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2005年5月17日 (火)

ジョージ・セル George Szell の ヨーロッパのオーケストラへの客演盤

久しぶりにHMVのサイトを覗いたら、デッカ・フィリップス録音のACO,LSO客演盤の集成や、ベルリンフィルライヴ、そしてグルダとVPOとの皇帝のDVD&CDセットなどが目にとまった。あのギレリスとVPOとのザルツブルクライヴや海賊盤のルガーノライヴの凄さに感銘を受けているので特にBPOとのライヴやグルダとの共演は食指をそそられる。また、ホロヴィッツとの怪演で名高いチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番も廉価で入手できるようだ。話題になったNPOとの第九なども。

セルがあそこまでCLOのアンサンブルを鍛え上げ得たのは、賛否はあるが彼の強烈な意志の賜物であろう。

それがヨーロッパのとりわけ名門楽団に客演した場合には、その意志の持つエネルギーがそのまま表現への意欲として転換し顕在化し得るのだろう。それゆえ概してセルの客演ライヴは素晴らしいのではなかろうか。上記の録音を入手して聞ける日を夢見つつ。

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» セル/シューマン 交響曲第2番 [最後の審盤]
新宿ディスクユニオンへ。 セル、発掘。 『セルにはスイスのライブ盤があるが、これはスタジオ盤を大きく超えていて、文句なくNo.1。』 スタジオ盤を聴いたことね〜けど、このCD、まさにライブしちゃってる、すげ〜演奏。 セルの指揮棒からは火吹いちゃってるんじゃね〜かと思うほど、燃え立つような迫力。 『しかもあの冷徹さを売り物にしているセルが、大興奮して終楽章のコーダでは、アクセ�... [続きを読む]

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