映画『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』テレビ放映を見た
今日は朝から好天。温度もあがりようやく春到来だ。家族は用事があったりしてお出かけはなし。ちょっと駅前まで買い物に出た程度。
今朝はセキュリティーソフトのマカフィーがバージョンアップして、これまでのバージョンから相当様変わりをした。このソフトは、この前のバージョンアップ時も大きなインターフェース的な部分で変更されていたので、戸惑うことが多い。ただ、動作は少し軽くなったようだ。相変わらずメモリーの占有は多いけれど。
メモリーと言えば、昨夜はメモリ増設をしようかどうかと思い悩んだが、結局延期することにした。ブラウザとiTunesが最近の主なソフトだが、この二つを上げても、XPメンテナンスのおかげでサクサク動くようになってくれたので。
さて、パリ編の特別ドラマの続きを映画化しているということはあちらこちらのネット記事やブログで読ませてもらっていたが、ようやく昨夜、後編公開の景気付けのための前編テレビ放映を見ることができた。
原作が相当整理簡略化され、曲目なども異なっていたが、千秋真一の常任指揮者としてのマルレオケ立て直し後のコンサートがメインで感動的に描かれていた。曲目は、ウィリアムテル序曲が「1812年」序曲に。第2曲目のバッハのピアノ協奏曲第1番は、第2回目の定演だったはずで、第3曲目の『悲愴交響曲』は、ニールセンの『不滅交響曲』だったはず。このプログラミングの裏に、ミルヒーの「陰謀」が隠されているというストーリーらしい。
それでも、結構おもしろかった。まだ崩壊寸前状態のマルレオケでの『ボレロ』の迷演には驚かされた。あそこまでひどいプロのオケというのはないように思う。『魔法使いの弟子』はそれほど決壊していなかったように聞こえた。
ただ、いかんせんCMが多く挿入されて苛々させられた。無料視聴なのだから仕方ないことではあるが。
BGMでは、エルガーの『エニグマ』の『ニムロッド』が印象的だったらしく、家族もこの曲何?と興味を示していた。そこで、今夜は寝る前に、ボウルト(ボールト)/LSOの録音で。
後編の映画公開も見たいものだが、またテレビ放映かレンタルで我慢することになることだろう。
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コメント
「のだめ」前編、私も面白く観ました。漫画と違い、テレビや映画は、実際に演奏を聞くことができるのが強みですね。最近、映画で後編を観ましたが、ランランのピアノ演奏はいいですね。のだめチャンの、天衣無縫であっても音楽的な演奏を、じゅうぶんに表していて素晴らしいと思いました。
投稿: narkejp | 2010年4月26日 (月) 20:36
narkejpさん、今晩は。コメントありがとうございました。
早速後編も鑑賞されたという記事を拝見しました。
前編のヴィーン楽友協会大ホールのシーンなどはもっと中心のシーンに使ってもいいのに、オープニングにちょっと使うというとても贅沢な使い方をしていましたが、原作ファンには結構つっこみどころもありながら面白い出来でした。千秋真一の活躍に羨望と嫉妬を押さえられないのだめを、上野樹里がたくみに演じていて、さすがに来年のNHK大河ドラマで主役を張るまでに出世しただけのことはあると思いました。
確かに、日本人ののだめの天衣無縫さと、中国人で中国育ちのランランのそれとは相通じるものがあるかも知れないですね。
投稿: 望 岳人 | 2010年4月28日 (水) 22:50