横浜市 金沢動物園
2月4日に「白梅も咲く節分会」というモブログの記事を投稿したが、これが横浜市の金沢区にある金沢動物園の一般駐車場側の斜面に咲いていた梅。金沢動物園などというと、石川県にあるのかと勘違いしやすいが、動物園にはそういう例が多く、上野動物園にしても東京動物園ではなく、旭山動物園にしても旭川動物園とは呼ばない。その他全国に、都市名ではなく、より狭い範囲の地名を名称にする動物園が多いような気がする。名古屋も東山動物園だ。ちなみに、金沢区は、鎌倉時代以来の金沢八景など由緒ある地名に由来があるのだという。
ボンゴの写真
さて、妻と子どもは幼稚園時代の遠足でここを訪れたことがあるのだが、私は初めてだった。横浜市の動物園と言えば、古くから無料公開で有名な都心部の野毛山動物園や、よこはま動物園ズーラシアの方が有名だが、この金沢動物園も決してそれらに見劣りしない規模と動物数を有するものだった。動物の集め方の関係なのだろうが、主に草食獣が集められ、珍獣ボンゴや、愛嬌のあるウォンバット、人気者コアラなども見ることができる。
ウォンバットの写真
三浦半島の付け根にあるだけあり、相当アップダウンのきつい丘陵を一巡りするように動物のケージが配置されている。行ったのが2月の厳寒期の午後になってからということもあり、来客数は非常に少なかったが、ちょうど今頃の季節はハイキング気分で訪問するのもよさそうだ。小高い頂の展望台からは、八景島などが眺められ、眺望も素晴らしい。
八景島シーパラダイスを望む
なお、最近、横浜横須賀道路で観音崎を訪れ、その道路を利用すれば、ほんの30分もかからずにスイスイと行けることは分かってはいたのだが、このときは、カーナビに慣れるために、いわゆる「したみち」を通ってカーナビの指示通りに行ったのだが、横浜の南部は北部よりも渋滞が激しいようで、それほどの距離ではないのだが、片道1時間ほどもかかってしまった。
現在、神奈川県の人口は、大阪府をわずかに抜いて八百数十万人で全国第2位になったのだという。特に横浜は平野も少なく丘陵とヤツやヤチと呼ばれる丘陵と丘陵のハザマの小さい扇状地状の地形からなっている場所が多く、人口が稠密だ。それにも関わらず、東京都と比べると道路インフラなども十分ではなく、外部からのこ洒落たイメージとは違ってなかなか住みにくい町だと思う。
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