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2009年10月の2件の記事

2009年10月18日 (日)

横浜港遊覧船巡りとエッシャー展(そごう美術館)

秋晴れの爽快な一日、格安割引券をもらっていたので、横浜大桟橋からベイブリッジ下を抜けて遊覧航行をする遊覧船のロイヤル・ウィングに乗船して、1時間ほどの船旅を楽しんだ。


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横浜開国150周年の記念年だが、あまりのお粗末な内容のため、予定の有料入場者の僅か1割程度しか入場せず、市長中田氏のイベント終了前の敵前逃亡事件もあり、最近の横浜は惨憺たる有様のような感じを抱いていたが、中途半端なイベントが終わったためか、結構な人出だったのには驚いた。

爽快な眺望と海風の船旅を楽しんだ後は、これも招待券をもらっていた横浜駅西口のそごう美術館(そごう6階)で開催中の、M.C.エッシャー展を見に行ってきた。「ゲーデル、エッシャー、バッハ」の書名(内容は読んでいない)で名前を知り、作品を知ったエッシャーだったが、版画家ということで、デューラーを連想してしまい、まさか現代人だったとは思わなかったが、今回の展覧会を訪れて、没年が1972年という同時代人だったのには驚いた。また、彼の父は、土木技師として、明治の日本に招かれたお雇い外国人だったとの詳しいパネル展示もあった。

子ども達は、意外にもエッシャーのことを知っており、一昨年のシュルレアリスム展が気に入ったため、結構乗り気で一緒に見たのだが、平面の正則分割などのエッシャーの技法を駆使した作品は、頭がクラクラするような不可思議で謎めいた印象があり、結構衝撃的だったようだ。また、有名な平面上の騙し絵を駆使した作品も展示されていたが、こちらは結構素直に楽しめたようだ。エッシャー紹介の映像で、エッシャー自身が「自分は数学などはまったく不得意だった」と語っていたのが、面白かった。徹底的な細部へのこだわりと数学的な秩序という点で、J.S.バッハと比べられるのだろうが、バッハの作品をBGMにして、デン・ハーグ郵便局を飾る「メタモルフォーゼ」を紹介する映像も面白くみることができた。多くが長崎のハウス・テンボスのコレクションらしいが、ネットを見ると既に名古屋の松坂屋でも同様の展覧会をやったようだ。また、2008年2009年は日本オランダ年ということで、その一貫でもあったようだ。中学生以下は、太っ腹で無料の展覧会だったので、これもよかった。11月16日まで開催。

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2009年10月17日 (土)

ウォーキングで体脂肪率を落とそうとしている

レコーディングダイエットにもいろいろあるようだが、「いつまでもデブと思うなよ」(岡田斗司夫)の推奨するような食べた物の記録とカロリー計算までは出来ないので、体重、体脂肪、腹囲、歩数などを記録しているのは、9月末に書いた通り。

昨年の11月の人間ドックでのメタボリック症候群認定を受けてから、月に1kgの減量を目指していたが、記録をエクセルで整理して折れ線グラフにしてみると、若干の増減はあるが、この5月までは、ほぼ横ばい。6月に少し減り始め、7月中旬に風邪を引きそのときに食事量が減ったこと、7月下旬に下痢でやはり食事制限をしたことで急激に体重が落ち、その後はリバウンドせずに、順調に減ってきたが、大台を9月下旬に切ってから、少し気がゆるんだのか、ほぼ維持という状況になってしまっていた。

その頃、体脂肪率を以前買っておいた体脂肪率計で測り直し、腹囲を測ってみたところ、意外にも隠れ肥満で、腹囲はメタボ基準を下回っていないことが分かり、少なからず衝撃を受けた。

日々の加齢により、次第に基礎代謝量が減っているため、主に食事だけの減量ではやはりだめなようなので、先日の台風の日に朝の通勤でバスや別の交通機関を使って歩行距離が不足したこともあり、昼休みのウォーキングをその日の強風の吹き荒れる中始めてみたところ、これがなかなかよいようだ。次第に歩き方も様になり、分速100mは越えられるようになり、歩幅も伸びるようになってきた。

一週間ほどは、体重に変化はなかったが、大台の次のステップをようやく今朝下回ることができ、体脂肪率も腹囲も減少してきた。しばらくこの調子で続けてみたいものだ。問題は、土日、休日のグータラだ。

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