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2006年10月 2日 (月)

ラモー クラヴサン名曲集 ヴェイロン=ラクロワ

Rameau_clavecin_veyronlacroix ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764) クラヴサン名曲集

1.土人 Les Sauvages    2.鳥のさえずり Le rappel des oiseaux   3.キュクロープス(ひとつ目の巨人たち) Les Cyclopes  4. サラバンド Sarabande   5.めんどり Le poule    6.やさしい輝き Les tenderes plaintes    7.ラ・ドフィーヌ(王太子妃)La Dauphine   8.ソローニュの痴れ者 Les Niais des Sologne   9. プレリュード Prelude   10. タンブラン Tambourin    11. エンハーモニック L'Enharmonique   12.ガヴォットと変奏 Gavotte variee  13.トリコテ Les Tricotes  14. エジプト女 L'Egyptienne   15.ミュゼット・アン・ロンドォー Musette en rondeau   16.3つの手 Les trois-Mains   17.ミューズの女神たちの会話 L'entretien des muses

ロベール・ヴェイロン=ラクロワ (クラヴサン* 1755年製)   *:ハープシコード、チェンバロ

後期バロック時代の「性格的小品」集。

『めんどり』は比較的ポピュラーだ。中では、『エンハーモニック』(同名異音)は、『図解音楽辞典』(白水社)P.314-315において「この曲はその洗練された和声において複雑な情緒を描き出す。これはこの時代末期の精妙な現象で、[多感様式]でもある。」と紹介されている。

ここで、ヴェイロン=ラクロワの弾いているクラヴサンは、1755年にエムシュの製作したものだという。まさに、ラモーの存命中の楽器である。このCDの録音年代は不明だが、雅やかなその音色を捉えた録音で、さすがにエラートレーベルのものだと思う。

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ディスク音楽04 独奏」カテゴリの記事

コメント

クラヴサンなど鍵盤楽器となるとどうしても大クープランに目が行きがちです。ラモーの場合はオペラで親しまれているように大分和声構造が強くなっているので、これらの曲もバロック音楽ブーム以前からピアノでも親しまれていたような気がします。

多感様式となるとどうしてもバッハの息子を思い出すのですが、ギャラント様式からクラシックへのパリでのフランスオペラとイタリアオペラの対決と平行した関係にあるようです。だから、[多感様式] で も になるのでしょう。

ルソーの活動と大フリードリヒの芸術が平行していますね。

投稿: pfaelzerwein | 2006年10月 2日 (月) 17:51

pfaelzerweinさん、『エンハーモニック』について、引用が不足しておりました。申し訳ありません。「[多感様式]でもある。」とあるのは、「多感様式の先駆でもある。」が正しいものでした。C.P.Eバッハなどを思い出されたのはさすがですね。

投稿: 望 岳人 | 2006年10月 2日 (月) 20:45

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