月影を遮る蝙蝠夕桜
帰路、春宵一刻値千金を味わうべく、電車では所要時間9分の距離を歩きて帰宅。
日の本有数のBODの値にて名の高き河岸の遊歩道なれど臭気はなく、人通り少なきたそがれ時、行きかう人の姿も定かならず。月中天に昇り、冷たき川風満開の桜の並木のこずえを揺らす。
かはたれ時は逢う魔が時とも、蝙蝠の一片二片、目の前を飛び交い、月影に照らされし満開の桜を遮らんとすなり。肌寒き宵なれど既に羽虫の類の飛び初めしにやあらん。蝙蝠はそを捕食するなり。歩める時の間は90分。常世とは別の時を過ごせる心地せり。
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