光速よりも速い素粒子の再実験で、また光速超え?
台風ではないが、時折猛烈に発達する低気圧(嵐)があるが、今日の嵐もその類だったようだ。徳之島では、突風か竜巻かで、痛ましいことに家が吹き飛ばされ て三人が亡くなったという。台風のときにもめったに無いことだが、温帯低気圧のときには突風、竜巻の発生がみられることがあるようだ。いつも書いている が、気象庁やマスメディアはもっとこのような嵐には注意を喚起すべきだと思う。
さて、先の日本チームの実験の再実験の結果が注目されていたが、また光速を超えたということだ。
http://www.cnn.co.jp/fringe/30004648.html
ニュートリノ、再実験でも光より速い
(CNN) スイスにある欧州合同原子核研究機関(CERN)の国際共同研究グループOPERAは18日、素粒子ニュートリノが光より速く飛んだとする実験を再度実施し、同一の結果が得られたと発表した。
今 年9月の最初の実験結果を受け、科学界で疑問が出たことなどを踏まえ再び行ったもので、実験装置を厳密に点検したほか、速度測定に工夫を加えるなどした。 これらの実験結果が事実なら、光より速いものはないとするアインシュタインの相対性理論を覆す大発見で、現代物理学の根底を揺るがす可能性がある。
ただ、OPERAは再実験の結果が同じだとしても、実験の正しさなどの最終証明には中立的立場のほかの科学者の立証が必要であることに変わりはないとしている。
(以下略)
サイエンスの世界観が大きく揺らいだことになる。コペルニクス的転換と言われたが、今度はどのような名前で呼ばれるのだろうか?
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