天気と天候、気候、気象 3月の全世界の平均気温が過去最高!
3月、4月の日本は寒い日が多く、こんなに冷たい春は初めてのように感じているが、世界規模では、3月の平均気温は観測史上最高だったという。
「平均」値のマジックといものがあるので、気温の「平均」というものにどのような意味があるのかはあまりよくわからないのだが、地球温暖化の一環だと報道されている。
◆3月の世界平均気温、120年で最高値 温暖化が影響か
4月14日19時17分配信 産経新聞
今年3月の世界の平均気温は、1891年の統計開始以降、同月としては過去最高になったことが14日、気象庁のまとめでわかった。 同庁が発表した速報値によると、3月の世界の平均気温は平年値(1971~2000年の平均)より0・44℃高く、02年3月の0・43℃を上回り過去最高となった。南米ペルー沖で海水温が高くなるエルニーニョ現象で熱帯域の水温が上昇したことなどに加え、地球温暖化の影響もあるという。 月別の過去最高値を記録したのは昨年9月以来、6カ月ぶり。一方、日本の3月の気温は、統計開始以降25位の平年比0・56℃プラスにとどまった。
◆3月の世界の気温、過去最高=エルニーニョなど影響-気象庁
4月14日18時53分配信 時事通信
気象庁は14日、3月の世界の月平均気温(速報値)は平年より0.44度高く、0.43度高かった2002年を上回って1891年の統計開始以来最も高かったと発表した。日本は0.56度高く、統計開始以降25番目の高さだった。 同庁によると、陸域ではアフリカ北部から西・南アジアにかけての地域と米国北部からカナダにかけての地域および南米が、また海面水温は熱帯域ほぼ全域で、それぞれ平年より高かった。 要因として、温室効果ガスの濃度増加に伴う地球温暖化や、現在発生中のエルニーニョ現象の影響が考えられるとしている。
◆3月の世界の平均気温、温暖化で?過去最高
4月14日18時42分配信 読売新聞
3月の世界の平均気温が統計を取り始めた1891年以降、最も高かったことが分かった。 気象庁が14日、発表した。 同庁によると、世界の平均気温は、陸海上約1300の観測点の気温データを基に算出され、今年3月の気温は、平均で平年より0・44度高く、過去最高だった2002年(プラス0・43度)を上回った。 地球温暖化や、昨年から南米ペルー沖の赤道付近で発生しているエルニーニョ現象の影響とみられ、陸上では北アメリカ大陸北部や西アジアで、海上では赤道域を中心とする広い範囲で気温が平年を上回った。 3月の平均気温を長期的に分析すると、100年あたり0・8度のペースで気温が上昇しているという。
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