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2012年3月12日 (月)

名古屋日帰り旅行 (1) リニア・鉄道館 (あおなみ線 金港ふ頭駅)

勤続○年記念の記念品として、勤務先から旅行券を昨年もらった。自分が旅行に使用すると所得に加算されないというメリットがある(逆にチケットショップで現金化をしたり、他人にプレゼントしたりすると所得に加算される。参考:国税庁 タックスアンサー)。そのメリットの享受のためには記念品をもらってから1年以内に旅行会社等で旅行商品を購入して旅行券を旅行費用に充てたという但し書きのある領収書の発行を受け、勤務先へ提出する等の手続が必要となる。

旅行券の額は、文句を言うわけではないが中途半端な金額で、家族で旅行をするにしても一泊二日となると相当不足するので、めったに泊まらない地元のホテルで一泊でもしようかどうしようかなどと思案していたが、昨年3月14日に開館した名古屋市近郊のリニア・鉄道館 に鉄道に興味のある子どもたちが行ってみたいと話していた記憶があり、声をかけてみたところ大変乗り気で、妻もどうにか賛成してくれたので、最寄りの旅行会社で調べたところ適当な値段の日帰り旅行プランがあるのが分かり、家族全員の都合のよい日を選んで申し込んだ。

このプランは、普通に新幹線往復と諸費用を加算するよりも大幅なディスカウントになっている。しかしその代償として、往路は早朝出発の新幹線と、復路は15時台から20時台までの数本の新幹線が限定されている上に、さらには(後で知ったのだが)とても重要なことにはその早朝出発の新幹線に乗り遅れると乗車券・指定券とも完全無効となり、新たに自分で乗車券・指定券を買わなければならないという、シビアな条件が要求された(チケットにもしっかり書かれていた。パンフレットや旅行契約には「往路の普通車指定席が満席の場合はご利用になれません。乗り遅れた場合、後続列車への乗車は自由席も含めて一切できません。また払い戻しもできません。この場合、別途乗車地からの乗車券・特急券が必要です。」とあった)。

このプランのディスカウントを計算してみると、正規料金で買う交通費が大人一人往復で21,000円、入館券1,000円で合計22,000円のところ、なんとそれらがセットで15,300円。さらに名古屋駅のレストラン・売店、リニア・鉄道館のショップで使えるクーポン券が一人1,000円分付いているので、実質負担は14,300円となり、一人あたり7,700円も廉くなるというものだった。(こだま号を使う「ぷらっとこだま」も廉く料金は片道7,700円だが、所要時間がのぞみだと1時間半弱のところ、2時間半ほどかかる。)

起床は、3月10日土曜日の朝の5時前。菓子パンで軽い朝食を済ませて、クルマで最寄駅へ。未だ日の出前で薄暗く小雨も降るあいにくの空模様だったが、名古屋方面は曇りのち晴れの天気予報。新幹線は6時台ののぞみ号に乗車。早朝にもかかわらず旅行客でほぼ満席。一路名古屋へ。最近出張で3度ほど往復した際、富士山の全景は拝めずにいたが、今回も残念ながら雨雲に阻まれていた。相模川、酒匂川、富士川、安倍川、大井川、掛川市付近の茶畑、天竜川、うなぎ養殖池、浜名湖などの車窓ポイントを見、豊橋付近から三河湾の小島が見え、岡崎あたりから広大な濃尾平野に入り、約1時間半弱で名古屋駅到着。これまで遠い印象だった名古屋に、自宅から在来線で東京都内に出るのとそれほど違わずに着いてしまったことに、次男は改めて驚いていた。

名古屋名物のきしめんを朝食にしようという計画だったので、16番線・17番線プラットフォームを新大阪方面(先頭車方向)へ歩いていき、立ち食いのきしめん専門店で食した。旅行券とディスカウントの件で少々太っ腹になっているので、家族は比較的いい値段のトッピングの品を注文したが、味については別記事で。

大宮の鉄道博物館にはこれまで数回も訪れていて、朝からの入場者の混雑ぶりを知っているので、リニア・鉄道館も開館前から相当入場待機する人の列ができているのではないかという危惧はあったが、入場保証付きのクーポン券だしそれでも9時ごろから並べば大丈夫だろうということで、そうなると相当時間的な余裕があり、家族にとっては初めての名古屋駅の構内と桜通口(西口)から出て少し駅前を散歩し、JR名古屋駅のセントラルタワーズの写真を撮り、そのセントラルタワーズの15階の展望フロアのスカイストリートで展望を楽しんだりもした。

(画面中央に小さく名古屋城)

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旅行前に立てた名古屋駅到着後の予定は、駅弁をクーポンを使用して購入し、リニア・鉄道館を見学して、そこでお昼を食べたら、名古屋駅に戻る。そしてそれ以降は旅行プランにはない自主企画だが、「メーグル」という観光バスで名古屋城、徳川美術館を巡り、駅に戻り、名古屋めし系の夕食を食べ、お土産を買って、21時ちょっと前発ののぞみ号で帰路に付くというもの。このメーグルという観光バスの1日券は500円で、乗り降り自由の上、観光施設などでの割り引き券としても使えるというお得なもの。

8時半頃、名古屋駅の東口にあたる太閤通口(中村区は、太閤秀吉の出身地だけのことはあり、彼にゆかりの地名が多い)の売店でクーポン券を使って結構豪華な駅弁(30品目の幕の内、名古屋えびふりゃー弁当、みそカツ弁当、鯖ずし)を購入し、クーポン券であおなみ線(名古屋臨海高速鉄道)に乗車。伊勢湾に突き出た金港ふ頭駅に向かう。(「金港」は、名古屋城の別称が「金城」であることにちなんで名づけられた地名ではなかろうか?)

9時頃金港ふ頭駅に到着。その手前に伊勢湾岸自動車の斜張橋が雄大にかかり、海を隔てて東側には巨大な製鉄工場のプラントらしきもの(どうやら新日鉄らしい)も見える埋立地的な平坦な土地の一角にリニア・鉄道館の巨大な建物が立っているのだが、広々とした場所のせいかそれほど大きくは見えなかった。待機の列にはすでに10組ほどが並んでいたが、鉄道博物館とは違いそれほどの混雑ではなさそうだ。後から考えるとシミュレーターなどが抽選制になっていたり、子ども向けの乗り物がなかったりしていることもあるのだろう。結構少人数で拍子抜けしたほど。それでも開館の10時頃になると、100人ほどの列になっていて、10分前の9時50分には開場となった。入場クーポンは入場保証付き(どのような実際的な効果があるのか分からないが)で、入場後受付で入場券に交換してくれる。すぐにコインロッカー(返金式でリーズナブル)に上着や荷物を預けて、見学開始。入場券に切り離し式のシミュレーター抽選券が付いていて、抽選受付箱に投入すると、後で当選者が発表される方式で、結構優れている。

リニア・鉄道館のエントランスホールから入場してすぐの展示

(左手前から蒸気機関車C62, 新幹線試験車両300X, リニア新幹線MLX01-1)

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新幹線車両の展示

(左手前から300系2両、100系、0系。左手奥は、ドクターイエロー)

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鉄道ファンには相当楽しめる展示で、子どもたちは相当満足していたし、それほど熱狂的なファンではない自分でも新幹線の歴史を知るという点で結構面白い展示だった。上の写真に写っている300系は、初代のぞみとして20年前にデビューしたが、この3月でその役目を終えるのだという。その記念展示も充実していた。

ただ、リニアモーターカー関連の展示はほとんど印象に残らないほどで、少々名前負けではなかろうか、と感じた。これは自分が気が付かなかっただけのようだが、せめて秋葉原にあった交通博物館並みのリニアモーターの原理の模型や展示などがあればと思った(WEB情報を見ると一応あったことは思い出したが)。ただ、まだ博物館としては開館してようやく丸1年なので、リニアについてはこれからに期待したい。

11時半に屋外展示の列車内で、名古屋駅で購入した駅弁を食した。見物客はそれなりに詰めかけたが大混雑というほどではなかったので、事前情報で長蛇の列と売り切れが心配された館内売りの駅弁も売り切れるほどではなかったようだった。その後、それぞれ見逃した展示などを見て、13時半発のあおなみ線で名古屋に戻った。

2の名古屋城に続く

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