ジョージ・セル George Szell の ヨーロッパのオーケストラへの客演盤
久しぶりにHMVのサイトを覗いたら、デッカ・フィリップス録音のACO,LSO客演盤の集成や、ベルリンフィルライヴ、そしてグルダとVPOとの皇帝のDVD&CDセットなどが目にとまった。あのギレリスとVPOとのザルツブルクライヴや海賊盤のルガーノライヴの凄さに感銘を受けているので特にBPOとのライヴやグルダとの共演は食指をそそられる。また、ホロヴィッツとの怪演で名高いチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番も廉価で入手できるようだ。話題になったNPOとの第九なども。
セルがあそこまでCLOのアンサンブルを鍛え上げ得たのは、賛否はあるが彼の強烈な意志の賜物であろう。
それがヨーロッパのとりわけ名門楽団に客演した場合には、その意志の持つエネルギーがそのまま表現への意欲として転換し顕在化し得るのだろう。それゆえ概してセルの客演ライヴは素晴らしいのではなかろうか。上記の録音を入手して聞ける日を夢見つつ。
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