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2005年12月 8日 (木)

パソコンにENCARTAを入れる

1999年に購入したMS ENCARTA2000という百科事典ソフトを新しいPCにいれてみた。

バージョン2001あたりからはハードディスクコピーをして使える仕様になっているのだが、2000は必ずCD-ROMからの起動が必要でデータディスクが2枚あり、ときどき差し替えてやる必要があるのが面倒で、買った当初は面白がって使っていたが、その内面倒になり、以前の古いPCでソースネクストの携速で仮想CDドライブにして使おうとしたのだが、本体のHDDの容量がまったく不足していて宝の持ち腐れ。その後、USB接続の外付けHDDを購入した際に入れて使っていたが、USBカードを使って接続していることもあり、結構ハングアップするし、子どもが使う時に外付けHDDが危なっかしいので、最近は使っていなかった。(英語版のENCARTA97はHDDにコピーしてセットアップすればWINDOWS XPでも使えるが、少々変なメッセージが出る)

携速はWINDOWS2000までは無料アップデートされていたが、これを使うのは心配なので、今回は、DAEMONという仮想オプティカルドライブフリーソフト(英語版)をダウンロードしてみた。これはDVDもサポートしており、使い勝手は悪くない。非常にシンプルで、XPとの相性も悪くはないようだ。 ENCARTAのCD-ROMを2枚、SONICのRECORD NOW!でISOイメージファイルとしてHDDにコピーして、DAEMONでマウントしてやれば、ENCARTAの呼び出しソフトは素直に2枚のCDイメージを認識して全く問題なく使える。音声のボリュームコントロールなどがうまく聞かないが、これで、子ども達も自由に使えるようになった。

ENCARTA2000付属の地球儀ソフトは、フライトシミュレーターなどもついていてエンカルタ本体よりも楽しいソフトだ。これは、HDDにコピーして起動することがマニュアルにも書かれており、以前他のPCではきちんと動いたのだが、今度の新型PCではこのソフト自体どうもIE5.0や古いバージョンのメディアプレーヤーに機能が依存しているようで、まず、セキュリティについての間違ったメッセージが出るなど最新のバージョンのIEやWMPでは完全には正常に動かず、逆にIEやWMPの設定に不具合が出る。音声や映像を再生する際に変なメッセージが出るし、その後、音声データが存在しないという間違ったメッセージや、普通にIEのインターネット接続が繋がらなくなるというトラブルが発生した。現在のENCARTAではこの地球儀ソフトも本体と合体しているようだが、現在の環境ではこの2000版は使わない方がよさそうだ。

ところで、昨日はこのPCでロージーの「ドン・ジョヴァンニ」を途中まで鑑賞したのだが、その際、このエンカルタで「ドン・ジョヴァンニ」の項目を調べてみたところ、少々怪しい解説が書かれていた。この解説によるとモーツァルトのオペラと、ダ・ポンテのリブレットが別々のオペラ作品になっているように読めてしまう。文責はオリジナルの英語版にあるのだろうが、恐らく翻訳でのミスだと思う。ドヴォルザークのチェロ協奏曲についても誤った記述があり、以前MSに指摘メールを送ったことがあったが、こういう誤りがあるとつい記事全体の品質が不安になってしまう。この点、ブリタニカや平凡社の百科事典、小学館のジャポニカなど信頼性の高い記事が読みたくなるが、以前は活況だったこの分野も、現在ではMSの一人勝ちなのだろうか?それに対して、WIKIPEDIAが対抗するという構図か?

P.S リッピングソフト&バーニングソフトは、このPCに最初から付属されていたSONICのRECORD NOWはバーニングの失敗はこれまで全くない。また、DVDのオーサリングソフトもCD-ROMで添付されていたものを使っているがこちらもバーニングの問題はない。(このソフトのことはマニュアルには出ていなかったようで、この辺がHPが初心者向けではないといわれる由縁だろうか?) POWER2GOもオプティカルドライブとの相性さえ合えば、使い勝手は非常によいので悪いソフトではないが、残念だった。

P.S. 2006.2.18 「電網郊外散歩道」さんの「百科事典のこと」2006.2.12 という記事にトラックバックを送らせてもらった。 実家でも、子ども時代は「学研のカラー学習百科事典」(これはあまり使わなかったが、今では子どもたちが遊びに行くたびに何かと調べている)を購入してもらい、高校になってから小学館の「ジャンル・ジャポニカ」 (文学、音楽、日本史、世界史などは専用事典として使い勝手がよい)を購入してもらったが、自分が家庭を持つようになってからは転勤族ゆえ書籍版の百科は置き場所がないため購入のしようがないのが実情だ。 その点、PC用の事典、辞書は場所をとらずに有用だ。

このPCにも上記のように、ENCARTA2000とそれに付属の、BOOKSHELF(小学館の国語大辞典、プログレッシブ英和中辞典、プログレッシブ和英中辞典、故事ことわざの辞典、類語例解辞典、さらに1991年から1998 年版までのデータパル、Houghton Mifflin Companyのアメリカン・ヘリテイジ英英辞典)をインストールして使っている。DVD-ROM,CD-ROMの入れ替えは面倒だが、ハードディスクにコピーして使えばスピードも操作性も格段にあがる(ただし、コピーには著作権上制限がある)。

現在は、本当に調べ物は、NETのGOOGLEやWIKIPEDIAに頼ることが多くなった(BRITANICAは現在は有料になってしまった)。地図にしても同様だ。経済産業省が、検索エンジンの根幹を米国に独占されている現状を憂えて、日本版GOOGLEの開発を目指すそうだ。別のGOOGLEの記事でも書いたが、検索ということがこれほど大規模な経済的な影響を持つようになるとは思わなかった。

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コメント

出張の時など、百科事典の関連ページを印刷したりコピーしたりして持っていくと、なにかと役立ちます。新幹線の車内で読む出張先の総括的な情報は、頭を整理して鳥瞰的な視野を得ることができ、いいものですね。宮崎県に出張したとき、飫肥(おび)町の飫肥天が名物だということを知り、食べてみてとてもおいしかった。早速お土産にしました。

投稿: narkejp | 2006年2月18日 (土) 22:17

こちらにもコメントありがとうございます。飫肥といえば日南海岸の方ですか。飫肥天うまそうですね(^_^)

さて、現在それほど出張は多くないのですが、海外出張の際に、行先の情報を電子百科事典のページを印刷して読み携帯したりしました。

野口悠紀夫さんのhttp://www.noguchi.co.jp/newDB/member/
「超」シリーズの影響が大きかったですね。諏訪邦夫さんの「パソコンを書斎にする」というコンセプトも面白いと思いました。

また、百科事典では得られない情報としては、かつてのニフティのフォーラムなどは信頼性のある情報が得られてよかったです。アイルランドで、ミドルトンのベリー・レアなるウィスキーの銘酒の存在もそこで教えてもらいました。

投稿: 望 岳人 | 2006年2月20日 (月) 09:57

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今から5年前、これを購入。 当時はエンカルタの2000年版。「全部読めば頭がよくなる!」。そう意気込んでいたのは本のつかの間。時々、遊び半分で眺める程度。 あれから、5年。こんな本が出版された。 刺激!!僕もブログというアウトプット道具を使って、百科..... [続きを読む]

受信: 2006年1月 9日 (月) 12:39

» 百科事典のこと [電網郊外散歩道]
昔、百科事典が好きだった。中学校の図書館で、本格的な百科事典を調べたとき、わくわくしたのを記憶している。高校時代には、梅棹氏の『知的生産の技術』が現代国語の教科書で取り上げられ、「学校は教えすぎる」が「方法は教えてくれない」という指摘に共感したりした。 「まず索引で調べる」「関連語句のページもメモし、一つずつあたる」 などの百科事典操縦法も、何かの新書で覚えたことだと思う。 ボンビーな大学生時代、あるア�... [続きを読む]

受信: 2006年2月18日 (土) 10:51

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