ヨ)イム(ナ) つまりドレミ(ファ)ソラ(シ)のヨナ抜き音階で作曲されているのが多いので、「アフリカ」音階?で調律したカリンバで弾けるのは当然と言えば当然でした。
アフリカ音階っていったい・・・?
投稿: 望 岳人 | 2005年5月 7日 (土) 16:30