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2006年5月29日 (月)

マーラー 交響曲「大地の歌」 テンシュテット指揮 ロンドン・フィル

Mahler_tennstedt_lied_erdeマーラー 交響曲「大地の歌」
アグネス・バルツァ(アルト)、クラウス・ケーニッヒ(テノール)
クラウス・テンシュテット指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 
1982年12月、1984年8月 アビーロードNo.1スタジオ

9'48" 9'55" 3'08" 7'30" 4'44" 31'26"

先日、実家から持ち帰ったバーンスタイン指揮VPOのデッカ録音の「大地の歌」は、まことに鮮烈でボリュームのある演奏で以前から愛聴していたもの。その後、クレンペラーの透徹した「大地の歌」に親しみ、ついで原点とも言うべきヴァルター/VPOの戦後録音の意外なモダンさに驚いた。

今晩は、マーラーの交響曲全集をスタジオ録音で残したテンシュテットが、同じロンドンフィルと入れた録音で「大地の歌」を聴いている。EMI CLASSICSの決定盤1300という、岡崎ヨシオ氏がリマスタリング・エンジニアを務めたシリーズ。(このシリーズ、定位などはよくなっているようだが、音としての艶や輝きが失せたように感じる)。スタジオ録音の全集は、1977年の第1番から1986年の第8番まで約10年の長きにわたり録音されたものだが、この録音はちょうどその録音期間に含まれる。いっそのこと、全集に入っていればと思うが、何か理由があったのだろうか?

ただ、演奏は、録音の音が丸みを帯びているせいもあり、少々微温的に聞こえることが多い。テンポもゆったりしているし、リズム的にも少々切れ味に物足りなさを感じる。ただし、それが第6楽章の「告別」では、逆にじっくりと聞かせる背景にもなっているようで、プラスマイナスを計ればプラスだろうか?

ただ、テンシュテットならばより集中力の高い劇的な表現ができたのではないかとないものねだりをしたくなるのも確かだ。

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