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2008年7月12日 (土)

CMでよく使われるロッシーニの序曲(カンテルリ指揮)

Cantelli_rossini_mendelsshon_beetho 最近の東京海上日動火災保険の自動車保険のコマーシャルで、生まれたばかりの赤ちゃんたちが、「保険に入っていない車には、乗車拒否をします。泣きます」と会話をするのが可愛いものがあるが、ここで流されている音楽がロッシーニの歌劇「泥棒かささぎ(La Gazza Ladra)」の序曲の一部だ。

この曲は、結構いろいろなコマーシャルに使われていて、以前にも自動車(マツダ?)か何かに使われていたように思う。CM制作者には人気曲なのだろうか?

この音楽、そのように人口に膾炙しているのに、意外にもというか偶然なのか、所持している『ロッシーニ序曲集』 ジェルメッティのものとカラヤンのもののどちらにも収録されておらず、Testament がグィド・カンテルリの『イタリア交響曲』と不幸にも第1楽章だけが収録されていないベートーヴェンの第5交響曲のカップリングの第1曲目に、モノーラル録音で収録されているものを持っているだけ。オーケストラは、フィルハーモニア管弦楽団(SBT 1034)。

1952年10月22日 ロイヤル・フェスティバル・ホールでの録音というデータが書かれている。

このCDは、トスカニーニの再来、後継者と呼ばれた若き天才カンテルリの『イタリア交響曲』を聴きたくて購入したのだが、意外に開放的で大雑把な仕上げの演奏に聴こえ残念に思ったものだった。しかし、この『どろぼうカササギ』序曲は、非常ににご機嫌なロッシーニクレッシェンドのオンパレードで爽快だ。トスカニーニのように細かい磨き上げやバランスには拘泥しなかったタイプだったのだろうか、ブリオの輝きをもって一気呵成にクライマックスまでもっていくのは、とても楽しい。

ケルテスの不慮の事故もそうだが、この1920年生まれのカンテルリが1956年のパリでの飛行機事故で夭折しなければ、その後の指揮者界の音楽地図が変わっていたかも知れなかったと言われるほどの逸材だった天才を思い出すよすがになるCDだが、この楽しい序曲を聴くために時々取り出して聴いている。

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