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2006年10月 1日 (日)

シューマン 5つの民謡風の小品集 Op.102

R.シューマン(1810-1856) 5つの民謡風の小品集 作品102 Fuenf Stuecke im Volkston Op.102 (1849年)

Rostropovich_britten_schubertムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc) ベンジャミン・ブリテン(p) 〔1961年 ロンドン キングズウェイホール〕

No.1 "Vanitas vanitatum" Mit Humor イ短調 2/4拍子 3:26

No.2 Langsam ヘ長調 2/4拍子 3:29

No.3 Nicht schnell mit Viel Ton zu spielen イ短調 6/8拍子 5:35

No.4 Nicht zu rasch ニ長調 4/4拍子 2:30

No.5 Stark und markiert イ短調 2/4拍子 3:04


Bylsma_schumann

アンナー・ビルスマ(Vc) ラムバート・オーキス(p) 〔1995年 発売〕

No.1 3:26 / No.2 5:34 / No.3 3:58 / No.4 2:10 / No.5 3:08


以前から、ロストロポーヴィチとブリテンによる録音で親しんできた曲。ただこの録音では、シューベルトのアルペジオーネとドビュッシーのチェロソナタという2曲の大曲にはさまれた間奏曲的な扱いで聴いていたこともありそれほど印象が深くない。

シューマンには、チェロ協奏曲という大曲もあるが、このような親しみやすいチェロ曲を書けるというのは誰か友人に優秀なチェリストがいたのだろうか?民謡風というだけあり、シューマンのピアノ曲ほどは洗練されていないが、しみじみとした味わいのある小曲集だと思う。

今日改めてビルスマとオーキスの録音と聞き比べてみた。

ロストロポーヴィチの方が感情移入が少ない感じで、端正に奏でている。それに比べてビルスマの方はノンヴィヴラートながら、よりテンポもゆったりと動かし、ダイナミックスも大きくとりロマンチックに表情豊かにいつくしんで弾いているようだ。併録のブラームスの二曲のソナタはそのノンヴィヴラート奏法に違和感を覚えたのだが、シューマンのこれら小品では逆にでしゃばらないピアノとの素朴な対話が味わい深い。

没後150年の命日も過ぎたが、モーツァルトイヤー、ショスタコーヴィチイヤーと並ぶシューマンイヤーでもあり、未聴の曲をもう少し聴いてみたいものだ。

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