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2011年6月の17件の記事

2011年6月30日 (木)

『船に乗れ!』 第1巻、第2巻、第3巻 藤谷治

2010年の7月。断章的な感想:主人公への感情移入、失恋を追体験。

中年も真っ盛りの今日 この頃、この青春小説には、嵌るべくして嵌ってしまったようだ。このところ、何故か近年の作家が書いた「青春小説」を読む機会が多く、これはその中でも相当の作品かも知れない。ただ、粗さや突っ込みどころは相当あるけれど。

ドイツには教養小説 Bildungs Roman というものの系譜があるが、作中、いみじくもフランスの大文学者ロマン・ロランの作ではあるが、「ジャン・クリストフ」が登場する。

第2巻、主人公がドイツに短期留学に行っている最中の、恋人南枝里子の行動と心理、感情は、普通の人ならこんなことをするか、とか、普通こんなふうになるとかの、通念、常識には外れたとこ ろが多々あるけれど も、その不自然でエキセントリックと思われるほどの存在、出来事こそが、この物語のキーであるのだろう。そのような性格、行動の意味付けは、無意味だ(トートロジー のようだが)。しかし、その意味では、このフィクションでの彼女は、主人公の心をずたずたにして、奈落の底に落とすための、単なるご都合主義的存在ではない、と思うようになってきた。そして生まれてくる子どもへの 愛情を最優先する母性愛により、目の前の恋愛に優先させて結婚するというあまりにも立派な行動 も必然的に思えてくる。

枝里子の結婚相手の男性像が少しおぼろげではある。情緒不安定な女子高生を妊娠させるような軽薄さや衝動性を持ちながら、 その女子高生と友人(鮎川)からその事実を突きつけられるとその場で「プロポーズ」をするという不自然さはあるが、16歳より7歳程度年上というから、まだ大学 を出たての新米社会人程度の年齢だろうに、おそらく多くの困難(枝里子の両親、自分の両親の説得)を乗り越え、結婚にまでこぎつけ、その 後も、鮎川からの伝聞ではそれなりに幸せにしているようだ。彼は、その日まで見ず知らずの女子高生におそらく一目ぼれをしてしまったので はなかろうか。そして、彼女の方が(幾分投げやりだったとしても)積極的な態度を示したがゆえ、少々衝動的な行為に及んでしまったのでは なかろうか? 枝里子にしても、鮎川の従兄という相手になり得る男性もいたのに、その友人の方を選んだというのは、まったく好意も何もな い捨て鉢な行動だったとは言えないのではなかろうか?この枝里子の存在がこの小説の最大の欠点でもあり、魅力でもある。

印象深い哲学の先生の授業の通り、この物語は主人公の眼を通してみた、「主観的」世界という構造を持っている。それが崩れることは一環してない。 神の視点からは書かれてはいないがゆえに、予定調和的でもなく、ハッピーエンドでもなく、カタルシスも得られはしないのだ。その意味で、 出来不出来という点では、相当未熟な小説のようにも感じられることはあるが、まるで自分の体験であったかのようにこれほど心が揺さぶられ続ける小説は自分にとってはそうはない。むしろ気恥ずかしいほどの粗さが青春時代だからなのかもしれない。

このような劇的なシチュエーションで、音楽学校のディーテイルが、失恋の痛み、苦悩を現実的なものにしているかもしれない。オーケストラ練習の場面、リストの交響詩「レ・プレリュード」がオーケストラプレーヤーにとってそこまで合わせにくく、個人的なテクニックも要求するものだとは思わなかった。すでに、別記事でも書いているが、第1巻で印象に残るのが、メンデルスゾーンのピアノトリオ第1番で、他の巻でもヴィヴァルディの『忠実な羊飼い』、ラフマニノフのチェロソナタ、モーツァルトの交響曲、バッハの無伴奏チェロ組曲、ブランデンブルク協奏曲などなど多くの作品が、他の小説家の作品によくあるディレッタンティズムとは無縁に使われている。

作者インタビューによると、第1巻の設定自体は、作者の半自伝的なものだというし、重要な事件であるドイツでの短期の夏季講習も作者の実 体験に基づくらしい。しかし、第2巻、第3巻はフィクションとは言っているが、ストーリーの主要部分が自伝的でないとは言い切れない。

仕事の関係で、この小説の舞台となった川崎市の武蔵溝ノ口駅が最寄りの洗足学園音楽大学の近辺に行ったことがあったが、作者が通学していたころとは違うのだろう、近代的でこぎれいな建物がいくつも見られるオシャレな音楽大学という雰囲気だった。

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公式ネット情報
   Ⅰ 無し
      
      Ⅱ http://www.poplarbeech.com/ship/002976.html
      
      Ⅲ http://www.poplarbeech.com/pureful/sakuhin_funeninore3.html
      
      インタビュー http://www.poplarbeech.com/danwa/index.html
      
       http://www.poplarbeech.com/pureful/tokusetu_interview1.html

BLOG などでの参考になった感想
本屋のほんね (本屋大賞の件など)
http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/20100228/p5

船に乗れ! Ⅲ 感想
      http://blog.goo.ne.jp/soshidodomireshi/e/e4de8a8c8530b5dc0eb07f354c47ab33
      
      船に乗れ! バッハ 第2番クーラント の練習場面への指摘
      http://plaza.rakuten.co.jp/morton05/diary/201004140000

全般的な感想、指摘など
http://www.h2.dion.ne.jp/~kisohiro/fune.htm

(元記事 2010/7/7)

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2011年6月29日 (水)

ブルックナー 交響曲第6番

Bruckner_sym_6_skrowaczewskiブルックナー 交響曲第6番 イ長調

スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮ザールラント放送交響楽団

《1997/3/3-4録音》

1881 Version. Ed. Leopold Nowak [1952]

Original version  composed from September 1879 to September 1881. It was never modified by Bruckner. The Haas [1935] and Nowak [1952] editions don't present any significant differences.

珍しく変更、改訂が行われなかった交響曲で、ハース校訂版とノヴァーク校訂版に特筆すべき違いはないとのこと。

先日、佐渡裕がベルリンフィルを指揮したメインプログラムが、ショスタコーヴィチの交響曲第5番だったが、私はこのスクロヴァチェフスキ(Mr.Sと呼ばれる)指揮のミネソタ(ミネアポリス)交響楽団による確か1960年代の録音のLPで、1970年代にこの曲に親しんだクチなので、そのスクロヴァチェフスキがブルックナー指揮者として日本でも評されるようになったのは、最初のうちは大変奇異に感じた。このドイツの地方オーケストラを指揮したブルックナー全集の評判が高く、来日して日本の楽団を指揮をするようになるとは、まさに驚きだった。

ブルックナーの第6交響曲は、このCDしか聞いたことがないが、第5番のとっつきにくさに比べると、これは相当次に続く第7番の抒情的で明瞭な旋律をもった交響曲に近づいたものではないかという印象がある。

(元原稿 2010/3/7)

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2011年6月28日 (火)

伊藤計劃『虐殺器官』(ハヤカワ文庫 JA984)、『伊藤計劃記録』(早川書房)、『ハーモニー』(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

2010年は、ガラパゴス携帯不況の日本でスマートフォンの普及がこれほど急速になるとは思われなかったための勤務先の再編もあり、4月から9月までの期間、長年通いなれた通勤経路より、倍以上かかる勤務地で勤務していたこともあり、生活のリズムも変わり、ブログでの投稿は大幅に減ったが、その間特に読書に相当勤しんだ。

しかし、ブログの下書き記事としては、タイトルの入力はしても、記事を書き起こす気力が湧かずにそのままにしていたものが多かった。

昨年10月からの再度の勤務先変更からようやくリズムも落ち着いてきたので、その当時記事にしようと思っていたものを、前回の『神曲』から少しずつアップしてみようと思っていたが、なかなかそうもいかなかった。

伊藤計劃の『虐殺器官』は、確か2009年の6月日曜日の朝日新聞の書評欄で紹介されていた。最寄の書店に話題作ということで平積みされていたのを覚えていて、ものは試しと購入した。タイトルが禍々しいと思いながら。

画期的な近未来小説だった。英米の作家の翻訳と言っても通用するような作品ではなかろうか?別に英米作家の方がどうだと言っているわけではないが、言語的に日本語で書かれているが、内容的には西洋文明圏ならばどこでも受け入れられるような内容だと思った。バルカン半島やアフリカ諸国の紛争は、この小説が予言的ではなかったとは言え、蓋然性的なものは相当高いと感じた。

続編的で絶筆的な完成作の『ハーモニー』は、比較的日本を舞台や登場人物に使ってはいるが、それでもグローバルな広がりをもった近未来小説だった。

夭折したこの小説家の残した記録をまとめたものが、『伊藤計劃記録』(早川書房)だが、未完の小説やネットのホームページの映画評などがまとめられていた。『虐殺器官』のあとがきに、作家のご母堂が作家の最後を淡々とつづっているが、とても印象的な最期だった。

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2011年6月25日 (土)

夏至から高温多湿が続く

6月22日(水)は夏至だったが、ちょうどこの日あたりから気温が高くなり始めた。節電に努めているため、職場の室温も高く、クールビズでもじっとりと汗ばんでくるほどだ。自宅はさらに暑く、室温が30℃近くまで上昇している。湿度も70%を超えているので、不快指数が高い。

今日は、外出せずに録画しておいた番組を見たりして過ごしたが、室温が高いので、ふとテレビに触ってみると、LCD画面の上部の通気孔から多分40℃を超えるくらいの熱気が上がっていた。従来のブラウン管テレビに比べれば相当電力消費量が少なくなったはずのLCDテレビだが、それでも稼働しているときはそれなりに熱を発しているようで、今更ながら驚いた。

冷蔵庫は、10数年前の機種に比べて運転音は格段に静かになったとは言え、室温が30度近いこの時期になると、さすがに両側の放熱で相当の温度になっている。

設定温度は28℃で、風速風向は自動運転が電力消費が少ないというので、そう設定して、タイマー運転でエアコンを時折運転させざるを得ない状況になっている。

7月1日からは、輪番停電も必要に応じて行われるということで、今回も東京23区は除外という格差があるそうだ。

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2011年6月22日 (水)

有川浩『キケン』『植物図鑑』『阪急電車』『ストーリー・セラー』 『県庁おもてなし課』

妻が借りてこなければ多分読む機会はなかったと思う。 現代の流行作家で、多作家で、ドラマや映画の原作にもなっている作品は、文庫化でもされなければ、新刊の単行本で読むしかないが、図書館でも予約待ちになり、よほどでなければ買ってよむこともないだろうから。

有川浩もそんな現代流行作家のひとりだ。 最初は、ありかわ・ひろし と読む男性作家だと思っていた。特に男子大学生の理科系実験同好会の生態?を描いた『キケン』を読んだときは、実体験をモデルにしているのだと思っていた。 ところが、『植物図鑑』というハッピーエンドのラブストーリーを読んだときに、ああ、これは女性的感性だと感じて、ネットで検索してみたら、女性作家で ありかわ・ひろ と読むことが分かった。

『阪急電車』は、旬の女優や子役、ベテラン女優がスターキャストで登場する映画になった作品だが、映画化される前に読んだけれど、おもしろかった。軽妙な会話とストーリーの意外性、人物を対照的にうまく描きわけている。

『ストーリー・セラー』は、私小説的な部分もあるのだろうかと思うほど、結構真に迫った描写があり、息苦しくなる部分もある。仕掛けも設定されている。

つい最近読んだ『県庁おもてなし課』は、作家の故郷、高知県を舞台にした地方再生の小説で、おもしろくはあったが、少々ストーリーの意外性という点では、物足りないところがあった。 巷では、恋愛小説の名手とされているようで、初期のライトノベルに分類されている「図書館戦争」もそれに分類されるほどだという。

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2011年6月21日 (火)

2011-06-20Twitterまとめ

  1. 仕分けのポピュリズム的愚かさはもう一度仕分けすべきだと感じるこのごろ。仕分け人を仕分けせよ。→ 日本のスパコン世界一に 「京」、7年ぶり - 47NEWS(よんななニュース) http://t.co/LsLTC59

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2011年6月20日 (月)

HDD録画機(BDレコーダー)はすごく便利だ

こんな感想は今更のものだが、Twitterに書いたように、いわゆるBDレコーダー(実質は、HDDレコーダー)を最近購入して、その便利さに驚いているところだ。

この7月のアナログ放送終了に向けて、まだ録画機を買い替えている世帯は、ある調査によると半数にもなっていないようだが、我が家は10年選手の古いVHSビデオレコーダーを使っていたこともあり、DVDレコーダーをすっとばして、いきなりBluelay Diskレコーダーを買うことになった。

複数番組が同時に録画できるものが望ましいということで、Panasonic のDIGAシリーズを選んだのだが、これがとても使いやすい。かつて、ソニーがベータビデオレコーダーを開発販売したときのコンセプトの一つに、好きな時に好きな番組を見るというのがあったらしいが、ベータやVHSのテープメディアではそれはまだまだ実現できていなかった。ところが、ディジタル放送とHDDなどの大容量化により、その夢がほぼ実現できているように思う。ほとんど画質や音質の劣化がなく、数十時間分も録画できるHDDに同時に3,4番組録画できれば、相当のヘビーテレビ番組マニアでなければ事足りるように思う。何しろ膨大に録画しても、見ることのできる時間が限られているのだから。

そんなわけで、現在我が家では、なかなか見られなかった朝の連続テレビ小説「おひさま」を画質の劣化なしに家族そろって見たり、毎朝6時からとか、土曜日の深夜や日曜日の朝に放送されるNHKのクラシック音楽番組を録画しておいて空いている時間に楽しむことができるようになった。Bluelay Diskは普段使うことはないが、残しておきたい番組をHDDからダビングして保存するときなどは使えるだろう。

機能が多種多彩で、たとえば実家の父母が使えるかどうかは心もとないレベルだが、初期設定さえすれば、直感的に使えるレベルには製品としても熟成してきているように感じる。VHSでぼやけた映像で録画番組を見たり、どのVHSテープにどの番組が入っているか探すのが大変だったりした苦労は、ほぼこれで解消されたように思う。

初代のDVDプレーヤーは、リモコン受光部が故障して、2代目を買って、先日初代をハードオフで100円で引き取ってもらったが、今度のBDレコーダーで、2代目DVDプレーヤーをどうしようか迷っている。MP3音楽データを再生できるのは、この2代目のみで、今回のBDはCDやDVDのAACファイルしか対応していないため、必要性があるので、残したいところだが。

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2011年6月18日 (土)

旧XPのPCから新Windows7PCへの引っ越し

2005年にWindowsXP機(約5万円)を買ったときにはHDDの容量が60GBで、その前のPCが1997年6月発売のPC(FMV-BIBLONU13 購入当初はWIN95だったが、すぐにメモリを32MB買い足しWIN98にアップ。ハードディスクは容量は1.3GB。定価はなんと40万円!)だったので、データの引っ越しは簡単だったが、今回はPCのHDDのほかに、外付けのHDDなど外部記憶媒体も多いので、今度のWindows7が320GBもあるといっても、引っ越しには相当時間がかかった。

Windows 7新時代 第2回 XP/Vista→Windows 7 完全移行マニュアル 井上 孝司 2009/09/24 などを読み、外付けHDD経由でデータを移動しようとも考えたが、面倒なので、少し時間はかかるがLANでつないで、引っ越しをした。ほぼ移動できたが、少しとりこぼしがあるかもしれない。

心配していたiTunesは、引っ越しデータに新たなiTunesアプリをインストールして、データ指定を外付けのHDDにしてやったら、最初はリンクが切れていたりしたが、少しフォルダ指定したりしているうちに元通りリストとデータがつながってくれた。

ただ、今度はバックアップが結構面倒になる。こちらも断捨離ではないが、不要データを区別して、潔く処分してから外部にバックアップすることになるだろう。クラウドが現在の流行りになっているが、コンピュータの歴史が集中と分散の行ったり来たりだったように、今回のクラウドは、集中側の動きになるのだろう。個人データとは言え膨大な容量をサーバーに託すのはセキュリティ上の心もとなさはあるが、このような個人ベースの引っ越しでも長時間を要するので、今回は利便性が勝るのだろうか?

追記:HPのとき面倒だったのは、BIOSやドライバーの最新版へアップデートするときにリンクをたどると英語サイトになり、英語の簡潔な説明書きに慣れていな いので、結構苦労したのだが、今回は、さすがにそういうことはなく、比較的簡単にアップデートできた。BIOSは、不要で、有線LANのためのネットワー クドライバーの更新が必要だった。プロやセミプロ、愛好家にとっては問題ないのだろうが、一般ユーザー的には面倒なことなので、できれば自動化が望ましい と思う。更新通知があっても不具合がない限り忘れてしまいがちだし。

2005年の旧PCは、昨年ごろからDVDへのファイル書き出しに時間がかかるようになり、ものによっては途中でエラーするようになっていた。レンズが劣化したりしてレーザーが弱くなり(?)、いわゆる「焼き」が甘くなったようなのだ。その点、さすがに新品は違い、書き出せずに残していたファイルも問題なく高速でDVD化できた。

主要機能で残すは、プリンタドライバのインストールだ。HPのは付属機能付きで重いのが少々大変だ。HPのサイトでは、Windows7用のドライバも提供されているが、製品サポートは終わってしまっている。 また、このプリンタは、Windows7同梱のドライバでも動くようだ。→ Windows7用のドライバをダウンロードしてインストールした。HPの使い慣れた付属機能は、相当インターフェースが変貌したものの簡易版が付いてきたが、印刷設定などは少し物足りないかもしれない。

それと、このプリンタについてきた年賀状ソフト宛名職人は、製品版を購入してダウンロードする必要があるかもしれない。→ こちらは、Printer添付のCD-ROMから単独インストールできた。これまでの住所録やテンプレートが活用できそうだ。

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2011年6月17日 (金)

EPSON DIRECT Endeavor NY3000

2010年8月21日 (土) HP nx6120 の液晶画面がとうとうブラックアウトしたので対応 以来、我慢して使ってきたが、5月の引越しを機にして、PC専用の机が確保できなくなり、自宅でPCを使うときには、いちいちディスプレイとキーボードを取り出してきて茶の間で使わなくてはならなくなってしまっていた。

HP の BTO品を2005年に買うときにも、候補のひとつだったエプソンダイレクトのページを見てみたら、光沢液晶というのが少々気になったが、コストパフォーマンスが非常によいのが、今回購入して、今日配達され、今この記事を書いている Endeavor NY3000 という機種だった。

HPは、比較的質実剛健で実質本位な(野暮ったい)製品イメージだったのだが、昨年あたりから人気アイドルグループAKB48のメンバーをCMやカタログに起用するなどしてやけにコケットリーなイメージになってきて、今回は選択肢からはずした。HPはやはり米国企業で、グローバル展開しているだけあり、ドライバーを落とすときなど英語表記のみで、少々わずらわしかったのもあった。

このNY3000。注文した翌々日には、新シリーズが発売されてしまったのだが、その直前ということで割引クーポンもある程度付き、相当リーズナブルな価格になっていたのが決めてだった。また、過去のソフトの相性の関係で32bit の WINDOWS7が入手できるのも決定的だった。新シリーズは、32bitのオプションは無く、64のみ。ただし、サポートセンターで有料で32を購入して自分で再インストールすることで何とか対応可能という道も残されているらしい。

さて、15.6型のWXGAという横幅の広いディスプレーだが、まだなれないこともあり、結構使い勝手がよくない。Yahooなどは従来の4:3サイズのディスプレーに合わせた横幅のページながら左右の中央にくるようにしているから見やすいが、このcocologの編集ページや他の多くのページは、全体に左よりで、ちょっと見にくいのが困ってしまう。

WINDOWS7は、仕事で使っているPCで馴れてきているので、今では抵抗は無いが、XPから変わったばかりのころはとまどいが大きかった。

今晩は、セットアップに続いて、有線LAN接続でまずWindows Updateで、SP1まで上げてやったが、これが2時間ほどかかった。その後、無線LAN設定をしたのだが、無線親機WHR-G54SのドライバソフトのCDの読み込み面が湿気で曇ってしまっており、一回目はクリーニングせずに拭いただけでセットアップしようとしたが失敗。二回目はオーディオ用のCDクリーナーで磨いてから読み込ませたら無事読み込んでくれて成功して、何とか無線LANでこのサイトにもアクセスできている。ドライバやユーティリティを最新版に更新。Firefox4.0.1をダウンロードし、その後、IE8をIE9にアップしてみた。Firefox4は先日から使っていたが、IE9は今回が初めて。業務用にはまだ使えないが、私用ではいいだろうとインストールしてみたところ、結構快調だ。うそかほんとか、電力消費も他のブラウザよりも少ないそうだ。

キーボードの並びは、ワイド液晶でテンキーが右側についたのだが、メインの部分が全体に画面の左側に寄っており、少々馴れるまでは使いにくいかも知れない。キーのタッチは比較的軽めで悪くはない。

液晶もバックライトはLEDということなので、今度は簡単にはへたらないだろうし、CPUのファンの音も以前ほどうるさくはない(nx6120は特別うるさかった)。

明日にでも、古い方のnx6120から各種データを移そうと思うが、iTunesのデータがきちんと移動できるかが結構心配だ。メールは、Gmailを使うようになってからメーラー便りがなくなったので、心配はないけれど、後はプリンタのドライバがhpの独特のものなのであのままではだめかも知れないというところだろうか?

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2011年6月16日 (木)

2011-06-15Twitterまとめ

  1. Windows7 64bit しか選択できないのはどうなのだろうか。→【西川和久の不定期コラム】 エプソンダイレクト「Endeavor NY3200S」 ~安価になった15.6型スタンダードノート http://t.co/U5FZJg4 via@pc_watch
  2. 吉村昭「三陸海岸大津波」に「沿岸各地は例年にない大豊漁に沸きかえり、鰯が大群をなして海岸近くに殺到したという」とある。昨年今年と日本近海でもいわしが大漁らしい。http://t.co/3Umr6oS また、西太平洋でもいわしのニュースがある。http://t.co/J7qegoN

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2011年6月15日 (水)

2011-06-14Twitterまとめ

  1. ガジェット通信のクラシック音楽関係の記事 震災後に揶揄されたフライジンを思い出す。 http://t.co/B3EoYq2

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2011年6月14日 (火)

2011-06-13Twitterまとめ

  1. ベルリンフィルのTwitterをフォローして気がついたのだが、NHKBSで放送された5月20日の演奏は、「馴れた」ように見えたのは錯覚で、あの日こそが佐渡裕のベルリンフィルデビューだった。特に武満徹の複雑な打楽器編成の難曲をよくあれだけ演奏できたものだと改めて驚いた。
  2. http://t.co/qqaqioj

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2011年6月13日 (月)

2011-06-12Twitterまとめ

  1. 佐渡裕指揮ベルリンフィルの定期演奏会5月20日公演がNHKBSで放送されたのをBDレコーダーで録画。今日じっくりと鑑賞。武満はその前に「題名のない音楽会」でダイジェストで放送されたが、多彩な打楽器協奏曲風の音楽で面白かった。奏者たちの緊張した真剣なまなざしはすごいものだった。
  2. 5月20日の定演は、会場が青い防災灯?が点されたもので、初日の佐渡裕感涙を流しながらの指揮とは違うものだった。少し余裕が感じられた。武満のFrom Me Flows What You Call Time は、地水火風空のチベットの五色にちなんだものであり、どうも5に因む。
  3. カラヤンサーカスが五角形。武満徹の曲が五人の打楽器奏者をチベットの五元として象徴的に使い、ショスタコーヴィチの第5番というプログラム。さすがにベルリンフィルのレベルは高い。武満の東洋的な打楽器リズムへの乗りはあまり感じられなかったが、すごく面白かった。
  4. ショスタコは前にダイジェストで見たときと同じく、独特のテンポ設定が、緊張のピンと張り詰めた音楽というよりも、弛緩も伴うダイナミズムを強く感じた。テレビ放送で客観的に見ると全体像にアラが感じられるが、直に聞けば豊麗なベルリンフィルの音響にきっと酔っただろう。清水直子は降り番?

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2011年6月10日 (金)

2011-06-09Twitterまとめ

  1. 6/5のN響アワー録画していたのを見た。名曲シリーズの3回目で「悲愴」交響曲。2年ほど前のNHK音楽祭でゲルギエフが振ったものだったが、どうも不発気味に聞こえた。N響メンバーもレギュラー揃いではなかった?ゲルギエフの「震える棒」に応えるにはもっとリハが必要だったのでは?
  2. 箱根山塊で遮られた放射性物質が足柄に降下したのではなく、やはり関東全域の問題だった!→ 足柄のお茶はなぜ汚染されたか関東平野の放射能汚染状況――福島原発震災 チェルノブイリの教訓(8) http://t.co/s0eiMQB via@dol_editors

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2011年6月 8日 (水)

2011-06-07Twitterまとめ

  1. 過去(といってもどれだけ遡れるか?)に大地震が発生していて、近年発生していない空白域はここだけではないのではなかろうか?→ 茨城以南「ダブル空白域」 警戒必要と専門家 - 47NEWS(よんななニュース) http://t.co/Ge7d7a4
  2. ドイツの大腸菌源かも知れないとされる「もやし」はスプラウトsprout 新芽のこと。「もやし」は日本では、大豆もやしを連想するが、カイワレダイコンも、アルファルファ「もやし」。漢字では「萌」となる。日本の風評被害の典型、カイワレダイコン騒動を想起してしまう。

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2011年6月 6日 (月)

2011-06-05Twitterまとめ

  1. ちょうど先週の日曜日に買い替えた。我が家では珍しいパナソニック製。スカパーを加えれば同時4番組録画できる機種。DVDを通り越してBD。長年使用VHSに比べて便利できれい。→  地デジ対応録画機に「買い替えた」5割 首都圏で調査 http://t.asahi.com/2qrt
  2. 大震災影響で世間は買い控え風潮だが、地域差別的「計画停電」で壊れた冷蔵庫(16年)に続いて、デジタルピアノ(15年)、タイヤとバッテリー(5年)と立て続けに出費してしまった。それにしても薄型テレビ、シャープやパナソニックも事業縮小傾向とは、家電の世界は値崩れが激しすぎる。
  3. 今朝、テレ朝「題名のない音楽会」が、指揮者の佐渡裕が先日ベルリン・フィルの定期演奏会に初登場して振ったショスタコーヴィチの第5番の抜粋を放送したのを見た。いまどき、字幕で副題に「革命」を付けるセンスは番組の誰のもの?佐渡の解釈も非常に劇的で、第四楽章冒頭のテンポの速さは特筆もの。

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2011年6月 1日 (水)

テレビドラマ『ハガネの女』と『鈴木先生』

『JIN~仁』の第2部は途中から見始めて最終回まで熱心に見たが、この4月から6月のドラマでは、朝ドラの『おひさま』は別にして、教師ものの2つのドラマを結構興味深くみた。両方とも先日最終回だったし、視聴率的にも低かったけれど、「金八先生」よりは見ごたえがあったように感じた。『ハガネの女』は小学校の女教師、『鈴木先生』は中学校の男教師が主人公で、どちらもコミックが原作となっているという共通性があった。ただ、原作はどちらも読んだことはないが、長男がこの2作を熱心に見ており、つきあいで見始めたところ、結構はまってしまった。『ハガネの女』の方は、原作者との意見の食い違いがあり、トラブルになったというハプニングがあったが、ドラマの方はそれなりにまとまった内容だった。ただ、原作者が文句をつけたというアスペルガー症候群の児童の扱いは、やはり行き過ぎがあったように思った。

一方『鈴木先生』は、極端に視聴率が悪かったようだが、中学生の性の問題に相当踏み込んだ内容のもので、なかなかの問題作だったように思う。とにかくセリフの多いドラマで、最終回の2話は、生徒たちがクラスの討論会で、担任の鈴木先生の「できちゃった結婚」を裁くというもので、見ごたえがあった。

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