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2011年9月10日 (土)

三浦しをん 『小暮荘物語』

小暮荘の住人とその関係者の主に性的な人間関係というものを真正面から扱った連作小説。

ほのぼのとしたタイトルに加えて、この作者の爽やかな青春もの『風が強く吹いている』以外読んでいないので、その予備知識からして意外感をもった。

ただし、登場人物たちとその行動は「あまりに人間的」であり、「人間喜劇」的な連関性や滑稽味もあり、読後感は悪くなかった。

女性作家ながら、主要登場人物の並木(男性)の心情吐露には迫真性が感じられた。

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» 小暮荘物語/三浦しをん [京の昼寝〜♪]
小暮荘物語/三浦しをん(祥伝社) 築何十年のとあるアパート「小暮荘」。ここに住む70歳過ぎた老人の大家とそこに住む住人たちと彼らに拘わる男女の物語。この小暮荘は2階建てで6部屋からなり、住人は4人。不思議な三角関係の中心になる花屋の店員繭。70歳を...... [続きを読む]

受信: 2011年12月16日 (金) 12:32

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