建国記念の日はのんびり過ごした
昨日の建国記念の日の祝日は、比較的平穏に過ぎたように感じた。
公益法人として相応しくない多額利益を上げているという問題でゆれている財団法人日本漢字能力検定協会だが、今週長男が級を一つ進めてのチャレンジをするので、1月末に購入してあった検定協会の問題集をやったり、書き取り練習したりするのにつきあった。
夜は、サッカーワールドカップのアジア地区予選が横浜国際競技場であったが、どうも息苦しいゲームになりそうなのと、子ども達があまり興味がないのでテレビ観戦はパスして、裏番組の日テレの日本史サスペンス劇場 で、萩原流行が夏目漱石を演じた鏡子(国生さゆり)良妻説や、戦国時代末期に大友氏の支配する豊後の国で薩摩軍相手に戦ったという尼武将、妙林尼(妙林尼役:国分佐智子、 野村備中守役:今村雅之)という二つの再現ドラマを見たが、結構面白かった。
夏目鏡子良妻説は、一昨年漱石展の後に購入した『漱石の思い出』にここで紹介された多くのエピソードが載っていたので、それほど意外ではなかったが、結構「いい話」になっていた。
また、妙林尼(みょうりんに)という人物については、地方史に僅かに記録が残っているだけで、本名、生没年もわかっていないといい、相当の部分は再現ドラマの想像、創造的な脚色が多いとは思うが、大変興味深い女性だった。これをテレビ局が発掘したのだとすればすごいが、後のフォローがないダビンチもののニッテレではあるし、少し眉唾ものかも知れないとは思いつつ、国分佐智子演じる妙林尼は凛とした美しさだったのが印象的だった。
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