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2010年1月10日 (日)

年末年始のテレビ番組を振り返って

寒さが格段に違う信州で、さらに普段はあまり雪の降らない私の実家でも雪に会い、初詣など外へもあまり出かけられなかったので、ついついテレビを見て過ごすことが多かった。その結果、年末に軽い風邪をひくまでほぼ毎日15,000歩近くまでいっていたウォーキング歩数もめっきり減ってしまい、暮れと正月の御馳走攻めもあり、体重が増加傾向になってしまった。また、腹回りが変化して脂肪が落ちたこともあるのか、腰痛が正月ごろから出てしまい、先週水曜日には年次休暇をとったほど。

さて、ここ何年かはまともに見ることのなかった紅白歌合戦だが、第60回ということもあり、またあのスーザン・ボイルが登場して生で歌うということもあって、大晦日の大御馳走を御馳走になってから、腰を据えて長時間見た。スーザン・ボイルの歌声は、期待を裏切らずやはり「音楽、歌の力」を存分に味わわせてくれた。そのおかげというか、前後の歌手たちの歌がすっかりかすんでしまったのは御愛嬌だったろうか?

出場者の中では、いきものがかり という不思議なグループによる「YELL」という歌が気に入った。この曲は、2009年度NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲だった曲ということで、どこかで一度聴いたことがあった。最近見ることが少なくなったNHKみんなのうたでも流されたらしい。

FUNKY MONKEY BABYSというコミカルなグループによる「ヒーロー」という曲の歌詞は、我々中年世代にとっては何とも言えずほろ苦いもので、元気をもらえるというコメントもあるが、少し世知辛すぎるようだし、揶揄されてもいるような被害者意識を持ってしまう自分は相当参っているのかも知れない。

白組は相変わらず、ジャニーズ系の出場が多く、人気があるとは言え歌合戦に相応しい選出かは疑問だし、矢沢栄吉のサプライズ出場も虚仮脅かし的で好感は持てなかった。また、クラシック系の歌手の出場が今回はなかったが、タレント性のある人材やヒットがなかったのだろうか。まあ、それでもこれだけの放送を生放送で行うというのは、大変なことだとは思う。

ニュー・イヤー・コンサートは、たまたま土曜日の昼過ぎのTBSラジオを聴いていたら、アナウンサーの久米宏が今年のこのコンサートに行っていたことをしゃべっていた。そういえばカメラでも多勢の東洋系の聴衆の姿が映されていたが、彼らしき人はいただろうか?

「芸能人格付けチェック」という正月特番を妻の実家で見ていたので、その終了後断片的にしか見れず、見逃しが沢山あり細かい部分まではよく聴けなかったが、80歳を越えた2回目の指揮のジョルジュ・プレートルは、いまだに矍鑠としており、アンコールの定番の「美しき青きドナウ」では、オーケストラを相当ドライブしており、その元気さには勇気をもらえた。東洋的に言えば、仙人的な境地に入っているのではなかろうか。何とも清冽ながら暖かい音楽を聴かせてもらったような感じがする。このような印象は、指揮者の外見やしぐさから受けることが多いのを我ながら実感する。そういえば、勤勉な小澤征爾氏が、ごく初期の食道ガンが発見されたため半年間療養するという発表があったが、是非プレートルのように元気な老人として復帰して欲しいものだ。ドナウ川のシュヴァルツヴァルトの源流からルーマニアの黒海へ注ぐドナウデルタまでの美しい映像が「ドナウ川」と一緒に流されていたが、通しての映像はこれまであまり見たことがなかったので、改めてEUの一体化というものが感じられた。

「芸能人格付けチェック」正月スペシャルは、このところ何回かみる機会があるが、今回は、一挺数億円もするヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ(ゴフリラーだった)の楽器と、一挺数十万円の同じセットをそれぞれ使って、モーツァルトの「ディヴェルティメント」K.563の一部の聞き比べが行われた。テレビのスピーカーを通して、また超一流の演奏家ではないようだったということもあったが、今回は高域の音色の差が歴然とあった。前者がまろやかな音色で、後者は尖っているというかフレッシュな音色だった。後者でも音楽として聴けないわけではないと思うが、恐らく大ホールなどでの演奏で相当の差がつくものなので、このような試みはやはりお遊びだろう。

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