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2009年1月14日 (水)

DHM16 ジュリオ・カッチーニ(1550-1618) Le Nuove Musiche

Giulio Caccini(1550-1618) カッチーニ
Le Nuove Musiche  新しい音楽/新しい音楽の書法

・『愛の神よ、何を待つのか?』
・『愛の神よ、我去りゆかん』
・『翼あれば』
・『天にもかほどの光なく』
・『気高き至福の光よ』
・『我は見ん、我が太陽を』
・『ひねもす涙して』
・『いとど優しき溜息の』
・『東の門より』
・『麗しのアマリッリ』
・『憐れみの心動かし』
・『麗しき真紅のばらよ』
・『この苦き涙よ』
・『ああ、戻り来たれ』
・『輝く麗しの瞳もて』
 モンセラート・フィゲーラス(Sp)
 ジョルディ・サヴァール(gamb)
 ホプキンソン・スミス(バロック・ギター&リュート)
 バーゼル・スコラ・カントールム
(以上、HMVの紹介サイトからの引用)

2009年のNHK大河ドラマ『天地人』の影響もあり、直江兼続(1560-1619)を主人公に据えた藤沢周平『密謀』を読み直しているところだが、ちょうどこのカッチーニは、直江兼続と洋の東西を遠く離れているとは言え、同時代人になる。

DHM50を入手するまでは、このカッチーニという作曲家のことはほとんど知らず、後知恵で考えてみると『麗しのアマリッリ』の題名を知っている程度だったが、今回iTunesへの取り込みの最中にたまたまつまみ聴きをしてみて、世俗的な歌詞内容らしいが、シンプルなリュートやガンバの伴奏を伴うソプラノ・ソロが、鎌倉・室町時代に流行したという小唄も恐らくこんな雰囲気のものだったかも知れないなどと思わせるような粋な感じで、つい聞き入ってしまった。シェークスピアの『ロミオとジュリエット』も成立は1594年か1595年とされるので、やはりちょうど同時代。そのせいか、あのゼッフィレッリ監督でオリビア・ハッセーがジュリエットを演じた映画の雰囲気に通じるものがあるようにも感じた。

ソプラノの独特のメリスマ唱法というのだろうか、こぶしを回すような歌い方は何とも魅力的なものだ。この今となれば、親しみやすい曲集が、当時「新しい音楽/新しい音楽の書法」と題されて出版されたというのは、このような単旋律(monody)の歌曲自体が新しいということだったのだろうか?


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