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2008年5月12日 (月)

名曲探偵アマデウス 事件ファイル#6 ドビュッシー『前奏曲集第1巻』

フランス料理のシェフ 飛石蔵人 (トビシ、クロウド !)の相談。

ピアノは、ドビュッシーの全ピアノ作品を日本人で初めて演奏した中井正子というピアニストの演奏。解説は、ピアニスター?Hiroshi。

つぶれかけのレストランに、フランス修業時代の師匠からメッセージ。帆、亜麻色の髪の乙女、音と香りは夕暮れの大気に漂う。沈める寺。

前菜: 帆 ふわふわした響きは、全音音階のため。ピアニスターヒロシが、童謡『蝶々』『ロンドン橋』を全音音階で弾いてみる。面白い。有名な全音音階の例:鉄腕アトムのイントロ。ドビュッシー「不毛な伝統から音楽を解き放ってやりたい」

スープ:亜麻色の髪の乙女。変ト長調だが、いわゆるヨナ抜きの五音音階。スコットランド民謡などの影響。小舟にてがBGM。1889年のパリ万博でのインドネシア、ジャワ島のガムラン音楽。あらゆるニュアンスがこの音楽にはある(ドビュッシー)。料理にも引き算が必要。

メインディッシュ:音と香りは夕暮れの大気に漂う。

中井正子の解説。イ長調にロ音のフラットでスパイス。属七の和音の連続による色彩感。五感を研ぎ澄ませ。

すべてを鐘の音の如くピアノで響かせる。

「沈める寺」 不完全な和音、完全な和音、ペダルを踏んで低音部を響かせ、沈む様を描く。
すべての味を響かせるやる気、情熱を取り戻し、フレンチレストランはその後三ツ星にランクされた、とさ。

その後、サムソン・フランソワの『前奏曲集』を聴いた。ベロフやミケランジェリに比べて、味付けが濃厚で面白かった。

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コメント

こんばんは。
私もこの番組観ています。先ほど録画しておいたドビュッシーの回を観ました。
専門的な内容をテレビらしく音と映像で細かく解説されるところは最近の音楽番組の中では特に楽しめる番組だと思います。

では。

投稿: ピースうさぎ | 2008年5月12日 (月) 22:16

ピースうさぎさん、今晩は。コメントありがとうございました。この一週間、PCを開きませんでしたので、お礼が遅れて申し訳ありません。

この音楽番組はなかなか優れものですね。

我が家はまだ地デジ加入していないので、昨晩もBSアナログで「モーツァルトのピアノ協奏曲第20番」を見ました。和声法には詳しくないのですが、第3楽章の第1主題に属九の和音が使われたりするとか、少し「アナリーゼ」(?)的に巧みに解説してくれるのがなんとも面白い番組ですね。


投稿: 望 岳人 | 2008年5月19日 (月) 19:59

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