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2009年5月25日 (月)

J.S.バッハ パルティータ BWV825-BWV830

年になって、これまで買い溜めたCDを整理しようとiTunesに読み込ませるのを始めて既に5ヶ月近く経過するが、ようやく8割ほど完了した。

9132曲、36.8日(883.2時間)と表示されている。

演奏家別では、Adam Fischer1.5日、Szell 1.4 日、Karajan 1.2日、Ozawa 1.1日、Bernstein 22.4時間、Gulda 21.8時間。

作曲家別では、Beethoven 7.3日、Bach 2.5日、Haydn 2.2日、Mozart 3.0日, Brahms1.8日、Mahler 1.5日、Chopin 1.0日、Schubert 1.0日、Schuman 1.0日、Tchaikovsky 1.0日。まだモーツァルトのオペラ、ヴァーグナーの楽劇、バッハの受難曲などが取り込んでいないので、少し変動がありそうだが、演奏家ではカラヤンが3番目なのは我ながら意外だった。

オケ別では、VPOが2.6日、BPOが2.2日、CLOが1.5日、LSOが1.2日、PO が1.0日、ACOとSKDがそれぞれ21.5時間と偶然同じ時間だった。(オーストリア・ハンガリー・ハイドン・オーケストラは1.5日)

その間、その「作業」が面白いこともありほとんど新しいCDも買わなかったが、このようなブログでのCD感想文も書くのを怠ってしまった。音楽のデータ化、リスト化は便利なようだが、その反面、一部ジャケット写真の表示はあるものの、個性のないリストの文字が並ぶだけで、調べ物には重宝するが、鑑賞の意欲というのが湧いてこないきらいがあるようだ。

この記事は、2007年頃に書こうと思って、ジャケット写真だけ取り込んで下書き記事として保管していたもの。久しぶりにiTunesで音楽鑑賞をした感想を少し書いてみようと思う。

パルティータという音楽の楽曲名は、このクラヴィア(チェンバロ)のためのパルティータ(全6曲)、独奏ヴァイオリンのための(一般的には「無伴奏ヴァイオリンのための」)ソナタとパルティータ(同じく全6曲)、そして、独奏フルート(同様に無伴奏ということが多い)のためのパルティータ1曲という著名な作品名と知られることが多い。

同じ舞曲による組曲形式でも、独奏チェロ(同様に無伴奏)のための組曲はパルティータとは称されず、フランス組曲、イギリス組曲と名づけられたクラヴィア組曲集もパルティータとは呼ばれないのは少し不思議だ。

チェンバロ(クラヴィア)のためのパルティータ全6曲は、バッハ存命当時から名人、達人向けの作品として知られており、比較的易しいフランス組曲などに比べて練習用というよりも、演奏会、プロ用のものとして認められていた作品のようだ。

ピアノ演奏では、リパッティによる第1番変ロ長調のナイーヴな歌に溢れる演奏が懐かしい。

Jsbach_gould_recital

グールド(第1番BWV825、第2番BWV826)

グールドの演奏は、ナイーヴというよりも、運動性が際立った演奏で、リズミカルに前進していく舞曲が何とも心地よい。


Bach_partita_ross

スコット・ロス(BWV825-830全曲)

スカルラッティ大全集を遺したロスのバッハもとても聴き応えのあるものだ。グールドを聴いてしまうとどうしても比較的一本調子のチェンバロの反応が最初は気になるが、聴き進むうちに、爽やかな音色とアーティキュレーションによるこの演奏の魅力に捉われてしまう。チェンバロ演奏では音色のせいもあり、低音声部の音が右手にマスクされるように感じることが多いが、ロスの演奏では左手がくっきり声部として浮き出て聞こえるのが聴いていて楽しい。

2009/05/26追記:音楽記事に以前からコメントを下さっていた天ぬきさんがブログを開設されたということで、訪問させていただいた。「明日は晴れかな曇りかな」。アラウのパルティータの記事にされていたが、アラウのバッハを聴いたことがないので、とても興味が湧いた。トラックバックを送らせていただいた。



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コメント

こんにちは。

最近このパルティータを毎日のようにアラウの演奏で聴いています。
自分にとってはグールドの呪縛から解放してくれた素晴らしい演奏です。

最近無謀にもブログを始めてしまいました。
アラウの演奏もエントリーしましたのよろしかったら覗いてくださいませ。
(本来はトラックバックというのをするのでしょうか?初心者なのでご容赦ください)

投稿: 天ぬき | 2009年5月26日 (火) 09:51

天ぬきさん、コメントありがとうございます。ブログ開設おめでとうございます。

お知らせいただき早速、アラウのパルティータを読ませていただきました。長いことグールドをお聴きだったとのことで、「ピチピチした若鮎」のたとえは言いえて妙ですね。そうなると、魚のたとえでいくと、リパッティは何になるかと考えてみましたが、「清流の女王、ヤマメ」などはいかがでしょうか。

パルティータは、ピアノ演奏の許容度が広いように思いますが、意外と大物ピアニストが録音していないようですね。その意味でもアラウは貴重ですね。

レコード芸術編の21世紀の名盤では、「日本人ピアニストの録音がとても多い曲」「バッハ録音の元祖エトヴィン・フィッシャーがこの曲集をまったく録音していない」とあり、なかなか興味をそそられました。

投稿: 望 岳人 | 2009年5月26日 (火) 20:45

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