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2005年12月の10件の記事

2005年12月25日 (日)

クリスマスのビデオ鑑賞

nutcracker 12月22日(木)明日から天皇誕生日と土日で三連休、24日はクリスマスイブで、25日はクリスマス。年賀状もそろそろと思いながら、帰宅時に立ち寄ったブックオフでVHSのビデオでクリスマスにちなんだ面白そうなのがあったので、購入。

一本は、マーコーレ・カルキンという子役が主演の「ホームアローン」。もう一本が、同じくカルキン少年の名前が題名にくっついいている「くるみ割り人形」。各550円なり。後者のもともとの販売価格は16000円という目を剥くような高額商品だった。

「くるみ割り人形」は、ニューヨーク・シティ・バレーのバレーを土台としていたもので、カルキンファンでなくとも十分に楽しめるまっとうなつくりのものだった。多少のカットはあるようだが、衣装、踊り、セットとも通常の舞台中継ものより、各バレリーナの踊りの質が高いようで(素人目だが)大変楽しめた。振り付けは、どこかで名前を聞いたことのあるジョージ・バランシンによるもの。(ちなみに監督はアルドリーノ、プロデューサーはミルチャン)。中国の踊りには、おそらく日本人だと思われる 堀内元というダンサーが小柄ながら切れのいいジャンプを見せてくれた。ナレーションは、女優の富田靖子。1993年作品。(原題は George Balanchine's The Nutcracker , Elektra entertainment)

ときおりBSなどで「くるみ割り人形」の舞台上演は放映され、最近ではマリンスキー劇場のものや、バレンボイム指揮!のベルリンの劇場のものなどを見たが、子ども向きの分かりやすさという点では、このバラシン版はすぐれており、子どもたちも満足のようだった。

「ホーム・アローン」は、クリスマス・ホームコメディの佳品で、カルキン少年の大活躍が楽しい。いまや日本でも流行しているクリスマス電飾がこの映画ではふんだんに見られる。1990年作品。20世紀フォックス。

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2005年12月20日 (火)

Mr., Ms., Miss., Mrs.,

日本語では、男女の別なく 敬称として、様を付ければ十分なのだが、欧米語では、敬称には必ず男女の別があるようだ。

ビジネス文書などでコンタクトパーソンなどの氏名を記すときに、男女の区別がつかない場合には大変苦労する。

言語における性差別は、欧米語も結構根が深いのかも知れない。

ドイツ語しかりフランス語しかり、スペイン語しかり?

参考: -person 「…人」「…者」.-man, -womanや-er1, -essのように対となっている性を表す形の代わりに男女ともに用いられる chairperson; salesperson  a four-person Columbian gang  4人組のコロンビア人の犯罪者.

語法 -personの造語は特に報道機関の中で,言語における性差別を避ける目的でだんだん使われるようになってきた.以前はその人の性にかかわらず-manが用いられ(anchorman, businessman),特に女性をさす場合は-womanが用いられた(anchorwoman, businesswoman).

Progressive English-Japanese Dictionary, Third edition ゥ Shogakukan 1980,1987,1998/プログレッシブ英和中辞典 第3版 ゥ小学館 1980,1987,1998

P.S. 2006/11/2 追記
 英語でのビジネス経験のある人に聞いたところ、簡単なビジネスE-MAILなどを出す際に相手の男女の別が分からない場合には、Dear G. Bush や Dear H. Clinton のように Dear をつければあまり失礼にならないようだ。

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2005年12月18日 (日)

近況

PC110009 先々週末からしばらくblogから遠のいていたので、久しぶりの投稿。

写真は、JR甲府駅前の武田信玄の銅像。先週の日曜日に、従弟の結婚式に招かれ、甲府までスーパーあずさ号で行ってきた。甲府を訪れるのはほぼ6年ぶり。前回は、山梨県立美術館のミレーとバルビゾン派の展覧会を実家の家族と観にやってきたのだった。この美術館は、ボストン美術館にある、ミレーの「種蒔く人」とは兄弟作(とでも謂うのか)の真作を所蔵していることで知られ、このときは何度目かの観覧だった。

関東方面から電車で山梨県に入るのは初めてだったが、甲斐(かい 峡谷)の国というだけあり、非常に険しい山間の隘路を鉄道も行く。高速道で行くと渋滞で数時間かかるのが、八王子から甲府まではほんの一時間ほどしかかからない。

携帯電話兼音楽プレーヤーには、バッハの「クリスマスオラトリオ」(Weihnachts-Oratorium)の第一部と第二部(ガーディナー指揮)を入れて行ったが、あまりに早く着きすぎてじっくり聞くことができなかった。

甲府の駅前は、子どもの頃訪れた印象では大都会だったが、日曜日とは言え、人通りも多くなく、南口はきれいに整備されているだけに寂しい印象があった。

結婚式は、プロテスタント式のモダンなチャペルで、外国人の牧師により執り行われた。ステンドグラスには、Karl der Grosseの像が描かれていた。若い二人と家族に幸いあれ。

先週は、健康診断の結果の報告が保健婦さんからあったが、このところアルコールから遠ざかっていたせいか、各種数値に大幅な改善が見られた。ただし中性脂肪だけがあがっていたので、要注意だ。

昨日はみなとみらいの大クリスマスツリーを見物にでかけたが、この冬の寒さは厳しく、ここ数年はいつも薄着で出歩けられた横浜の12月とは大違いで、非常に寒かった。ツリー見物客は多かったが、みな厳冬期の厚着だった。

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2005年12月 9日 (金)

「Googleが拓く次のネット社会」

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/417453

という記事から、GOOGLEの戦略プレゼンテーションの内容とそれへの礼讃、警告記事が読める。全世界の全ての書籍を検索できるようにするというアイデアは凄いが、各国でまちまちの「著作権」などの問題をどうクリアするのだろうか?ホームビデオのアップなどといっても、プライベートなものを露出したい人がどれだけいるのだろうか?これは恐らく個人的な貴重な映像の共有ということなのだろうが。

確かに、GOOGLE MAPはすごいし、GOOGLE EARTHはもっと凄いようだ。MAPで都市部の詳細な航空(衛星?)写真を見ると、自宅の形まで認識できる。国土地理院の古めかしい航空写真でも面白いと思ったが、容易に検索できるというのは恐るべきことだ。

ブラウザだけで、このようなサービスをスポンサー広告によって「無料」で提供するのがGOOGLEの強みだが、それでもどうもGOOGLEの進む方向に違和感が拭えないでいる。その原因が何かは分からないでいるが。

Google earth をインストールしてみた。まだ、英語版しかリリースされていないようだが、無料版を試して見た。下記がPCの最小限のスペックと推奨スペック。CPUとSXGAディスプレーだけが推奨に及ばないが、別に問題なく動いた。ただ、インストールの時にSCAN.MSIを要求するインストーラーが動き、対象ファイルがないためしばらくてこずった。

Minimum configuration:

  • Operating system: Windows 2000, Windows XP
  • CPU speed: Intel® Pentium® PIII 500 MHz
  • System memory (RAM): 128MB
  • 200MB hard-disk space
  • 3D graphics card: 3D-capable video card with 16MB VRAM
  • 1024x768, 32-bit true color screen
  • Network speed: 128 kbps ("Broadband/Cable Internet")

Recommended configuration:

  • Operating system: Windows XP
  • CPU speed: Intel® Pentium® P4 2.4GHz+ or AMD 2400xp+
  • System memory (RAM): 512MB
  • 2GB hard-disk space
  • 3D graphics card: 3D-capable video card with 32MB VRAM or greater
  • 1280x1024, 32-bit true color screen
  • Network speed: 128 kbps ("Broadband/Cable Internet")

しかし、これはすごい。いわゆる「神の視点」に近いような気がする。

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2005年12月 8日 (木)

パソコンにENCARTAを入れる

1999年に購入したMS ENCARTA2000という百科事典ソフトを新しいPCにいれてみた。

バージョン2001あたりからはハードディスクコピーをして使える仕様になっているのだが、2000は必ずCD-ROMからの起動が必要でデータディスクが2枚あり、ときどき差し替えてやる必要があるのが面倒で、買った当初は面白がって使っていたが、その内面倒になり、以前の古いPCでソースネクストの携速で仮想CDドライブにして使おうとしたのだが、本体のHDDの容量がまったく不足していて宝の持ち腐れ。その後、USB接続の外付けHDDを購入した際に入れて使っていたが、USBカードを使って接続していることもあり、結構ハングアップするし、子どもが使う時に外付けHDDが危なっかしいので、最近は使っていなかった。(英語版のENCARTA97はHDDにコピーしてセットアップすればWINDOWS XPでも使えるが、少々変なメッセージが出る)

携速はWINDOWS2000までは無料アップデートされていたが、これを使うのは心配なので、今回は、DAEMONという仮想オプティカルドライブフリーソフト(英語版)をダウンロードしてみた。これはDVDもサポートしており、使い勝手は悪くない。非常にシンプルで、XPとの相性も悪くはないようだ。 ENCARTAのCD-ROMを2枚、SONICのRECORD NOW!でISOイメージファイルとしてHDDにコピーして、DAEMONでマウントしてやれば、ENCARTAの呼び出しソフトは素直に2枚のCDイメージを認識して全く問題なく使える。音声のボリュームコントロールなどがうまく聞かないが、これで、子ども達も自由に使えるようになった。

ENCARTA2000付属の地球儀ソフトは、フライトシミュレーターなどもついていてエンカルタ本体よりも楽しいソフトだ。これは、HDDにコピーして起動することがマニュアルにも書かれており、以前他のPCではきちんと動いたのだが、今度の新型PCではこのソフト自体どうもIE5.0や古いバージョンのメディアプレーヤーに機能が依存しているようで、まず、セキュリティについての間違ったメッセージが出るなど最新のバージョンのIEやWMPでは完全には正常に動かず、逆にIEやWMPの設定に不具合が出る。音声や映像を再生する際に変なメッセージが出るし、その後、音声データが存在しないという間違ったメッセージや、普通にIEのインターネット接続が繋がらなくなるというトラブルが発生した。現在のENCARTAではこの地球儀ソフトも本体と合体しているようだが、現在の環境ではこの2000版は使わない方がよさそうだ。

ところで、昨日はこのPCでロージーの「ドン・ジョヴァンニ」を途中まで鑑賞したのだが、その際、このエンカルタで「ドン・ジョヴァンニ」の項目を調べてみたところ、少々怪しい解説が書かれていた。この解説によるとモーツァルトのオペラと、ダ・ポンテのリブレットが別々のオペラ作品になっているように読めてしまう。文責はオリジナルの英語版にあるのだろうが、恐らく翻訳でのミスだと思う。ドヴォルザークのチェロ協奏曲についても誤った記述があり、以前MSに指摘メールを送ったことがあったが、こういう誤りがあるとつい記事全体の品質が不安になってしまう。この点、ブリタニカや平凡社の百科事典、小学館のジャポニカなど信頼性の高い記事が読みたくなるが、以前は活況だったこの分野も、現在ではMSの一人勝ちなのだろうか?それに対して、WIKIPEDIAが対抗するという構図か?

P.S リッピングソフト&バーニングソフトは、このPCに最初から付属されていたSONICのRECORD NOWはバーニングの失敗はこれまで全くない。また、DVDのオーサリングソフトもCD-ROMで添付されていたものを使っているがこちらもバーニングの問題はない。(このソフトのことはマニュアルには出ていなかったようで、この辺がHPが初心者向けではないといわれる由縁だろうか?) POWER2GOもオプティカルドライブとの相性さえ合えば、使い勝手は非常によいので悪いソフトではないが、残念だった。

P.S. 2006.2.18 「電網郊外散歩道」さんの「百科事典のこと」2006.2.12 という記事にトラックバックを送らせてもらった。 実家でも、子ども時代は「学研のカラー学習百科事典」(これはあまり使わなかったが、今では子どもたちが遊びに行くたびに何かと調べている)を購入してもらい、高校になってから小学館の「ジャンル・ジャポニカ」 (文学、音楽、日本史、世界史などは専用事典として使い勝手がよい)を購入してもらったが、自分が家庭を持つようになってからは転勤族ゆえ書籍版の百科は置き場所がないため購入のしようがないのが実情だ。 その点、PC用の事典、辞書は場所をとらずに有用だ。

このPCにも上記のように、ENCARTA2000とそれに付属の、BOOKSHELF(小学館の国語大辞典、プログレッシブ英和中辞典、プログレッシブ和英中辞典、故事ことわざの辞典、類語例解辞典、さらに1991年から1998 年版までのデータパル、Houghton Mifflin Companyのアメリカン・ヘリテイジ英英辞典)をインストールして使っている。DVD-ROM,CD-ROMの入れ替えは面倒だが、ハードディスクにコピーして使えばスピードも操作性も格段にあがる(ただし、コピーには著作権上制限がある)。

現在は、本当に調べ物は、NETのGOOGLEやWIKIPEDIAに頼ることが多くなった(BRITANICAは現在は有料になってしまった)。地図にしても同様だ。経済産業省が、検索エンジンの根幹を米国に独占されている現状を憂えて、日本版GOOGLEの開発を目指すそうだ。別のGOOGLEの記事でも書いたが、検索ということがこれほど大規模な経済的な影響を持つようになるとは思わなかった。

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モラルハラスメント

今日の朝日新聞朝刊に、モラルハラスメントの記事が掲載されていた。

職場生活、家庭生活、学校生活で、いわゆるいじめや嫌がらせ、不和の問題があるが、モラルハラスメントのカバーする範囲は相当広いようだ。セクシャル・ハラスメントやパワー・ハラスメントという概念をも含むだろう。

極論を言えば、モラル・ハラスメントを全廃できれば、人間の世の中は「平和」な状態に相当近づくのではなかろうか?

我が身を振り返っても、日々の言動に反省の余地が多い。自戒すべきだ。

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2005年12月 5日 (月)

モーツァルトの命日 1791.12.5

この日は  Wolfgang Amadeus Mozart の214回目の命日にあたる。

来年2006年は 1756年1月27日生まれの彼にとって生誕250年になり、モーツァルト・イヤーとして祝われる。1991年の没後200年のモーツァルト・イヤーは、バブル経済崩壊直後だったため、まだその余熱が残っており、多くのレコード会社や出版社、マスメディアがこぞってモーツァルトイヤーに群がった。

すでに来年までは一ヶ月を切り、日本経済は株価の値上げと円安局面を迎えている。モーツァルトと経済は似つかわしくはないが、1956年の彼の生誕200年が日本経済の高度経済成長前夜だったこともあり、なぜか気になる。

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2005年12月 4日 (日)

ヘンデル 「メサイア」(ガーディナー指揮)

gardiner_messiah

12月の音楽といえば、ひねりのないまっとうな(べたな)選曲として、この「メサイア」、「クリスマス・オラトリオ」「第九」「くるみ割り人形」がどうしても聴きたくなってしまう。

昨日は、ミューザ川崎で、シュナイト指揮の神奈川フィルと横浜市緑区第九を歌う会による「メサイア」の公演があったようだが、家族連れで聞くには長すぎるから残念ながらあきらめた。

以前、地元の合唱団に入っていたときに、仲間の団員で他の団体を掛け持ちしていた人が、その団体で公演をするからと誘われて聞きにいったことがあった。オケもコーラスもアマチュアで、独唱者だけ、縁のあるプロを招聘していたが、結構立派な演奏だった。私は当時は、C.デイヴィスとバイエルン放送交響楽団のCDで耳なじんでいたが、一緒に行った人は、結構飽きていたようだ。英語の歌詞とは言え、日常語ではない文語的なキリスト教用語が用いられているので、何度も聞くなどして音楽を諳んじることができなければ、集中力を保つのは結構難しい。

曲中、「ハレルヤ」の時には、敢然と起立した教養のある初老の男性がいたが、周囲の人々はあっけにとられていた。昨夜はどうだったのだろうか?

暖冬の予想とは言え、天気の悪い今日は、薄ら寒い。陰鬱な冬。日本の太平洋側は、冬型の気圧配置では、真冬でも陽光に溢れるが、ヨーロッパの冬は厳しく寒い。一陽来復の冬至を祝う気持ちとイエス・キリストの誕生日が結びついたのも理解できるような気がする。

さて、このガーディナーの「メサイア」。1982年11月11日-20日、ロンドン、セント・ジョンズ・チャーチでの録音。手兵のモンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツによる「ピリオドスタイル」の演奏。珍しく、フィリップスレーベルに録音している(この後、ブラームス合唱曲集などがフィリプスに録音されているが。)ガーディナーの最大の成果は、やはりモンテヴェルディの「聖母マリアのヴェスペレ」だろう。このヘンデルやバッハ、ベートーヴェンにいたるピリオドスタイルの演奏は、私にとっては、さっぱりし過ぎるようだ。

ヘンデルのこの曲を聴くと、ヴァチカンのシスティナ礼拝堂のミケランジェロの「最後の審判」の、ヘレニズム的な筋肉隆々の肉体を持つ裁きの神としてのイエス・キリストを思い出す。以前、ローマを訪れたときには、残念ながらちょうど修復作業中で、この大壁画を見ることはできなかったが、天井画はすでに修復が完了しており、陰鬱な色彩で親しんでいた天地創造が、水彩画とでもいえる軽快な明るい色彩で浮かび上がっていた。

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2005年12月 3日 (土)

人間と化粧 

出掛けに女房の化粧を待つ間、ヒト、特に女性はなぜ化粧をするのだろうかという、至極素朴な疑問を抱いた。

化粧の歴史は非常に長いようだし、文化人類学的に研究されているいわゆる「未開人」と呼ばれる人々も、また世界の多くの民族で、化粧は普通に見かけられる習慣なので取り立てて不思議に思わなくなっているが、考えてみれば奇異なことだ。男性も頭髪を短くし、髭を整えるなど身だしなみを整えるが、多くの女性のように、積極的に自らを隠したり飾ったりする化粧を行なうことは少ない。

しかし身近な日本史を考えても、魏志倭人伝に見られるように、当時の人々は身体に刺青を施していたらしい。これは、呪術的な意味を持った行為だったらしい。つまり、身体の模様により、何らかの危害を避けようという意図があったという。

口紅については、デズモンド・モリスの「マン・ウォッチング」「ボディ・ウォッチング」「裸のサル」などに詳しかったように思う。女性の男性へのアピールだという。

ところで、人間以外の哺乳類の多くは、頭髪(髭も含む)、体毛の長さはほぼ一定に保たれるようだが、ヒトの頭髪は手入れをしなければ伸び放題になってしまう。(オランウータンの非常に長い体毛は人間に近いように思うが)。ヒトは頭髪の手入れを怠れない。この身だしなみが恐らく化粧の起源だとは思うが、この伸び放題は進化論的にはどのような意味をもつのだろうか?

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2005年12月 1日 (木)

12月の音楽史カレンダー

歴史データベース on the Web のデータによる

12/2/1916 トスティ(Tosti.Francesco Paolo)没70歳(誕生:1846/04/09)作曲家「トスティのセレナード」を作曲した
12/2/1931 ダンディ(D'Indy.Vincent)没80歳(誕生:1851/03/27)作曲家「異邦人」を作曲した
12/2/1990 コープランド(Copland.Aaron)没90歳(誕生:1900/11/14)アメリカの作曲家
12/3/1729 ソレル(Soler.Antonio) 誕生「ハープシコード・ソナタ」を作曲した作曲家
12/3/1883 ウェーベルン(Webern.Anton) 誕生 作曲家「弦楽四重奏のための5つの楽章」を作曲した
12/3/1941 シンディング(Sinding.Christian)没85歳(誕生:1856/01/11)「グロテスクな行進曲」を作曲したノルウェーの作曲家
12/4/1660 カンプラ(Campra.Andre) 誕生 作曲家「優雅なヨーロッパ」を作曲した
12/4/1806 ブルクミューラー(Burgmueller.Johann Friedrich Franz) 誕生 作曲家「ピアノ教則本」を著した
12/4/1976 ブリテン(Britten.Benjamin)没63歳(誕生:1913/11/22)イギリスの作曲家
12/5/1687 ジェミニアーニ(Geminiani.Francesco) 誕生 ヴァイオリニストで作曲家「魔法の森」を作曲した音楽理論家
12/5/1791 モーツァルト(Mozart.Wolfgang Amadeus)がウィーンに流行していた悪性のチフスにかかって没35歳(誕生:1756/01/27)毒殺説などもあるオーストリアの天才作曲家
12/5/1901 イェリネク(Jelinek.Hanns) 誕生 作曲家で教師「12音による作曲入門」を著した
12/6/1550 ヴェッキ(Vecchi.Orazio)誕生 聖職者で「音楽の饗宴」を作曲した作曲家
12/7/1863 マスカーニ(Mascagni.Pietro) 誕生 イタリアの作曲家
12/7/1887 トッホ(Toch.Ernst) 誕生 作曲家「中国の笛」を作曲した
12/8/1865 シベリウス(Sibelius.Jean) 誕生 フィンランドの作曲家
12/8/1890 マルティヌー(Martinu.Bohuslav) 誕生 作曲家「大騒動」を作曲した
12/9/1836 [ロシア暦11月27日]ロシアの作曲家グリンカ(32)のオペラ「皇帝に捧げし命」が帝室大劇場で上演され、成功を収める
12/9/1837 ワルトトイフェル(Waldteufel.Emil) 誕生「スケーターズワルツ」「女学生」を作曲したドイツの作曲家
12/9/1882 トゥリナ(Turina.Joaquin) 誕生 作曲家「ロシーオの行列」を作曲した
12/10/1822 フランク(Franck.Cesar) 誕生 フランスの作曲家
12/10/1894 デッサウ(Dessau.Paul) 誕生 作曲家で指揮者「ルクルスの判決」を作曲した
12/10/1908 メシアン(Messian.Olivier) 誕生 作曲家「トゥランガリラ交響曲」を作曲した
12/11/1803 ベルリオーズ(Berlioz.Hector) 誕生 フランスの作曲家
12/11/1922 ペレス・プラド(Prado.Perez) 誕生 アメリカ・キューバの作曲家でラテンバンド指揮者
12/13/1991 クルシェネック(Krenek.Ernst)没91歳(誕生:1900/08/23)作曲家「予言者エレミアの嘆き」を作曲した
12/15/1893 成田為三 誕生 「歌を忘れたカナリア」の作曲家
12/16/1770 ベートーヴェン(Beethoven.Ludwig van) 誕生 ドイツの大作曲家
12/16/1882 コダーイ(Kodaly.Zoltan) 誕生 ハンガリーの作曲家
12/16/1921 サン=サーンス(Saint-Saens.Charles Camille)がアルジェリアで客死する86歳(誕生:1835/10/09)フランスの作曲家フランスは翌年国葬とする
12/17/1749 チマローザ(Cimarosa.Domenico) 誕生 作曲家喜歌劇「ロンドンのイタリア女」を作曲した
12/19/1915 エディット・ピアフ(Piaf.Edith) 誕生 フランスのシャンソン歌手で作詞・作曲家
12/20/1783 ソレル(Soler.Antonio)没54歳(誕生:1729/12/03)「ハープシコード・ソナタ」を作曲した作曲家
12/20/1974 ジョリヴェ(Jolivet.Andre)没69歳(誕生:1905/08/08)作曲家「ギニュールとパンドラ」を作曲した
12/21/1890 ガーゼ(Gade.Niels)没73歳(誕生:1817/02/22)作曲家、指揮者でヴァイオリニスト「魔王の娘」を作曲した
12/22/1858 プッチーニ(Puccini.Giacomo) 誕生「蝶々夫人」を作曲したイタリアの作曲家
12/22/1874 シュミット(Schmidt.Franz) 誕生 作曲家「ノートルダム」を作曲した
12/22/1883 ヴァレーズ(Varese.Edgard) 誕生 作曲家「ハイパープリズム」を作曲した
12/25/1686 ソミス(Somis.Giovanni Battista) 誕生 ヴァイオリニストで作曲家
12/26/1836 ネーゲリ(Naegeli.Hans Georg)没63歳(誕生:1773/05/26)作曲家音楽出版
12/27/1981 カーマイケル(Carmichael.Hoagy)没82歳(誕生:1899/11/22)作曲家で俳優「スターダスト」を作曲した
12/28/1896 セッションズ(Sessions.Roger) 誕生 作曲家で理論家「和声の実習」を著したハーヴァード大教授
12/28/1937 ラヴェル(Ravel.Maurice)没62歳(誕生:1875/03/07)作曲家
12/28/1963 ヒンデミット(Hindemith.Paul)没68歳(誕生:1895/11/16)ドイツの作曲家
12/29/1887 信時潔 誕生「海ゆかば」などを作曲した作曲家
12/29/1965 山田耕筰、没79歳(誕生:明治19(1886)/06/09)作曲家
12/30/1853 メサジュ(Messager.Andre) 誕生 フランスの作曲家「二羽の鳩」を作曲した
12/30/1904 カバレフスキー(Kovalevskii.Dmitri Borisovich) 誕生ソ連の作曲家で「道化師」を作曲した
12/30/1952 中山晋平、没65歳(誕生:明治20(1887)/03/22)作曲家
12/30/1979 リチャード・ロジャーズ(Rodgers.Richard)没77歳(誕生:1902/06/28)「南太平洋」「サウンド・オブ・ミュージック」などを作曲したアメリカのミュージカル作曲家
12/31/1960 ケックラン(Koechlin.Charles)没93歳(誕生:1867/11/27)作曲家「パルティータ」を作曲した
12/31/1970 スコット(Scott.Cyril Meir)没91歳(誕生:1879/09/27)イギリスのドビュッシーと言われた作曲家

モーツァルトは214年前に亡くなり、ベートーヴェンは235年前に誕生した。彼等の名曲にはCOPYRIGHTは存在しない。まさに公共財である。高額で取引されるゴッホの絵画は、ゴッホに金銭的に報いることはない。芸術の著作権、所有権というものの愚かしさ。

 

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