太り気味の方が長生き?
この記事、2009年3月 2日 (月) メタボリックシンドロームの基準は適正なのだろうか?も読売新聞のものだったが、YAHOOニュースを見ていたら、今度も同じ読売新聞記事で、『やっぱり「ちょい太」、やせ形より7年長生き…厚労省調査 6月10日14時32分配信 読売新聞』という、世間の常識を覆すようなニュースが出ていた。
「やっぱり」という副詞は記者の実感なのだろうか、おそらくちょい太体型の記者なのだろうと思わず想像してしまった。
最も短命なのはやせた人で、太り気味の人より6~7歳早く死ぬという、衝撃的な結果になった。「メタボ」対策が世の中を席巻する中、行きすぎたダイエットにも警鐘を鳴らすものといえそうだ。
とあり、この調査結果は多いに議論されるべきものだろうと思う。ちなみに太り気味は、BMIが25以上、30未満で、身長170cmの場合には72kg以上86.7kg未満が相当するという。
ただ、
体格と寿命の因果関係は、はっきり分かっていない。このため、太り気味の人が長命という今回の結果について、研究を担当した東北大の栗山進一准教授は「無理に太れば寿命が延びるというものではない」とくぎを刺す。
とのことで、因果関係が分からないということに逆に驚く。恐らく、痩せ型、太り型は生活習慣も要因の一つだが、同じ食事をしても太らない人、太る人が分かれるように遺伝的な要因が大きいものだと思う。私の知り合いの食べても太らない人には、体温が非常に高く、活動的だが、疲れやすいという体質を持っている人もいる。
同じ研究で、医療費の負担は太っているほど重くなることも分かった。肥満の人が40歳以降にかかる医療費の総額は男性が平均1521万円、女性が同 1860万円。どちらもやせた人の1・3倍かかっていたという。太っていると、生活習慣病などで治療が長期にわたる例が多く、高額な医療費がかかる脳卒中 などを発症する頻度も高い可能性があるという。
とあるのは、注目すべきで、本来健康的な余命がどのくらいあるかが重要であり、単なる寿命としか書かれていないのがもったいないところだと思う。(健康的か否かの尺度の問題かも知れないが)
ただ、これも厚生労働省の研究だという。以前の記事の通り、まだ厚生労働省の指導によるメタボリックシンドロームの抑制のための体重、腹囲の調整指導を健康保険組合から受けており、半年前よりも2kgほど減量できたが、まだ「太り気味」の範疇に入っている。
メタボリックシンドローム抑制が、結局は、医療費の削減を目的としており、決して健康余命を長くしようなどということを謳っていないのだから、この研究結果もその期待を裏切っていないとも言える。
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