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2008年12月 7日 (日)

加藤周一氏 遠藤実氏逝去

昨日の新聞の夕刊一面に、加藤周一氏が89歳で逝去された記事が掲載されていた。

氏の著作では、高校時代に岩波新書の青版の『羊の歌』を読んだことがある程度で、近年は朝日新聞の夕刊『夕陽妄語』を読んでいたくらい。本格的な著作には触れたことがない。

2008/12/8 追記:加藤周一氏の著作リストを見ていたところ、『日本人とは何か』(講談社学術文庫)、『日本人の死生観』(岩波新書)も読んだことがあるのを思い出した。前者は大学のゼミでの輪読の題材で、このほかに中村元、木下順二、丸山真男などを読んだのだった。後者は何の折に求めたのか、やはり日本人論をいろいろ読み漁っていた頃だったかも知れない

高校の時に読んだ『羊の歌』には旧制中学校時代に軽井沢に疎開していた氏が、その疎開中に私の家の近所にある旧制岩村田中学校に一時期通学していたことが書かれていて、高校のクラスでも話題になったことがあった。どうもこの題名が中原中也の詩集『山羊の歌』と似ているので、混同してしまうことがあって困ったことがあるが、これは意識的につけたものだったのだろうか?本文に題名の由来は書かれていたように思うのだが。

主著である『日本文学史序説』は、自分では読んだことがなかったが、私が就職した後、大学で日本文学関係を専攻していた弟にプレゼントしたことがある。今でも読んで見たい本の一つだ。

今朝の朝刊では、大江健三郎が寄稿し、井上ひさしが加藤氏逝去について談話を寄せていた。

作曲家の遠藤実氏の逝去は、同じ夕刊の社会面に掲載されていた。島倉千代子の『からたち日記』、千昌夫の『星影のワルツ』、『北国の春』、渡哲也の『くちなしの花』、舟木一夫の『高校三年生』、森昌子の『先生』など彼の作曲した曲の題名を見ると、演歌・歌謡曲ファンとは言えない私でも、すぐにメロディーが浮かんでくるようなヒット作揃いで、これまで遠藤氏の曲だということを知らずにいた曲がほとんどだった。どれも個性的な作品だと思う。

お二人の冥福を祈りたい。

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