チャイコフスキー 「ジーズニ(人生)」交響曲日本初演ツアーについて
相当旧聞に属する話だが。
昨年の2月にもチャイコフスキーの未完成の交響曲「人生」について書いたが、そのとき触れた当の指揮者が、2004年に就任したというロシアのオーケストラを率いて、現在、初演ツアーを行っていたようだ。(長崎新聞の紹介記事)
NHKの総合放送で6/3土曜日に朝の週間ニュースをまとめた番組で15秒ほど紹介していた。
これについては、前回も紹介したThe web kanzaki というサイトを訪れるとこれに関する新しい記事がアップされていた。ロシア語のサイトまで参照しての詳しい記事になっている。
なお、blog で ジーズニを検索すると、結構この公演を絶賛する内容の記事が多いようだ。日によって「悲愴」や第五番と一緒に演奏したとのことだが、これらの有名曲をよく知らないで「人生」交響曲に感動したという感想が見られるのは興味深い。
初めて聴くクラシックの大曲の場合、ある程度その作曲家の様式や特徴を知っていてもその真価が分からない者としては、その指揮者と交響楽団の演奏がよほど魅惑的だったのだろうと想像を逞しくしてしまう。一度は聴いてみたいので、CD化され「市場」に出回るのを期待したい。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- 小林秀雄「モオツァルト」(2020.08.02)
- 「コンサートは始まる」を20数年ぶりに再読(2015.10.01)
- Harmoniemusik (管楽アンサンブル)というもの(2015.03.22)
- モーツァルト全集(小学館, 別巻含み190枚)のリッピング完了(2015.03.21)
- 第5回音楽大学オーケストラフェスティバル 第2日 ミューザ川崎(2014.11.26)
コメント