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2009年1月31日 (土)

スピードスケート 長野高専3年 山中大地選手

先日の岐阜の恵那で開かれた高校総体(インターハイ)で、1000m, 1500mの2冠に輝き、1/31の国民体育大会(国体)でも少年男子1500mを制して2連覇を飾った長野県の山中大地選手。

昨日の朝日新聞の夕刊のスポーツ欄に、囲み記事で結構大きく取り上げられていた。長野県川上村出身で、川上中学校時代には、全国中学校大会で4位に入賞した実績があるが、スケートの盛んな地元の佐久長聖高校や、野沢北、野沢南、小海、臼田などには進学せずに、「先生の奨めで何となく、長野市の国立長野工業高等専門学校(いわゆる長野高専)に進学」して、たった一人のスケート部員として大会に出場し、見事3年生の今年は、全日本ジュニアでの総合優勝インターハイ1000m と 1500mの2冠を成し遂げたことが、署名記事で載っていて驚いた。

早速、昨夕実家に電話をしたら、父が電話口に出て、「今年は負け知らずで頑張っているんだ。普段は、長野市の長野オリンピックの舞台となったMウェーブなどで、信州大学に結構強い学生たちがいるんで一緒に練習をしているそうだが、親元を離れて一人暮らしなんだからな」と、驚き喜んでいた。

部員が一人?しかいない高専のスケート部ということで、身近にどのような指導者がいるものかは聞いていないが、普通監督やコーチなどがトレーニングメニューやメンタル面でのサポートをする年代だと思うが、父の話ではどうやらいわゆる強豪校の監督やコーチのような存在はいないようで、ほとんど自力でここまでの成績を上げているらしく、もしそれが本当ならこのことが非常に驚きだと思う。(もし素晴らしい指導者が身近におられるならば、これを読まれて気を悪くされてはいけないので、断定は避けたいが。)

新聞は、情報工学を専攻している高専生としてのユニークさを取り上げ、「計算力」の勝利のようなことを書いていた。それも否定はできないだろうが、それよりも部員がわずか(一人?)な環境でのトレーニングこそ、驚異だと感じる。

この選手は、実は、私の母方の親戚にあたる。一昨年あたりに、中学の時には活躍したのだが、スケート部のない高専に進学したというような話を聞き、その後どうしたかと気にかかっていた(昨年の国体での優勝は聞いたような気もするのだが)ところ、昨日の新聞記事を読んで、思わず実家に確認の電話をして、選手の祖父母の家へお祝いを伝えてくれるように頼んだところだった。

すると、今日の午前中には、実家の母から電話があり、今度は国体1500mでも優勝したとの連絡が、選手の父から選手の祖父母の家に入ったというではないか!国体は、明日の2/1までリレーなどの競技があるようで、滞在や移動も大変だと思うが、頑張って欲しい。(5000mは振るわなかったようだが、500m*4の2000mリレーでは北海道、群馬に続く3位に入った。)

2月下旬には、ポーランド ザコパネで開催される世界ジュニア・スピードスケート選手権への出場も決まっている。

 20 - 22 Feb, 2009  World Junior Speed Skating Championships Zakopane, Poland

親戚の欲目ではなく、稀に見る大器だと思うが、これからの進路には迷うところだとも思う。ただ、米国の名スケーターのエリック・ハイデンなど、医学の勉強を続けながらオリンピックやW杯で活躍した選手もいるので、頑張って文武両道を達成してもらいたいというのが勝手な願いだ。本人にとっても、両親や家族にとっても大変なことではあるが、陰ながら応援したい。

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コメント

今晩は、久しぶりです。いよいよ大地も今週末シーズン開幕です。シニアの戦いとなりますが、選んだ道(導いてしまったのか?)なので、応援よろしくお願い致します。今年で高専何とか卒業なのですが、4年冬(バンクーバーオリンピック後)進学の誘いもお断りし体制を整えて4年後のソチをどうしても目指したいとの事なので、親としても夢に4年間信大のコーチ共々覚悟を決めて望むことに成りました。大地のプロフィール、日ス連ホームページのスピードスケート強化選手の中にあるので見て下さい、コーチは信大教授結城匡敬さん、(相澤病院所属小平奈緒も)です。検索してみて下さい。夢をおいかけて・・・。

投稿: 山中 徳隆 | 2010年10月27日 (水) 21:22

山中さん、御連絡ありがとうございました。また、返信が遅くなり申し訳ありません。最近ネット接続をあまりしていないものですから。

大地君の日本スケート連盟のスピード強化選手のプロフィールページはこれですね。紹介ありがとうございます。
http://www.skatingjapan.or.jp/national/detail.php?athlete_id=312
いよいよシーズン突入ですね。焦らずにじっくりと鍛え上げてくれることを期待しています。応援しています!

投稿: 望 岳人 | 2010年11月30日 (火) 20:08

山中さんは、文武両道ですごいですね。
ハイデン選手は文武両道の鏡ですね。日本は遅れをとっていますね。

しかし、日本でも文武両道で頑張る人はいます。


慶応義塾大理工学部の福谷浩司さんがドラフト1位でドラゴンズに指名されましたね。文武両道ですごいなぁーと思いました。本当に楽しみです。応援しえ行きたいです。

ところで、大学ゴルフ界にも文武両道でがんばり、プロで戦える選手が出てきたので、紹介します。
まず、高野隆さんという選手です。彼は、東京大学法学部4年です。新潟県出身で、中、高校時代には日本ジュニアゴルフ選手権競技に4回出場し、文武両道で頑張り 、東大法学部に合格した。日本学生ゴルフ選手権競技には3回出場し、朝日杯争奪日本学生ゴルフ選手権には4年連続出場し、最高6位に食い込む活躍を見せた。さらに、厳しい予選を勝ち抜いて、日本アマチュアゴルフ選手権競技に出場したスーパー文武両道ゴルファーです。


次に、辻田晴也さんです。彼は和歌山県立医科大学の1年です。中学時代には大阪府ジュニアゴルフ選手権2位、関西中学校ゴルフ選手権4位、全国中学校ゴルフ選手権で24位に入った男です。高校は天王寺高校に進学し、さらに高校時代には全国高等学校ゴルフ選手権に3回出場し、関西高等学校ゴルフ選手権では最高2位になるなどの活躍をしてきた男です。大学は和歌山県立医科大学に進学し、六大学交流戦では3アンダー69で回り、2位に13差をつけ圧勝し、西日本医科学生総合体育大会では2打差で敗れ2位、西日本医歯薬新人戦では2アンダー70で回るものの、マッチングスコアカード方式で2位となった。将来は医者兼プロゴルファーになるでしょう。
最近の若い選手は、強豪私立高校、大学に進学してからプロになる選手が多いだけに、この人たちは異色ですね。楽しみです。

ゴルフ界も野球界に負けずに、将来は文武両道プロゴルファーが誕生するでしょう

投稿: スポーツ好き | 2012年11月16日 (金) 21:57

スポーツ好き さん、詳しいコメントをありがとうございます。

山中大地選手は、今シーズンはワールドカップ派遣選手に選ばれ、世界を転戦する予定です。応援いただければ幸いです。

投稿: 望 岳人(Mochi Takehito) | 2012年11月17日 (土) 11:10

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