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2010年3月12日 (金)

フランス系の交響曲を聴く(その2) ルーセル 交響曲第3番 アンセルメ/スイス・ロマンド管

Roussel_ansermet

アルベール・ルーセル
 交響曲第3番 ト短調
  エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団


Albert Roussel (1869-1937) 
  Symphony No. 3 in G minor
   Ernest Ansermet / L'Orchestre de la Suisse Romande 〔1956 Recorded in the Victoria Hall, Geneva〕

- 1. Allegro vivo           5:13
- 2. Adagio                 8:50
- 3. Vivace                 3:04
- 4. Allegro con spirito  6:01

今晩も続けてフランス系の交響曲。

2010年2月11日 (木) フランス系の交響曲を続けて聴いてみようと思う

これもアンセルメとスイス・ロマンドによる録音。

昨日のマニャールより4歳年下。マニャールやカントルーブなどと同じダンディ門下生。1929-1930年の作品。

第1楽章は、激しいリズム。フランスの作曲家というよりも、ロシアやプロコフィエフを連想させるような暗くて激しい音楽。

第2楽章のアダージョもテンポの割りには、特に中間部などは煩わしいほど細かいリズム割りで落ち着かない音楽となっているが、終結部はヴァイオリンソロなども聞け、静寂な音楽になっている。

第3楽章ヴィヴァーチェは、比較的伝統的なスケルツォ風の音楽。調性的には長調に傾いているようだ。分厚いオーケストレーションが特徴とされるルーセルだが、この楽章ではソロイスティックな動きも聞かれる。

第4楽章は、続いて活発な音楽。これも短調というより長調気味か?乾いた感触は、やはりプロコフィエフを連想させる。コーダが相当ユニークで陽気に終わる。

全体的には、マニャールよりもさらにモダンな感じの音楽だが、響きが開放的ではないようで、これがルーセルの特徴なのかも知れない。

この印象は、録音のせいもあるのだろうが、録音は1956年で、初期のステレオ録音。たださすがにデッカだけのことはあり、細部まで録られているが、音の伸びやかさや滑らかさは物足りない。詰まったような音響。プレゼンスもさすがに不満足。

スコアは、IMSLPではすでにファイルとしては登録されているようだが、保護期間の適用が国によってまちまち(USAは未だ保護期間中)のためか、公開されていない。

Wikipedia 日本語版はもとより、フランス語版も内容が充実していない。(項目が立っているのはこの2言語しかないようだ。英語版もないとは!)

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