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2005年8月17日 (水)

最近買ったCD

クラシック音楽の記事は久しぶり。

暑いとあまり重い曲を聴きたくないが、大分身体が暑さに慣れてきたのでそろそろ再開。

walter_mahler_lied_von_erdeブックオフで購入。ワルター/VPO, パツァーク(T)、フェリアー(A)によるマーラー「大地の歌」の定評ある名盤。1980年代に発売された英国デッカ盤。名曲、名盤などのリストには必ず上がる録音だが、1950年代のモノーラル録音でもあるし、バーンスタイン/VPO、キング(T)、F=ディースカウ(Br)の録音と、クレンペラー/PO、ヴンダーリヒ(T)、ルートヴィヒ(A)の録音で満足していたので、通常の店頭では食指は伸びなかったものだが、中古店はこういうところがありがたい。ヘッドフォンで聞く限り、モノーラルは少々気にはなるが、音質もそれなりに瑞々しく、解像度も比較的高いので、不満はあまり感じない。演奏を比較するほどの力量はないが、「大地の歌」のオーソリティであるワルターによるVPOの耽美的な音色が表現的だ。パツァークは、私にとってデムスと共演した「冬の旅」のLPで親しい歌手だが、宇野氏の言うほど厭世的な歌い方だろうか。フェリアーを聞くのは初めてだったが、英国出身ということで、ドイツ語の発音が独特だと感じた。

rimsky_celibidacheブックオフで購入。リムスキー=コルサコフ管弦楽曲集2枚組。オールライブ録音で珍しいものが収録されていた。チェリビダッケとシュツットガルトの「シェヘラザード」のライブが収録されていたので購入。多分チェリビダッケのCDはこれが初めて。激賞記事は読んだことがあるが、確かに凡百の演奏ではない。精緻なガラス細工によるアラベスクのような演奏だ。その他、マゼールやロジェストヴェンスキー、ムラヴィンスキーなどのライヴが入っていたが未聴。

フィリップスの1000円シリーズが発売されたようで、定価販売の普通のCD屋にずらりと並んでいた。その内いくつか触手が伸びたのだが、以前購入して知人にプレゼントしてしまったベートーヴェンのチェロソナタNo.3-5(ロストロポーヴィチとリヒテル)と、学生時代にLPで熱中したコリン・デイヴィス指揮 ACOの「春の祭典」(ペトルーシカがカップリング)を購入した。ステレオの調子が悪く、右チャネルの音の出がよくないので、楽器の定位がいまいちだったが、両方とも楽しんで聞けた。ロストロとリヒテルの演奏は、豪快で少々強引な演奏のような印象をもっていたのだが、結構力の抜けた余裕のあるものに聞こえた。デイヴィスの懐かしい録音は、最近よく聞いている小澤/ボストン、ゲルギエフ/キーロフ、ドラティ/デトロイトに比べてやはり力が抜けていて(悪い意味ではない)、余裕が感じられる演奏で、木管も金管も音色が美しく巧いし、ここぞというところで響く打楽器の迫力が決して下品ではなく素晴らしい。純音楽的な演奏だ。ペトルーシカも非常に上品な演奏で、表題のないオーケストラのための喜遊曲を聞いているような印象をもった。

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コメント

こんばんは。
 「リムスキー=コルサコフ管弦楽曲集2枚組」、チェリ氏のライブ盤と聞くと興味倍増です。
 シュツットガルト放響ですと、DG盤を思い出しますが(未聴)、1982年2月の録音日以外ですと、勝手にお宝モノのCDなのかなぁ~と思ってしまいます。
 あぁ~!、聴いてみたいです。

投稿: みー太 | 2005年8月20日 (土) 00:47

みー太さん こんにちは。コメントありがとうございました。

いわゆる海賊盤の2枚組のようですが、録音データは出ていたはずなので確認したいと思います。

チェリビダッケの指揮の演奏は、以前の来日公演時などにNHKが録画放映したものをビデオ収録したブルックナーなどを聞いたことがあるのですが、テンポが遅すぎて自分には合わないようだと判断していたのですが、このシェヘラザードは、オーケストレーションをいじっていないとすると、大したものだと思いました。

私は結構食わず嫌いが多いので、皆さんのお奨めなどから興味を持ったものに運良くめぐり合えたら聞いてみるのが楽しみです。

投稿: 望 岳人 | 2005年8月22日 (月) 17:50

遅くなりましたが、シェヘラザードのデータです。1975年Stuttgartでのライヴ。10:50,14:16,11:22,12:50 というタイミングです。LIVE CLASSIC BEST 100というレーベルのLCB144という番号です。

その他、スヴェトラーノフUSSR交響楽団による「サルタン皇帝の物語」からの間奏曲など。マゼールとトリノRAI交響楽団による「スペイン奇想曲」、スヴェトラーノフによる「見えざる町キテジ」、「ムラダ」、「金鶏」、「サトコ」、「5月の夜」、「皇帝の花嫁」の音楽、ムラヴィンスキーによる「ロシアの復活祭」。

リムスキー=コルサコフは、「モーツァルトとサリエリ」なるオペラも作曲しましたが、オペラ作家として相当多くの作品を残したようです。

投稿: 望 岳人 | 2005年9月 5日 (月) 22:39

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