フランスのクラリネット奏者 ジャック・ランスロ氏 88歳で逝去
いくつかのブログで、フランスのクラリネット奏者 ジャック・ランスロ氏が88歳で逝去されたことを知った。
ジャック・ランスロと言えば、ERATOレーベルでLP時代から名盤として有名なフルートのランパルとハープのラスキーヌがソリストを務めたモーツァルトのフルートとハープのための協奏曲(パイヤール指揮のパイヤール室内管弦楽団)のB面に収録された同じモーツァルトの晩年のクラリネット協奏曲のソリストとして親しい奏者だった。確か高校時代にモーツァルトへの興味関心が次第に高まっていた頃、決定盤と評されたこのLPを親に買ってもらって幾度となく聴いたのだった。最初は、華麗で親しみやすいフルートとハープにハマったのだが、次第にモーツァルト晩年の傑作である唯一のクラリネット協奏曲の魅力を教えられたのが、このランスロによる演奏だった
今晩は、CD化された同じ盤のクラリネット協奏曲を聴いて、ランスロ氏を哀悼したいと思う。
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