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2005年11月 5日 (土)

メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 コーガン マゼール/ベルリン放送交響楽団

men_bruch_kogan 昨日の命日にちなんでメンデルスゾーンのCDをいろいろ取り出してみたら、相当以前に購入したコーガンの独奏ヴァイオリンによるメンデルスゾーンとブルッフの協奏曲のカップリングがあったことを思い出して、メンデルスゾーンを聞いてみた。(1974年11月 ベルリンのグリューネヴァルト教会での録音で、58歳で若くしてなくなったコーガンの50歳を記念しての録音だったという。)

LP時代は、父親が購入してきたCBSソニーの歴史的名盤シリーズでモノのフランチェスカッティとミトロプーロス/ニューヨークフィルハーモニックの演奏によるメンチャイに親しんできた(今年の夏の記事にそのジャケットを載せてある)。フランチェスカッティの音が非常にアップで収録されており、ギリシャ生まれの名指揮者によるオケはBGM的に鳴っているかのような録音で、まさにフランチェスカッティの妙技と美音を堪能するための音盤だった。

これが刷り込みになっているので、実演でブルッフを聞くための予習用にこのCDを買ったときには、このメンデルスゾーンはあまり真剣に聞かないでいた。コーガンといえば、後に池田満寿夫夫人となった天才少女ヴァイオリニストの佐藤陽子がモスクワで師事したということを夙に知っていた程度だった。マゼールが伴奏指揮をするのも比較的珍しいものだ。

今日の秋晴れの一日、古いステレオの調子もまあまあで、コーガンの端整な解釈により、澄み渡って切れるかのような冬の快晴の空気の如き音色により、メンデルスゾーンを十分楽しむことができた。

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ディスク音楽02 協奏曲」カテゴリの記事

コメント

これは名盤ですね。全盛期のコーガンと才気あふれる刺激的なマゼールの組み合わせ。考えるだけでも楽しくなります。かつては結構人気があったこの曲ですが、最近はあまりレコーディングされませんね。
私はミルシュテインです。TBさせてください。

投稿: yurikamome122 | 2005年11月 6日 (日) 16:22

yurikamome122さん、コメントとトラックバックをありがとうございます。

早速トラックバックしていただいた記事を読ませていただきました。ミルシテインとワルター/NYPの45年録音でしょうか?当時アメリカではそのような豪華な演奏が聞けたんですね。ミルシテインといえば学生時代の友人がバッハの無伴奏のLPを宝物のようにしていたのを思い出します。

コーガンのこのCDは現在入手が容易ではないようですが、もっと聞かれてもいい演奏だと思います。(クレストシリーズは、リヒターとのバッハのソナタが出ているようですが。)

今後ともよろしくお願いします。

投稿: 望 岳人 | 2005年11月 6日 (日) 18:26

メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の盤を一枚も持たない変わり者ですが・・・・、
DENONクレスト1000の「バッハ/ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲)」、
コーガンとリヒターの演奏。 これ最高!!

昔このLPを駄目にして、代わりにシェリングと
ヴァルヒャ盤を買って聴いていたのですが、なにかしっくりせず、物足りない。
どうしても、コーガンよもう一度、とCDを買ったのです。やはり良かったですよ~。

と言う訳で、これ絶対お薦めです。

投稿: | 2005年11月 7日 (月) 14:45

丘さん コメントありがとうございます。

コーガンとリヒターの組み合わせがまずもって不思議ですね。ソ連のユダヤ系のヴァイオリニストとゲルマン的なバッハの権威ですが、よくこんなデュオが成立したなという気がします。絶対お薦めとのことで、機会があればぜひ聞いてみたいと思います。

投稿: 望 岳人 | 2005年11月 7日 (月) 22:21

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 一昨日の後始末で今日も各方面の調整、計画の見直し。本当に「口は災いの元」だね。自分も気をつけよう。それにしても冬に戻ったみたいに寒い。でもすさまじく飛んでいる花粉で春であることを身をもって感じます。  今日は、メンデルスゾーン作曲、ヴァイオリン協奏曲。ナタン・ミルシュテインのヴァイオリン、ブルーノ・ワルター指揮、ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏。さざ波に乗って突然漂うようにヴァイオリンが滑ってきて悲しげな旋律を歌う。それがたっぷりのビブラートでこぶしをグルグルまわす。演歌だねえ。こういうの... [続きを読む]

受信: 2005年11月 6日 (日) 16:22

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