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2011年6月22日 (水)

有川浩『キケン』『植物図鑑』『阪急電車』『ストーリー・セラー』 『県庁おもてなし課』

妻が借りてこなければ多分読む機会はなかったと思う。 現代の流行作家で、多作家で、ドラマや映画の原作にもなっている作品は、文庫化でもされなければ、新刊の単行本で読むしかないが、図書館でも予約待ちになり、よほどでなければ買ってよむこともないだろうから。

有川浩もそんな現代流行作家のひとりだ。 最初は、ありかわ・ひろし と読む男性作家だと思っていた。特に男子大学生の理科系実験同好会の生態?を描いた『キケン』を読んだときは、実体験をモデルにしているのだと思っていた。 ところが、『植物図鑑』というハッピーエンドのラブストーリーを読んだときに、ああ、これは女性的感性だと感じて、ネットで検索してみたら、女性作家で ありかわ・ひろ と読むことが分かった。

『阪急電車』は、旬の女優や子役、ベテラン女優がスターキャストで登場する映画になった作品だが、映画化される前に読んだけれど、おもしろかった。軽妙な会話とストーリーの意外性、人物を対照的にうまく描きわけている。

『ストーリー・セラー』は、私小説的な部分もあるのだろうかと思うほど、結構真に迫った描写があり、息苦しくなる部分もある。仕掛けも設定されている。

つい最近読んだ『県庁おもてなし課』は、作家の故郷、高知県を舞台にした地方再生の小説で、おもしろくはあったが、少々ストーリーの意外性という点では、物足りないところがあった。 巷では、恋愛小説の名手とされているようで、初期のライトノベルに分類されている「図書館戦争」もそれに分類されるほどだという。

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