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2007年9月 9日 (日)

プロコフィエフ 交響曲第1番(古典交響曲) アバド/ヨーロッパ室内管

Prokofiev_abbado_argerich

セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)
 交響曲第1番ニ長調作品25『古典』
  クラウディオ・アバド指揮
   ヨーロッパ室内管弦楽団
   〔1986年、ヴィーン、コンツェルトハウス大ホール〕

 4:13/3:43/1:22/3:50

このパノラマシリーズは、主にDGの録音が収録されているが、ユニバーサルグループのフィリップス、デッカの録音も含まれることがある。主にカラヤン/BPOの録音が第一優先で収録されるようだが、このプロコフィエフは、カラヤンには録音はないようで、アバド、ロストロポーヴィチ、マゼールが指揮者によるものが収められている。全体的にカラヤン色が濃いのに少々抵抗のあるところだが、このシリーズは、落穂拾い的にライブラリに含まれなかった曲目を拾うのに結構適しており、これまでにR.シュトラウス、ラフマニノフ、シベリウス、グリークなどを購入した。

さて、プロコフィエフの古典交響曲だが、LP時代にフォンタナシリーズでヴィロツキ指揮のヴィーン響の録音(カップリングはスクロバチェフスキー指揮のショスタコーヴィチの5番だった)で自分としては早くから親しんできた曲だった。しかし、これまでCDでは聴いたことがなかった。大体プロコフィエフについては、セル指揮の交響曲第5番、ピアノ協奏曲第3番と『ピーターと狼』、『キージェ中尉』、ポリーニのピアノソナタ(戦争ソナタ)程度を持っている程度で、ヴァイオリン協奏曲も聴いたことがなく、この古典交響曲も聴きたかったので、このパノラマシリーズをもとめた。

アバドの音楽は、どうもこれまであまりよい印象がなく、LPではマーラーの5番とリュッケルト・リーダーに関心したことがある程度だった。CDでこのヨーロッパ室内とやったハイドンもどうも愉悦感がなく、緻密なアンサンブルも妙に肩が張った感じで感心できなかった。

この古典交響曲は、ヴィロツキの結構スタイリッシュで大づかみな録音に比べると、細部まで描写が詳細で、このような音楽が詰まっているのかという新たな発見があり、結構楽しく聴くことができた。

この2枚組みには、ミンツとアバド/CSOによるVn協奏曲第1番、アルゲリッチとアバド/BPOによるピアノ協奏曲第3番、マゼール/CLOによる交響曲第5番、ロストロの『ロメ・ジュリ』抜粋(キャピュレットとモンタギューの有名な行進曲は入っていない)、オブラスツォワの『アレクサンドル・ネフスキー』から一曲、リヒテルの『束の間の幻影』抜粋が収録されており、盛りだくさんで、別にピアノ協奏曲についてもグラフマンとセルによる録音と比べて見たいと思う。

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