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2005年7月19日 (火)

ハリポタ新作と新法王の手紙

J.K.ローリングの「ハリー・ポッター」シリーズの最新作、「混血の王子」が発売された。日本語版は、また1年先になるだろうから、もう半年ほどして英語版のペーパーバックが入手できるようになったら買って読むか、それとも今約2,000円で入手できるUS版またはUK版のハードカバーをネットで買うかというところだ。

ところで、先日ネットニュースで出ていたが、ローマカトリックの新法王様は、「ハリポタがお嫌い」という。書簡が公開されて明らかになった。

スコットランド出身のローリング女史によるファンタジーは、それまでの英国文学のファンタジーの伝統を重んじてか、ヨーロッパの古層であるケルト的な世界を表現しているようだから、発足以来異端との戦いに明け暮れてきた法王庁の異端審問官としては、見過ごせないものなのだろうか。正統的な教義と、古層的、民俗的な伝承、迷信との鬩ぎ合いは、洋の東西や時代を問わず起こり得るもののようだ。2003年の書簡というから今更法王になる前の過去の発言を穿り出されてもということもあるだろうが、保守的ながら寛容を旨とした前任者との違いが明らかになった一例と言えるだろうか。

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コメント

はじめまして!
さきほど、トラックバックさせて頂きました
ケルトの魅力って、不思議ですね
神秘的で、歴史的にも奥が深くて・・・
ハリポタやロードオブ・・・など、私の大好きな世界です

私は本業宝石屋ですが、ケルトジュエリーのブログを書いてますので、もし良かったら遊びに来てやって下さいね!
では、またきま~す

投稿: LUGH | 2005年7月22日 (金) 14:34

LUGHさん 初めまして。

まったくケルトの魅力というのはどこからくるのだろうと思います。アイルランドみやげでケルズの書の豆本を購入しましたが、不可思議な渦巻き模様などの文様が、(そこまでは洗練されていませんし、時代も異なりますが)日本縄文土器の文様に相通じるものがあるのかも知れないなどと想像をめぐらしたりします。

投稿: 望 岳人 | 2005年7月26日 (火) 12:16

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現在、私が大変ハマっているのが、「緑の石」です{/kirakira/} 緑の石は「平和」とか、「安定」を表しているそうで、その緑の石が欲しいってことは、平和や安定を求めていると言う事らしいです ケルトと言うとアイルランド・スコットランド辺りを思い浮かべますね フランスのブルゴーニュ辺りもケルト文化が根付いていますが、やはりケルトらしいケルト文化といえば英国周辺と言った感じでしょうか イギリス�... [続きを読む]

受信: 2005年7月22日 (金) 14:30

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