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2006年7月16日 (日)

モーツァルト ピアノ五重奏曲変ホ長調 ブレンデル、他

Mozart_beetohoven_pquintet_esdur_brendelピアノ五重奏曲 変ホ長調
モーツァルト K.452 ピアノ、オーボエ、クラリネット、ホルン、バースンによる
ベートーヴェン Op.16 編成は同上

ブレンデル(p), ホリガー(Ob), ブルンナー(Cl), バウマン(Hrn), トゥーネマン(Fg) 〔1986〕

日曜日の朝8時からNHKラジオ第一放送で、今も「音楽の泉」という歴史ある番組が続いている。何週間か前、夢うつつでこの放送を聴きながらまどろんでいたら、ちょうどモーツァルトのこのクインテットが放送されていて、聴いているうちに次第に目が覚めてきた。

このCDは、モーツァルトが自ら自信作とその手紙で述べた曲を目当てに購入したのだが、若きベートーヴェンがまったく同じ編成、同じ基本調性で書いた曲の方がはじめは気に入っていた。

先日聞きなおしてみたところ、改めてモーツァルトの曲に魅力を感じた。

これは、ブレンデルとマリナーによるモーツァルトのピアノ協奏曲全集の補遺にあたるようなもので、内田光子も同じようにピアノ協奏曲とこの曲を録音している。

モーツァルトは本当に管楽器の扱いが上手いと思う。ハ短調ミサの「エト・インカルナートゥス」やハ短調協奏曲でも同様に素晴らしい管楽器の扱いを見せるが、この曲はそれらが主役ということもあり、実に多彩で繊細な絡み合いを聞かせてくれる。

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ディスク音楽03 アンサンブル」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。
そうそう、モーツアルトとベートーヴェンが
楽器編成も調性も同じで、この2曲が入っているのですね。私のはグルダとウィーン・フィルの管楽アンサンブルの演奏(LP)です。
ブレンデルや内田光子のピアノ協奏曲と共に収められているのも分かる気がします。LPジャケットの解説に「室内楽というよりは協奏曲」の旨、書いてあります。つまり、管楽器をオーケストラに見立て、時にはピアノをオーケストラに・・・という具合にですね。
いい曲を思い出させてもらって、久しぶりに聴いてみましょう。

投稿: | 2006年7月17日 (月) 09:16

丘さん コメントありがとうございます。この2曲は必ずペアで録音されるようですね。

モーツァルトは管楽器の用法を極めようとした円熟期の自信作だということですが、若きベートーヴェンはまったく同じ編成、同じ主調で先輩の作に倣った作品のようですね。ベートーヴェンがモーツァルトの作品をいかに研究していたかが素人目にも伺えます。作品年表をみるとこの曲の前の主要なオーケストラ作品は、ピアノ協奏曲の第2番と第1番程度なので、ベートーヴェンも同じように管楽器の用法の熟達のための作品だったと考えることもできると思います。

投稿: 望 岳人 | 2006年7月18日 (火) 09:34

若いベートーヴェンの曲のほうも、フレッシュでいいですね。晩年の苦渋の音楽との落差がすごい(^_^;)>
モーツァルトは、管楽器の扱いが見事ですね。レヴァインのピアノも達者です。しばらく通勤の音楽で聞いていて、魅力を発見しました。

投稿: narkejp | 2006年8月 2日 (水) 05:15

narkejpさん コメント、トラックバックありがとうございます。

ブレンデルも内田も悪くは真摯な音楽は悪くはないのですが、曲が緻密なので、逆にもっと自由闊達な演奏を聴きたいと贅沢なことを考えています。レヴァインはよさそうですね。メンバーもヴィーンフィルとベルリンフィルの猛者たち(失礼)なのも面白そうです。

投稿: 望 岳人 | 2006年8月 2日 (水) 18:08

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