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2012年3月の27件の記事

2012年3月31日 (土)

ノートPCのバッテリー

バッテリーリフレッシュ 
http://blogs.yahoo.co.jp/an_approximation/32614615.html
http://blogs.yahoo.co.jp/an_approximation/32614618.html
http://blogs.yahoo.co.jp/an_approximation/32614620.html

http://clown-do.ddo.jp/index.php?id=511

HPのマシンでやってみた。多少は改善したが、7年前のバッテリーであり、復活するところまではいたらなかった。

詳しいバッテリーについての考察、調査。
http://dennou.stakasaki.net/xiedai03_battery-j.html

充電可能なバッテリーの世界は奥深く、電気自動車が実用化された現代でも、まだ十分に研究し尽くされていないらしい。

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2012年3月30日 (金)

スマホ、タブレットの増加

アクセス数の多い記事に、DIGAのDLNA機能を試してみた記事が掲載され、そのページがモバイル向けにココログが独自モディファイしたもので、ページアクセス解析の解像度別の閲覧状況を見てみたら、このブログもスマホやタブレットPCらしい端末で見てくれている人がいるようだ。

iPhoneに始まったスマートフォンブームだが、すっかり拡大して、電車内でも特に若い女性が大画面のスマホのタッチ画面を指で操作しているのが目立つ(以前文句を垂れた混雑車内の文庫本や携帯電話使用と同様、腕を前に出して画面を閲覧・操作するだけのスペースを彼らが確保するので、そのしわ寄せは善良なマナーを守っている周囲の乗客に来るのだが)。

ちょっと以前には、携帯電話の小画面を隣席や後ろに立っている人に覗かれた、覗かれなかったというようなトラブルがあったほど、自身の閲覧画面に神経質な風潮だったが、最近のスマホはタッチパネルの大画面で表面に偏光フィルターも張るわけにはいかないので、その人が何を見ているかは完全にオープンになっている。これなど、機械に人間の習性や感情が振り回されている例かもしれない。

iPhone以外はGoogleが開発したAndroidというオペレーティングシステム搭載のものが多く、そのほかWindows Phone 7を搭載したものも少数出ているようだが、Phoneとは言え、「スマート」ということで、PCに分類されるようだ。これこそ、通信とコンピュータの融合形態だろう。

タブレットPCは、直感的に使えるギアとして、刺身のツマなどに使われる葉物で有名な四国の会社に葉物を供給するお年寄りたちが、支給されたタブレットPCを使っているのが紹介されたことがあったが、ウェブを閲覧したり、映像を見たりするには、このようなノートPCよりもよほど使いやすそうだ。教育の現場でも使えるというし、幼児やお年寄りでも直感的に使えるというのがすごい。ただ、携帯性には疑問があり、落としやすそうなので、もっと持ちやすく滑りにくデザインや工夫が望まれるように思う。

今朝の新聞は、電子書籍を国が後押し という記事が一面トップで掲載されていたが、タブレットPCの普及がそれをさらに後押しするのかも知れない。

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2012年3月29日 (木)

DIGA BZT600 のDLNAクライアント機能を使ってみた

先日、DIGAのDLNAサーバー機能をPCで使ってみて、十分とは言えないまでも実用性はあると思った(DLNA機能のついた専用機:パナのヴィエラなどのテレビやパナの携帯メディアプレーヤーなどを使えば、面倒さはもっと軽減されているのだろうが)。

我が家では、現在古いオーディオアンプや大型スピーカーは結線もせずに並べてあるだけだが、一応テレビセットを中心にしたAVセンター的な配置にはしてある。

一方、CDをリッピングして保存している外付けHDDとiTunesは、自分のPCでしか動かない。

PCで動くWindows Media Player 12 は、DLNAサーバー機能があり、DIGAはそのクライアント機能もあるというので、DIGAでPCにアクセスして音楽を再生できるのではないかと思いついた。

アップル社の製品群では既にスマートに達成されている機能なのだろうが、一般家電やいわゆるPCでもネットワーク連携の機能が追加されたので、どうも次第に使えるようになってきたようだ。

早速、PCを立ち上げ、Windows Media Player をスタートさせておき、DIGAのお部屋ジャンプ機能(DLNA)をスタートさせてみると、ちゃんとPCがサーバーとして認識され、その中のフォルダ類もDIGAを通じて、テレビ画面に表示された。

早速、音楽フォルダを選び、パブリックフォルダにデフォルトで入っているサンプルミュージックを選んでみたが、ファイル名は表示されるものの、グレーアウトしており、選択しても「再生できません」と表示されてしまう。

それではと、ビデオフォルダに入っている以前編集用に取り込んだ親戚の結婚式のビデオなどを再生してみると、こちらは比較的スムーズに再生された。写真は動作は鈍いものの、きちんとテレビ画面で見ることができた。

あらためて、取説を見てみたところ、下部に小さく注として、音楽は再生できません、と謳ってあった。

残念ながら、DIGAクライアントで、外付けHDDに入っている音楽ファイルを再生しようという目論見は達成できなかった。動画と音声が再生できるので、機能的に音楽が再生できないというのはあり得ないのだが、著作権保護の観点から何等かの規制があるのか、自主規制しているのかどちらかだろう。

もちろんネットワークオーディオを構成すれば問題ないのだろうが。(バッファローのNAS設定での注意がここにあった。)

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2012年3月28日 (水)

今更ながらDVD-Rの容量

DVカメラで撮影した動画をXPモードでDIGAのHDDへダビングして、それをDVD-Rに再ダビングして保存するという作業をしているが、約1時間記録されたminiDVテープの動画を保存するため、DVD-Rへ再ダビングしようとしたら、ビデオモードでは容量が足りず、たくまずしてDVD-RWを入れたところVRモードになり(?)、なぜかビデオモードよりも少し容量が増えて、ダビングすることができた。

あらためてDVD-RのイニシャライズをやってみたところやはりビデオモードとVRモードで容量の違いが出た。

そのようなことがあるものかとWikipediaその他で調べてみたところ、そのような現象の報告は見つかったけれど、原理の説明のようなものが出てこなかった。

ようやく見つけたここには、容量の違いが出ていたが、そのほかに、この容量の差について触れたサイトは日本語に限ってはなかった。

http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000048389/SortID=10790920/

>一時間五十九分のタイトルがあったので安心してかん
>たんダビングを選択したら、SPモードではなくLPモード
>になったことがありました。

これはDVDの容量のせいだと思います。
かんたんダビングは挿入されたディスクの状態で変わります。
フォーマットしていないディスクはビデオモードで認識されます。
未フォーマット            4110MB
VRフォーマット        4480MB
AVCRecフォーマット    4200MB前後
になります。
ですのでディスクを挿入してそのままかんたんダビングをすると
4110MBの容量で計算してしまうため上記の様にLPになってし
まう事もあります。
無駄なく利用したいのなら一度ディスクを挿入してからフォーマッ
トをかけて4480MBにしてからかんたんダビングすればSPに
なると思います。

未フォーマットとは、VIDEOモードのことで、これが4110MB。これだとXPモードの1時間がぎりぎり入らなかったのだが、VRモードだと 4480MBでぎりぎり入った。

これが、DIGAというレコーダー特有の容量なのか、それともこれが仕様なのかよく分からないが、4.7GBといっても管理エリアなどの関係でこのような差になるのではなかろうか?

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2012年3月27日 (火)

食餌療法 ほぼ継続中

2011年12月26日 (月) 5ヶ月継続した食餌療法と健康診断結果という記事を書いたが、その後。

相変わらず、勤務先での昼食は御握り二個と低脂肪乳一杯。アルコールも断っている。

ただ、年末年始の帰省では、少量のアルコールと、年取り魚の鮭や鯉、それにお歳暮で贈った但馬牛のすき焼きで牛肉を二三切れ食べた。

水炊き鍋や、カレーやシチューは、肉からのダシが出ているけれど、それほど気にせずに肉本体は食べないようにしてふつうに食べている。

先日の名古屋メシの時には、駅弁と夕食ではふつうに動物性蛋白質を食べた。

今週の日曜日には、久々に刺身ネタのすしを食べた。

このひと月ほど、夕食後にヨーグルトを半パック食べている(家族も同じ分量)。

体重は増えもせず減りもせず。

寒かった冬にもかかわらず、今のところ風邪をひいていない。

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2012年3月26日 (月)

複数PCでホームネットワーク プリンタ設定がもう一つ分からない

このあたりでは、梅は年明け早々の新春の花だが、辛夷(こぶし)は春の花だ。梅の咲く天神様の社の隣の辛夷の古木がようやく白い花を咲かせ始めた。まだ風は冷たいが、ようやく遅い春がめぐってきた。

職場では、ネットワークプリンタの利用が当たり前になっていて、システム部からネットワークプリンタのドライバをインストールしてくださいとの指示に基づき操作して容易に使えるようになっているのだが、家庭内でLANを組みプリンタを共有にして使うのはこれまで少々敷居が高かった。

しかし、最近ネットワーク接続できるワイヤレスプリンタが相当の廉価で店頭に置かれるようになっているということは、それだけ設定が楽になっていることだろうと、まずはWINDOWS7に備わっているホームネットワーク機能を試してみた。

Windows 7 Home Premium機、同 Professional機に、LCDが故障中で外部ディスプレーを繋げて使えるXP(SP3)機 が各1台あり、それにXP機と一緒に買った2005年製のインクジェットプリンタがあるのだが、それらを(ホーム)ネットワーク設定で繋げてみた。

参考にしたのは、Microsoftのサイトとしては珍しくわかりやすく作成されているこのページ。(すべからくこのくらい簡単であるべきだが、マイクロソフトの説明書きは米国版の翻訳という背景もあるのだろうが、ものすごく読みにくいため、ネット検索して他の解説記事を読むことが多い。)

http://support.microsoft.com/kb/2485631/ja

http://support.microsoft.com/gp/beginnerpagewin7/ja

実際にほぼこの手順に従って操作したところ、設定通りにならないところ(XP機から7HomeにはIDとパスワードが要求された。同じ設定でProfessionalでは要求されなかった)があったが、無線LANであまりにも簡単にファイル共有できてしまい、家庭でこんなに簡単にネットワークが組めるようになったのだと感慨深いほどだった。以前、WINDOWS98機とXP機を繋げる試みをしてみたことがあったが、このときは、結構設定が面倒で、何とかつながったが、実用には移行せずに終わってしまっていたので。

PC相互の共有フォルダの閲覧が可能になったのを確認したみたが、共有フォルダの写真ファイルなどは自分のPCに保存しているのと変わらない感覚でサクサクと閲覧ができるし、デジタルビデオカメラカラら取り込んであった動画も別のWINDOWS7PCから再生ができた。

さて、それでは、と、XP機にプリンタをUSBで繋げて、ネットワークプリンタとしてWINDOWS 7からテキスト文書をプリントしてみたところ、あっけなくプリントできた。次男に無線でプリントアウトできたよと教えたら着実に技術が進歩していることに驚いていた。

その次に、写真印刷はどうだろうかと試してみたのだが、ここからが上手くいかなかった。用紙をL判フチ無しと設定して、印刷スタートしてみるのだが、スプールはするものの、そこから印刷動作までつながらないようだ。

テキストはテキストファイル自体の容量も小さく、もっともシンプルな印刷プロセスなのだろうが、写真となるとファイル容量も大きく、またXPと7(32bitだが)のドライバが異なり、そのまま7ではXP用ドライバが使えないので、そのあたりの理解も必要なようでなかなか難しい。

いくつか、「印刷できない」で調べてみた結果のメモ。

http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-vista/Troubleshoot-network-printer-problems

http://lan-kouji.com/contents40/contents40-16.html

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5619319.html?from=navi_ranking

http://okwave.jp/qa/q821750.html

http://papageno620.cocolog-nifty.com/zauberflote/2010/04/lan-5714.htm

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/special/20090611/1015934/

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/special/20081215/1010561/

多くのパソコンに使われているWindowsには、USBなどで接続されているプリンターを、ネットワーク経由で接続する機能がある。これを使えば、基本的にはWindowsで利用できるプリンターであれば、どんなものでもネットワークを介して共有することが可能になる。ただし、プリンターを利用する他のマシン上にもプリンタードライバのインストールが必須であり、ドライバーのインストールができなければ、プリンターを使うことはできない。

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なお、パソコンに接続したプリンターを共有する場合、クライアント側は、プリンタードライバーのインストール作業は必要ない。これは、プリンターサーバーとなるパソコン側からドライバが提供されるからだ。

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プリンターサーバー側での設定は2つあり、1つは、コントロールパネルの「プリンターとFAX」(XP)、「プリンター」(Vista)にある、個々のプリンターのアイコンから開くことができるプロパティ。もう1つは、このウィンドウ上での右クリックで表示される「サーバーのプロパティ」である。

ということらしいのだが、もう少し試してみようと考えている。

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2012年3月25日 (日)

BDレコーダーで放送番組を録画してせっせとBDにダビング

昨日、雨は午後3時前にはあがり、吹く風もようやく春を感じさせるようになってきた。

このところ、PCやAV機器がらみの記事が多いのだが、500GBのHDDディスクに見たい番組を録画すると、AVC(MPEG4 AVC/H.264というデジタル圧縮モード)のデジタル最長録画モード(HZモード)だと、放送オリジナルのDRモードの約15倍の録画時間が得られることになり、膨大な番組が録画できてしまう。

また、BDへのダビングは、BD-Rならば6倍速もの速さで可能であるが、実際は高圧縮の関係もあるのだろうか、それよりもずっと速いダビングができる。

さらに、現在25GBのBD-Rの価格も、ソニーやパナソニックといったブランド品でも、100円/枚程度の低価格となっていて、HZモードならば1時間/1話のドラマ12話が、3ドラマ分も楽々録画できてしまうので、ついつい気軽にHDD録画し、気軽にBDへダビングするので、あっという間に(時間にすれば)膨大な録画番組がたまってしまった。

大量の音楽CDもそうだが、蒐集そのものが一種の習癖となっている。次々と増える録画をいったいいつ見ることができるのだろうか、自問。

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2012年3月24日 (土)

マイクロソフトIME OFFICE IME 2010へのアップグレード

MS IME の評判は、長らく悪かった。近年では OFFICE 2007に付属してきた OFFICE IME 2007の初期のバージョンの使い勝手があまりに悪すぎて、いまだに OFFICE IME 2007で検索しようとすると、検索候補の上位に「不具合」が出るほどだし、サービスパックを適用してもそれまでつかえていた変換が使えなくなるようなトラブルに見舞われることがあり、適用を手控えていたこともあった。

このPCもこのようにブログ記事を書いている最中にいきなり応答なしでしばらくフリーズしたりすることが以前はあったのだが、もしかしたらOFFICE IME 2007に起因していたのかもしれないなどと、疑うほどだ。

さて、GOOGLEから無償のIMEがリリースされたり、スマートフォンに搭載されているATOKの評判がよいので、MSも重い腰をようやく上げたのが、OFFICE IME 2010らしい。そのことは、こちらのサイトに詳しく書かれているのを、たまたまジャストシステムのホームページを見ていて、「そういえば IME 2007は」と思い検索して見つけたページなのだが、さっそく参考にして、OFFICE IME 2010をダウンロードしてみた。

マイクロソフトのページには、

パフォーマンスの向上 Office IME 2010 は、文字変換に関するパフォーマンスが大きく向上しています。たとえば、Microsoft Office 2007 Service Pack 2 と比較すると、文字変換速度が 2 倍以上に高速化されており、ストレスを感じることなく、日々の日本語入力が行えます。

と書かれているが、これはIME2007の不出来を自ら認めたようなものかも知れないとは言え、それなりに評価できることだろうと思う。

変換精度も向上したとのことなので、これならじっくりと付き合えるかも知れない。

追記: なお旧バージョンのIMEからのユーザー辞書の取込方法は 

旧バージョンの Microsoft IME で登録した単語を追加する

http://office.microsoft.com/ja-jp/support/HA101872362.aspx

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2012年3月23日 (金)

インテル Smart Battery Driverを使おうとしたが

バッテリー長寿のためのノウハウという記事を読んで Smart Battery Driver というフリーソフトをインストールしてみた。

http://smart-battery-driver.softonic.jp/

インストールは問題なかったようだが、どうもうまく動作しないようだ。

PCの再起動を行い、インストールされたプログラムを起動するとウィザードが表示され充電率の設定ができるのだが、バッテリーを50%以下まで消費して、実際にACアダプタ電源をつないでみても、充電が充電率75%と設定しているにもかかわらず停止しない。

Windows 7 64bit ではうまく動かないという報告があるようだが、32 bit でも動いててくれないようだ。

関連情報:

http://128bit.blog41.fc2.com/blog-entry-232.html

http://www.lifehacker.jp/2010/03/100329battery.html

http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=13384152/

勤務先で使用している富士通製のノートパソコンには、80%で充電を停止するユーティリティソフトが付いていてきちんと動作してくれるので、他のメーカーでもこのようなユーティリティを開発添付してもらいたいものだ。

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2012年3月22日 (木)

脇役物語 (緒方篤監督)

深夜放送を録画して見た。

着想はとてもいい感じのコメディーなのだが、ギャグがギャクになっていなかったり、松坂慶子とエノモトユウの不倫関係に現実感がなかったりで、ところどころ戸惑う部分があった。

クライマックスでの映像ロジックが少々分かりにくく、はぐらかされた感があり、エンディングは何かのパロディーなのだろうか、少々陳腐だった。

期待していた映画だったが少々残念だった。

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2012年3月21日 (水)

荻原 規子『空色勾玉』『白鳥異伝』『薄紅天女』三部作

備忘録

昨年8月に、妻が図書館から借りてきたのをまた借りして読んだ。

日本神話と古代史をベースにしたファンタジー小説として著名な作品らしい。

結構読みごたえがあった。

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2012年3月20日 (火)

島崎藤村『夜明け前』第2部 読了

(2011年9月15日に読み終えた頃にはもう少し詳しく書いてアップしようと思っていたのだが一応備忘録として。)

第1部の読み方に比べて、少々流し読み的だったが、昨年9月に何とか読了できた。

第2部は、明治維新から主人公の青山半蔵の死までを描き、平田篤胤らの国学の新政府による採用と、その興隆、衰退も描いていた。廃仏毀釈と国家神道の流れは、平田流の国学から出たものとされるが、当初の宗教的な熱狂も収まり、法治国家として明治政府が進展していくにつれて、神祇省の影響力は弱まっていく。

私の子どもの頃の年寄りと言えば、今から50年の昔であり、御一新(1868年)頃生れた人もまだ存命の人がいたはずで、1968年が明治100年でもあり、明治以降の大変動の波をその親の世代や自分自身も経験した人が多かったはずで、自分の先祖達もその中に含まれるのだが、もちろんこの小説の作者である島崎藤村こそがその一人である。

最近、母の生まれ故郷のある山村の神社についてネットで検索していて、その神社が江戸幕府からの援助(年何石の米穀と近隣の農民による支援)を受けていたが、御一新によりその援助が打ち切られた云々という記録があるそうで、御一新の影響は国の隅々まで及んでいたのだという感慨を新たにした。

第2部は、第1部で基本史料として藤村が用いた「大黒屋日記」が、その日記の記し手の逝去により、小説の全てをカバーできていなかったことになるのだが、その影響もあるのかも知れないが、歴史の流れよりも、青山半蔵の生涯に焦点が当てられていた。

第1部に比して、読み易いものではなかったが、国学に傾倒しながら幕藩体制の末端に連なる宿場役人・村役人を兼ねた青山半蔵と馬篭という主要街道ではありながら山深い木曽の宿場を定点観測点にした幕末から明治への大転換が、庶民にもいかに甚大な影響を与えたかを、読み取ることができるようだ。

この本を読みながら、大佛次郎の大作『天皇の世紀』、萩原延壽 『遠い崖―サトウ日記抄』を読みたいものだと思った。

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2012年3月19日 (月)

ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」と古代ローマ

2010年7月に読み始めた「テルマエ・ロマエ」(ローマの浴場という意味らしい)だが、その人気が高まって、先にアニメ化(少々しょぼかったが)され、今度は実写映画が公開されるという。

別にそれに関係するわけではないだろうが、今日たまたま放送を観たNHKBSプレミアムの昼12:00から放送のBS歴史館「古代都市ポンペイの真実~新発見!54体の人骨の謎~」を、同じく「テルマエ・ロマエ」を面白がっている家族と一緒に見て、相当相通じる内容で楽しめた。テルマエ・ロマエは、ハドリアヌス帝の時代の浴場デザイナー(設計師)、ルシウスを主人公としたコミカルなSF歴史もの。

ギボンの「ローマ帝国衰亡史」は、学生時代の知人で現在大学の政治学の学者になった人のアパートを尋ねたおり、その背表紙を眺めたことがある程度のローマの知識ではあるが、「テルマエ・ロマエ」に描かれているローマ人たちの生活が、ポンペイなどからの発掘調査で明らかになった当時の奴隷を含めた人々の豊かで平和な生活についての研究に基づいていることが理解できたように思う。

二人の学者(一人は現在の国立西洋美術館の館長)と、元アナウンサーの渡辺真理の丁々発止のやり取りは面白く、ローマ、ポンペイの末裔?のジローラモが少々ベクトルが違う方から参加していたのも興を添えていた。

ローマの衰退は、その繁栄(領土拡大・維持のための軍事費の出費を可能にし、市民への手厚い福祉を可能とした)が原因となって始まったというが、その歴史的な繰り返しは、現代の先進国でも見られる現象であるというような、少々大風呂敷的で粗雑な話は元々好きなのだが、ちょうどつぼにはまった感じではある。パクス・ロマーナを現代のアメリカや先進国にあてはめて、パクス・アメリカーナと言うような議論は枚挙のいとまなくあり、高坂正堯(まさたか)の『文明が衰亡するとき』を想起したりもしたが、実際軍事費と人気取りのための福祉のばらまきというのは、民主政治では解決できないと、さらっとどちらかの学者が漏らしていたコメントは、現代の大阪府、大阪市の政治家の論拠になるようで、少々きな臭く感じた。

ローマは三回世界を征服した。ローマ帝国、ローマン・カソリック、そして近代市民社会法の模範としてのローマ法、という話はどこかで読んだ有名な警句ではあるが、すんなり理解できた良番組だった。

なお、西洋古代史では、岩明 均(いわあき ひとし)の『ヒストリエ』(アレクサンダー大王の書記官エウメニスという人物が主人公)も注目に値する。

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2012年3月18日 (日)

Thunderbird データと設定のWindows XP PC からWindows 7 PCへの引っ越し

今、メールは、Webメールを使うようになったので、ほとんどメーラーを使うことがなくなったのだが、過去のメールがまだLCDがブラックアウトしたXPパソコンの残っていたので、整理をかねて引っ越ししてみた。

こちらのブログが参考にさせてもらった。

カレンダーなどのアドオンもフォルダのツリー構造も、当然メールそのものもアドレス帳もすべて引っ越しができた。あまりに完璧に移行ができたので、感動を覚えるほどだった。

http://jungknight.blog90.fc2.com/blog-entry-1941.html

ポイントは、引っ越し元のXPと引越し先の7の両方のThunderbirdのバージョンを同じもの(引越し先が最新になるので、引越し元も最新に、というふうに)あらかじめ合わせておくことかも知れない。

また、引越し先でThunderbird を新規インストールしたら、その後の設定ウィザードに構わずにいったん閉じて、新規作成されたデータフォルダ内部のファイルを全削除して、そこに引越し元からUSBメモリなどでコピーしたファイルをそっくりコピーしてやるのもポイントだろう。

なお、久しぶりに使ったThunderbird だが、やはり現在主流の横長のLCD画面では、「ペイン」の配置が使いにくく感じた。メールの一覧の下に、選択したメール本文を表示させる形式では、双方のペインの高さが足りず見ずらいし、オプションにある縦配列を選んでも、今度は横の広さが不足してこれまた使いにくい。

横長画面というのが、いろいろと影響を及ぼしている感じだ。

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2012年3月16日 (金)

Googleのポリシーの変更とダッシュボードによる履歴の削除など

Googleの検索サービスからマップまでインターネット上で欠かすことのできないものになりつつあるが、その多くのサービスを横断的に管理することをGoogleが表明してこの3月1日に一方的に実施した。

ポリシーと原則

プライバシーの保護は今までと変わりません

Google では、Google ダッシュボードAds Preferences Manager といったサービスとその他のツールを通じて、個人情報に関して、ユーザーのみなさまにできるだけ高い透明性とできるだけ多い選択肢を提供することを目指しております。

と書かれているが、ようやく実際にダッシュボードを使って見た。

gmailアドレスを取得して、ログインして使わなければ特にプライバシー問題はないだろうが、ログインして利用している場合、多くの情報が一元管理されているのが、分かる。

これで履歴等の削除などはできるようになっているので、是非ブックマークに入れて使うべきだと思う。

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2012年3月15日 (木)

家族用にノートPC購入 EPSON Endeavor NY2200S 決算特別限定モデル

ネット直販のいくつかを迷ったり、どうせなら使いやすそうな最新のUltrabookもいいかと考えたが、昨年PC(NY3000)を購入したEPSON DIRECTのサイトがたまたまちょうど年度末決算セール中で、昨年6月に購入した自分用のものよりもCPU性能がよくて少し小ぶりで扱いやすそうな14インチのノートPCが、破格とも言える値段で売られていたのを見つけ、3/11に早速注文した。

翌3/12には決算特別限定販売品400台は売り切れ御礼となっていたので、ちょうどぎりぎりの注文だったようだ。 (現在は通常価格での購入となる。)

EPSON Endeavor NY2200S

DSP: 14型ワイド WXGAあざやかグレア液晶(LEDバックライト)
          解像度 1366×768 
OS: Windows® 7 Professional 32bit 正規版 Service Pack 1 (SP1)
CPU:インテル® Core™ i5-2430M プロセッサー (2.4GHz)
RAM: 4.0GB (PC3-10600 DDR3 1333MHz SDRAM)
USB3.0 1ポート搭載

プロセッサーの性能はこれまであまり意識していなかったが、先に試して現在使っているDLNAや著作権管理の映像・動画を扱うためには、やはりプロセッサーの処理能力が必要だと思い直し、割引なしでもこれよりさらに廉価で買えるCerelon搭載機があったのだが見送った。

注文したのが、3/11の17時よりも遅い時間帯だったので、翌日注文受付の2日後である3/14に早速時間指定で配達された。

今回は古いPCからのデータ移行はほとんどなく、当面は下記のリストのインストーラーなどをUSBメモリにあらかじめダウンロードなどしておき、それをコピー実行するだけで済む。

まずは有線LANでつないでのセキュリティソフト設定、無線LAN設定、アプリケーションソフトのインストール程度。

1. セキュリティソフトのインストール (マカフィー3台ライセンスの2台目へのインストール)
   http://www.mcafee.com/japan/mcafee/support/faq/answer_p_install.asp?wk=IN-00016

   マカフィー・PCセキュリティセンター 90日期間限定版があらかじめインストールされているので当面必要ない。エプソン機独特のセットアッププログラム実行時にインストール済みだったのに3年ライセンスをインストールしようとしてしまったため、少々てこずった。うっかり忘れるのが面倒なので、期間限定版をアンインストールして、ライセンス版をダウンロード&インストールした。

 2. 無線LAN WHR-G54S ユーティリティのインストール
   http://buffalo.jp/products/catalog/item/w/whr-g54s/

  クライアントマネージャVなどインストール
   http://buffalo.jp/download/driver/lan/airnavilite.html
   airnavilite-1300.exe 

 AOSSでの接続設定が便利だが、余計なソフトもインストールされるのが玉に瑕。

3. Windows7の Updateの適用:パッチが累積しているので、これが時間がかかる!

4. WINDVD の CPRM対応 を忘れないうちにやっておく
 http://www.iodata.jp/lib/manual/brd-uh8/data/download02.htm

5. EPSONへの登録 (これは会員なので自動登録されていた。登録しておかないとサポートを受ける際に面倒)

6. HPプリンタドライバ のインストール
   PSC1510 

 2009-10-21,Ver.13.1.0, 362.68M

  AIO_CDB_NonNet_Full_Win_WW_130_141.exe [1/1, 362.68M]

   http://h10025.www1.hp.com/ewfrf/wc/softwareDownloadIndex?softwareitem=al-75052-1&cc=jp&dlc=ja&lc=ja&os=4062&product=428800&sw_lang=

   http://h10025.www1.hp.com/ewfrf/wc/document?lc=ja&dlc=ja&cc=jp&docname=c02672216

   ドライバのアップデート 
  CPE_SCAN_DESTINATION_UPDATE_hpcom_001_003.exe
  http://h10025.www1.hp.com/ewfrf/wc/softwareDownloadIndex?softwareitem=oj-79942-3&cc=jp&dlc=ja&lc=ja&os=4062&product=428800&sw_lang=

 Windows7の標準ドライバでも印刷だけはできるそうだが、これで印刷もコピーもスキャンもできる。

7. 辞書ソフトインストール

8.フリーソフトのインストール

 ①Irfanview
 ②リサイズ超簡単
 ③Terapad
 ④Radika

など

現在使っている15.6インチ液晶のPC(NY3000)と比べると、横幅が狭い分、テンキーは無いが、軽くて狭いので、使い勝手がよい。いつもデスクトップ的に使うのなら15.6インチの方がいいのだろうがそうではないので、自分も14インチが欲しくなってしまう。

液晶の解像度の比較は、このエプソンのサイトが秀逸だが、NY3000(15.6インチ 解像度 1366×768)とは、見える範囲は同じで若干文字が小さくなる程度なので、置き場所や重さなどを考えると、次回はこの程度でよいかも知れない。

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2012年3月14日 (水)

名古屋日帰り旅行 (おまけ) 立ち食いきしめん

今回の旅行では、新幹線16、17番線プラットフォームの新大阪寄りにある住よしという立ち食いきしめん屋で名古屋名物のきしめんを食した。

2月の出張の時に同じプラットフォームの東京寄り「きしめん」という看板の店(グル麺という店名らしい)が美味しいと職場情報で聞いていたので、立ち寄って食べてみたのだが、実際昼の11時頃食べたきしめんはとても旨かった。出張から帰って、家族にも「旨いきしめんを食べたよ」と話したほどだった。駅の立ち食いの「きしめん」ははるか昔に、JR中央線の多治見駅で食べたことがあり、あまり好印象ではなかったのだが、2月の出張の時は、旨く感じた。

グル麺の店舗(2月)

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その後、その店舗の評判を念のため確認しようとネット情報で調べたところ、同じプラットフォームの住よしという店の方が旨いという情報が多かったので、グル麺より旨ければ相当なレベルだろうという期待を以って今回朝食代わりにするために家族を連れていったのだった。しかし、どうも期待とは違っていた。麺は薄くて平たいきしめんで、なめらかさやのど越しは悪くはなかったが、つゆの味が薄く、またダシの旨味もあまり感じられなかった。麺や鰹節の量も「グル麺」に比べて少なかった。

そもそも、味覚はその人の主観的な感覚であり、さらに体調や腹の減り具合なども関係するので、一ヶ月の間隔と別の時間帯(昼と朝)での比較には困難が伴うだろう。また、8時前という時間帯ということで、その店のベストパフォーマンスではなかったのかも知れない。しかし、家族も「薄味というよりも、ダシがあまり効いていない薄さだった」と言っていたので、家族が全員同傾向の味覚の持ち主であるとしても、薄味傾向だったことは間違いないようだ。いわゆる関西風とは違っていて、関西風もっとしっかりダシの旨味が立っているはずだし。

名古屋の味噌カツや、味噌煮込みうどんなど、非常に濃厚な味が好まれる地域なので、今回のような薄味が名古屋的だとは考えにくい。どうも自分的には「グル麺」の方が好みだ。

ネットの口コミ情報は非常に役立つのだが、それに頼りすぎ無いようにしたいものだ。

「グル麺」のきしめん、わかめ乗せ(2月)

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「住よし」のきしめん(トッピングなし、今回)

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「住よし」のきしめん(名古屋コーチン乗せ、今回)

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2012年3月13日 (火)

名古屋日帰り旅行 (2) 名古屋城と名古屋めし

(1)から続く。

あおなみ線の名古屋駅に13時50分頃到着し、14時発のメーグルに乗車できるかどうかギリギリで、次の14時30分発でいいとは思ったが、朝の散歩時に乗り場を確認しておいたことが功を奏して、駅構内も迷わずに桜通口のバス停にたどりついたところ、14時を少し過ぎてはいたが幸いまだ発車しておらず、乗車できた。ドライバーから一日乗車券500円を購入し、車両の後部座席に少し空きがあったので、座ることもできた。(次男は立っていた。)

「尾張名古屋は城で持つと謳われた」名古屋城だが、先月の名古屋出張の折にも短い時間が取れたので少し見ることができ、次に来るときはゆっくり見物したいと思わせてくれた城だった。この出張の時には、名古屋に少し早めに着けたこともあり、地下鉄で一回の乗換えで行けるということで、名古屋駅から桜通線で久屋大通、そこから名城線に乗り換えて市役所駅で降りて、東門から二の丸を通って天守閣に入ってみたのだが、市役所駅出口からいきなり見えた内堀の石垣の素晴らしさに驚かされ、さらに二の丸、本丸も素晴らしい石垣がよく保存されていて、これまで知る限り江戸城を除いてこれだけ見事な石垣が広範囲に残っている城郭はあまりないように思っていたのだった。

今回はそのときと違って、メーグルバスが停まった正門側から名古屋城内に入った。正門受付でメーグル割引で500円のところ400円に値引きを受けて入場。中学生以下は無料。翌日の名古屋ウィミンズマラソンの出場者らしきアスリート姿の女性がジョギングしていた。

今回は前回見なかった方向から見た天守閣を支える石垣に圧倒される思いだった(下の写真)。

この城の縄張り、普請は、関ヶ原で敗れた旧豊臣恩顧の大名を動員して大坂の陣(1619 - 1620)に先立つ1610年頃行われたということだが、中でもこの名古屋地方出身で、当時肥後熊本城主であり城造りの名人と称された加藤清正が縄張りしたということで(そのためか能楽堂方面に彼の坐像が据えられているらしい)、かくも見事な石垣が造営され、現在も残っているとのことだ。

ただ残念なことに、城内は各所で石垣補修や建物の補修工事が行われていて、有名な「清正石」は、今回は立ち入り禁止区域となっており、見学できなかった。(公式ホームページ情報では、昨年3月までの工事予定だったようだが、一時的なものだろうか?今年の1月に訪れた方のブログによればそのときは見られたようだ。)

(正門側から入り、満開の梅園を過ぎて天守閣を望む)

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1945年の名古屋空襲で、この天守閣 とそれに併設されていた本丸御殿も焼失してしまったということで、天守閣は1959年に鉄筋コンクリートで復元されたもの。そのとき、初代の金の鯱(しゃちほこ)も一緒に焼失してしまったのだという。

天守閣内は、地下一階を含めて8階の博物館になっており、その中の解説によると現在の鯱は大阪造幣局で作られた二代目だという。(これが愛知博覧会で展示された。)なお、天守閣も本丸御殿も戦災前に精密な計測が行われており、図面が残され、それが復元に寄与しているのだという。

(天守閣については、英語説明では、dungeon/donjon とあるが、dungeonには塔と並んで地下牢の意味もあるので、微妙な表現)

現在、平成の大工事として本丸御殿が伝統的な工法とオリジナルの木造で復元されつつあり、その工事現場に見学用の通路が設置されていて、初めてヘルメットを被っての見学をさせてもらったが、藤村の『夜明け前』に書かれていたように尾張藩が治めていた木曾や飛騨の山林の材木が今回も使用されているようだ。

(見学用通路から見た復元工事中の本丸御殿大屋根)

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本丸御殿復元工事を見学した後、いよいよ天守閣に入った。さすがに人気の観光地だけのことはあり、老若男女が大勢詰め掛けていて込み合っていた。エレベーターもあるが、上り下りがそれぞれ優先になった階段もあり、階段で昇りながら一階ごとの展示をみていった。

一階の展示室は重要文化財に指定されている本丸御殿の襖絵(これは戦災前に城内の倉庫に退避していて多くが無事だったという。ただし障壁画のうちの壁画は建物とともに炎上してしまった。)の近年の復元図が展示されていた。狩野派による美麗繊細な絵画で、御殿が復元になった暁には、そこに飾られるらしい。

(襖絵の一部。麝香猫の親子図。幻のコーヒー「コピ・ルワク」で最近有名になったジャコウネコだが、こんなところにもいたとは!)

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最上階の展望台から、名古屋市役所や愛知県庁のユニークな建築を眺めるなど名古屋市内の眺めを堪能したが、16時半になると天守閣は閉館になるということで、やむを得ず外に出た。

名古屋城でゆっくり見物したため、次の予定地の徳川美術館(名古屋城の近隣だと思っていたのだが、結構離れた場所にある)は17時閉館なので、今回は見送ることにした。

来たときに通った道をぶらぶらと正門方面に戻り、初代藩主徳川義直がその実を食した植えたと伝わる600年を経た榧(かや)の大樹のそばを通り、メーグルのバス停に戻るとすでに長蛇の列。ほとんどが名古屋駅方面に戻る人たちらしい。年輩の観光客が多かった。バスを待っていると翌日の名古屋ウィミンズマラソンに出場するらしい長身のヨーロッパ系のアスリートがコーチらしい男性とランニングしながら走り過ぎていった。

メーグルは循環バスだが、名古屋城は駅方面と徳川美術館方面の両方が停車するので、寿司詰めの駅方面には乗らず、我が家は徳川美術館方面に乗ることにしたところ、さすがにこの時間にそちら方面に乗る人は少なく、悠々座ることができた(ただし、シートの間隔はせまいが)。

メーグルバスで、徳川美術館、栄や伏見など都心部、繁華街などを経て、また名古屋城に戻り、陶磁器のノリタケやトヨタの博物館を経て、約1時間ほどかけて名古屋駅前に戻ってきた。午前中に晴れ上がり、暖かさを感じさせるほどの好天になったのだが、さすがに日が落ちると吹く風はまだ冷たくなった。

事前に調べておいた名古屋めしが勢ぞろいした名古屋丸八食堂が、メーグルのパンフレットにも掲載されており、加えてメーグルバスの1日券提示で会計が10%引きとなるという値引きの中でも最も気前のよいサービスであることに後押しされ、ここで食べることにした。すでにお昼で味噌カツは食べていたので、ひつまぶしと名古屋コーチンが目当て。

バス停から歩いて5分ほどのルーセント・タワーという高層ビルの地下がレストラン街になっていて、その中に名古屋メシの有名店を一同に集めた丸八食堂という店があった。大衆食堂風に作ってはあるが、内部は家族連れでも寛げる感じの店だった。

炭火焼きの名古屋コーチンを卵でとじた親子丼。炭火焼きの香ばしさがたまらない。

 

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憧れのひつまぶし。名古屋メシの王様だろうか。鰻丼のひつまぶしアレンジ風は我が家でも定番だが、さすがに炭火焼のウナギは旨い。

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三河地鶏の手羽先。大ぶりで美味しい。

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名古屋メシは我が家の味覚には合うようだ。

現在我が家では禁酒を続けているのでアルコール類はなしだが、ゆっくり1時間ほど食事を楽しんで、名古屋駅に戻った。

子ども達が名鉄の名古屋駅を観たいというので、そちらに回り、そこからJR名古屋駅に併設されている高島屋デパートのデパ地下の食料品売り場でお土産を見て回ったのだが、店内にちょうどフードコンシェルジェという案内の女性が座っているカウンターがあったので妻が名古屋名物の洋菓子を相談したところ、二店ほど紹介されたが、そのうち名古屋の有名洋菓子店のレーニエの「中津川モンブラン」と「カスティラード・ザビエル」を購入して、帰路についた。

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早起きと遅い帰宅で、長い一日だったが、中身の濃い一日でもあった。

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2012年3月12日 (月)

名古屋日帰り旅行 (1) リニア・鉄道館 (あおなみ線 金港ふ頭駅)

勤続○年記念の記念品として、勤務先から旅行券を昨年もらった。自分が旅行に使用すると所得に加算されないというメリットがある(逆にチケットショップで現金化をしたり、他人にプレゼントしたりすると所得に加算される。参考:国税庁 タックスアンサー)。そのメリットの享受のためには記念品をもらってから1年以内に旅行会社等で旅行商品を購入して旅行券を旅行費用に充てたという但し書きのある領収書の発行を受け、勤務先へ提出する等の手続が必要となる。

旅行券の額は、文句を言うわけではないが中途半端な金額で、家族で旅行をするにしても一泊二日となると相当不足するので、めったに泊まらない地元のホテルで一泊でもしようかどうしようかなどと思案していたが、昨年3月14日に開館した名古屋市近郊のリニア・鉄道館 に鉄道に興味のある子どもたちが行ってみたいと話していた記憶があり、声をかけてみたところ大変乗り気で、妻もどうにか賛成してくれたので、最寄りの旅行会社で調べたところ適当な値段の日帰り旅行プランがあるのが分かり、家族全員の都合のよい日を選んで申し込んだ。

このプランは、普通に新幹線往復と諸費用を加算するよりも大幅なディスカウントになっている。しかしその代償として、往路は早朝出発の新幹線と、復路は15時台から20時台までの数本の新幹線が限定されている上に、さらには(後で知ったのだが)とても重要なことにはその早朝出発の新幹線に乗り遅れると乗車券・指定券とも完全無効となり、新たに自分で乗車券・指定券を買わなければならないという、シビアな条件が要求された(チケットにもしっかり書かれていた。パンフレットや旅行契約には「往路の普通車指定席が満席の場合はご利用になれません。乗り遅れた場合、後続列車への乗車は自由席も含めて一切できません。また払い戻しもできません。この場合、別途乗車地からの乗車券・特急券が必要です。」とあった)。

このプランのディスカウントを計算してみると、正規料金で買う交通費が大人一人往復で21,000円、入館券1,000円で合計22,000円のところ、なんとそれらがセットで15,300円。さらに名古屋駅のレストラン・売店、リニア・鉄道館のショップで使えるクーポン券が一人1,000円分付いているので、実質負担は14,300円となり、一人あたり7,700円も廉くなるというものだった。(こだま号を使う「ぷらっとこだま」も廉く料金は片道7,700円だが、所要時間がのぞみだと1時間半弱のところ、2時間半ほどかかる。)

起床は、3月10日土曜日の朝の5時前。菓子パンで軽い朝食を済ませて、クルマで最寄駅へ。未だ日の出前で薄暗く小雨も降るあいにくの空模様だったが、名古屋方面は曇りのち晴れの天気予報。新幹線は6時台ののぞみ号に乗車。早朝にもかかわらず旅行客でほぼ満席。一路名古屋へ。最近出張で3度ほど往復した際、富士山の全景は拝めずにいたが、今回も残念ながら雨雲に阻まれていた。相模川、酒匂川、富士川、安倍川、大井川、掛川市付近の茶畑、天竜川、うなぎ養殖池、浜名湖などの車窓ポイントを見、豊橋付近から三河湾の小島が見え、岡崎あたりから広大な濃尾平野に入り、約1時間半弱で名古屋駅到着。これまで遠い印象だった名古屋に、自宅から在来線で東京都内に出るのとそれほど違わずに着いてしまったことに、次男は改めて驚いていた。

名古屋名物のきしめんを朝食にしようという計画だったので、16番線・17番線プラットフォームを新大阪方面(先頭車方向)へ歩いていき、立ち食いのきしめん専門店で食した。旅行券とディスカウントの件で少々太っ腹になっているので、家族は比較的いい値段のトッピングの品を注文したが、味については別記事で。

大宮の鉄道博物館にはこれまで数回も訪れていて、朝からの入場者の混雑ぶりを知っているので、リニア・鉄道館も開館前から相当入場待機する人の列ができているのではないかという危惧はあったが、入場保証付きのクーポン券だしそれでも9時ごろから並べば大丈夫だろうということで、そうなると相当時間的な余裕があり、家族にとっては初めての名古屋駅の構内と桜通口(西口)から出て少し駅前を散歩し、JR名古屋駅のセントラルタワーズの写真を撮り、そのセントラルタワーズの15階の展望フロアのスカイストリートで展望を楽しんだりもした。

(画面中央に小さく名古屋城)

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旅行前に立てた名古屋駅到着後の予定は、駅弁をクーポンを使用して購入し、リニア・鉄道館を見学して、そこでお昼を食べたら、名古屋駅に戻る。そしてそれ以降は旅行プランにはない自主企画だが、「メーグル」という観光バスで名古屋城、徳川美術館を巡り、駅に戻り、名古屋めし系の夕食を食べ、お土産を買って、21時ちょっと前発ののぞみ号で帰路に付くというもの。このメーグルという観光バスの1日券は500円で、乗り降り自由の上、観光施設などでの割り引き券としても使えるというお得なもの。

8時半頃、名古屋駅の東口にあたる太閤通口(中村区は、太閤秀吉の出身地だけのことはあり、彼にゆかりの地名が多い)の売店でクーポン券を使って結構豪華な駅弁(30品目の幕の内、名古屋えびふりゃー弁当、みそカツ弁当、鯖ずし)を購入し、クーポン券であおなみ線(名古屋臨海高速鉄道)に乗車。伊勢湾に突き出た金港ふ頭駅に向かう。(「金港」は、名古屋城の別称が「金城」であることにちなんで名づけられた地名ではなかろうか?)

9時頃金港ふ頭駅に到着。その手前に伊勢湾岸自動車の斜張橋が雄大にかかり、海を隔てて東側には巨大な製鉄工場のプラントらしきもの(どうやら新日鉄らしい)も見える埋立地的な平坦な土地の一角にリニア・鉄道館の巨大な建物が立っているのだが、広々とした場所のせいかそれほど大きくは見えなかった。待機の列にはすでに10組ほどが並んでいたが、鉄道博物館とは違いそれほどの混雑ではなさそうだ。後から考えるとシミュレーターなどが抽選制になっていたり、子ども向けの乗り物がなかったりしていることもあるのだろう。結構少人数で拍子抜けしたほど。それでも開館の10時頃になると、100人ほどの列になっていて、10分前の9時50分には開場となった。入場クーポンは入場保証付き(どのような実際的な効果があるのか分からないが)で、入場後受付で入場券に交換してくれる。すぐにコインロッカー(返金式でリーズナブル)に上着や荷物を預けて、見学開始。入場券に切り離し式のシミュレーター抽選券が付いていて、抽選受付箱に投入すると、後で当選者が発表される方式で、結構優れている。

リニア・鉄道館のエントランスホールから入場してすぐの展示

(左手前から蒸気機関車C62, 新幹線試験車両300X, リニア新幹線MLX01-1)

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新幹線車両の展示

(左手前から300系2両、100系、0系。左手奥は、ドクターイエロー)

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鉄道ファンには相当楽しめる展示で、子どもたちは相当満足していたし、それほど熱狂的なファンではない自分でも新幹線の歴史を知るという点で結構面白い展示だった。上の写真に写っている300系は、初代のぞみとして20年前にデビューしたが、この3月でその役目を終えるのだという。その記念展示も充実していた。

ただ、リニアモーターカー関連の展示はほとんど印象に残らないほどで、少々名前負けではなかろうか、と感じた。これは自分が気が付かなかっただけのようだが、せめて秋葉原にあった交通博物館並みのリニアモーターの原理の模型や展示などがあればと思った(WEB情報を見ると一応あったことは思い出したが)。ただ、まだ博物館としては開館してようやく丸1年なので、リニアについてはこれからに期待したい。

11時半に屋外展示の列車内で、名古屋駅で購入した駅弁を食した。見物客はそれなりに詰めかけたが大混雑というほどではなかったので、事前情報で長蛇の列と売り切れが心配された館内売りの駅弁も売り切れるほどではなかったようだった。その後、それぞれ見逃した展示などを見て、13時半発のあおなみ線で名古屋に戻った。

2の名古屋城に続く

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2012年3月11日 (日)

3月11日 14時46分

家族揃って、謹んで一分間の黙祷を捧げた。

近隣の寺院からは、ちょうどその間、梵鐘の音が聞こえた。

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2012年3月 8日 (木)

アンセルメのロシア管弦楽曲集

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エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団によるロシア管弦楽曲集

1950年代の古い録音も含まれるが、ステレオ録音









Borodin: "Prince Igor" - Dance of the Polovtsi Maidens/Polovtsian Dances Alexander Borodin (1833-1887) 1960 13:46

Borodin: Musical Tableau "In the Steppes of Central Asia" Alexander Borodin (1833-1887) 1961 6:44

Rimsky-Korsakov: Russian Easter Festival Overture, Op.36 Nikolai Andreyevich Rimsky-Korsakov (1844-1908) 1956 14:43

Rimsky-Korsakov: "The Tale of Tsar Saltan" - The flight of the Bumblebee Nikolai Andreyevich Rimsky-Korsakov (1844-1908) 1957 1:42

Glinka: Overture to Opera "Ruslan and Lyudmila" Mikhail Ivanovich Glinka (1804-1857) 1964 5:35

Liadov: "Baba - Yaga" Op.56 Anatoly Konstantinovich Liadov  (1855-1914) 1954 3:06

Liadov: "Kikimora" Op.63 Anatoly Konstantinovich Liadov  (1855-1914) 1954 6:22

Glazunov: "Stenka Razin" Op.13 Aleksandr Konstantinovich Glazunov (1865-1936) 1954 14:48

おなじみのロシアオーケストラ曲集だが、リャードフやグラズノフの曲も収録されている。
(2007年12月13日記事)

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2012年3月 7日 (水)

以前音質的に不満だった音源を聴きなおしてみて(5) アンサンブル、声楽編

◎アンサンブル:アルバン・ベルク四重奏団(EMI)

シューベルト 弦楽四重奏曲「ロザムンデ」「死と乙女」 ダイナミックな迫力のある名演奏だとは思うが、残響の多い録音会場や近接したマイクセッティング、録音レベルの高さのせいだろうか、楽器像が巨大過ぎ、弦楽合奏のように聞こえるのが気になっていた。DAPに取り込んで印象が変わるかと思ったが、そうでもなかった。ボリュームを絞れば、求心的な四重奏らしくはなるのだが、迫力が減退する。

◎合唱:ロジェ・ワーグナー合唱団 (EMI)

「黒人霊歌集」 以前持っていて、知人に貸してそのままになったCDでは、録音の飽和やレベル設定のミスによるようなビリつきはまったく気にならなかったのだが、今回購入した同じ(?)CDではそのビリつきがひどく感じられた。DAPに取り込んでもビリつきは残っていて少々聴くのがつらい。

◎リート:F=ディースカウ、ブレンデルによるシューベルト「冬の旅」(Philips)

今から20年以上前、初出のCDを買い、期待して聴いてみたのだが、どこか不満が残る歌唱、ピアノ演奏だったもの。DAPで聴く方が、両者の細やかな表現の綾を味わうことができる。特にディースカウのドイツ語発音がくっきりと聞こえ、ドイツ語のリスニング力が向上したように思うほど。ブレンデルのピアノは、左手の雄弁さに気付く。ただ、全体的にどこか空虚さが感じられるのは変わらないが、それはこの作品そのものが持つ味わいなのかも知れない。

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2012年3月 5日 (月)

ハンディカム DVC ( miniDV ) テープのBDレコーダーへの取り込み

DVC(miniDV) テープに録画した映像・音声のPCへの取り込みや、Disk化については、以前からこのブログでも書いているが、このところBDレコーダーの機能をいろいろ使ってみていることもあり、そういえばと思い、取り扱い説明書に掲載されていたi.Link (IEEE1394, DV端子)を使って、取り込みを行ってみた。(これは以前の記事で天ぬきさんにご教示いただいた方法と同じやり方)

DVCの映像データDV形式は、PCに取り込む際には、DV-AVI という形式で取り込まれ、1時間の映像データで、12GBから13GBという巨大なものになるのが欠点だった。以前の(今となっては非力な)HPのノートPCでの取込と、変換作業には膨大な時間を要したものだった。ただ、生のDV形式データはきちんと再生すると相当の高画質であり、高音質でもある。

久しぶりに取り出した 2001年購入、2008年修理(ドラム交換)のSONY Digital Handycam DCR-TRV8 というカムコーダーだが、幸い今でも正常に動いてくれた。

BDレコーダーの背面のDV端子とカムコーダーのDV端子をDVケーブルでつないで、BDレコーダーの「おまかせ取込機能」を使うと、BDレコーダーが自動的にDVカムコーダーを認識してXP,SP,LPのどの画質でダビングするかを聞いてくる(標準はSP)。

BDレコーダーのリモコンでスタート指示をすると、カムコーダーとレコーダーが連動して再生と録画が開始し、そのまま等倍再生のままで放置しておくと、映像が終了したところで録画も自動停止してくれた(これが下記でタイムコードが途切れれば自動停止する機能なので、そうでなければテープが終わるまで無信号部分も取り込まれてしまう)。

PCに取り込んでいたときに比べてあっけないほど簡単だ。これなら、40本ほどあるDVCの取り込みも暇をみてやればたいしたことはない(かもしれない)。

なお、miniDVからBDレコーダーHDDへの取り込みは、SPモードよりもXPモードの方が劣化が少ないようなので、少しデータ量は増えるが、XPモードにしておこうと思う。

デジタル録画とは言え映像の品質は、SDTVであるため、現在のHDTV向けのテレビで見るのは非フルハイビジョンの32インチで見ても少々物足りないし、加えて折角記録されている日時データがデータとしてBDレコーダー側に受け渡されないのは記録性という点からみると相当不満が残る。

DVDやBDへの書き込みは、AVCREC方式と、DVD-VR方式が選べるようで、SPなら4.7GBのDVD-Rに2時間ほど、25GBのBDなら10時間ほど記録できることになる。これは、取り説P.78-79の「ダビング時の動作について」による (*)。

なお、DVCからのディスク化を専門業者に依頼すると、業者により料金はさまざまだが、テープ一本あたり1500円ほどするようだ。

(*)DVD-RやBD-Rへの書き出しは、データコピー的な簡単なものかと思っていたが、MPEG-2とは言え、HDDとBDではそれぞれサポートする映像形式が異なるらしく、それほど簡単なものではないらしい。

DIGAというBDレコーダーでは、HDDからディスクへの書き出しでは、DVDとBDで時間や方式に違いがあり、DVDには、無劣化高速書き出しができるが、BDに書き出しするためには、HDDに記録された映像形式を変換する必要があり、それに実時間を要するため、結果的に劣化した等速書き出しになってしまうらしい。(ソニーのBDレコーダーは、BDにも無劣化高速書き出しができるようだ。ホームビデオ的にはここがパナとソニーの大きな相違点になるようだ。)

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追記:

1.DVD-Rへの書き出しは、非CPRM品でも問題なかった。1.5時間ほどの映像が、3分ほどでダビングできた。BD-Rは未だ試していない。

2.miniDVカムコーダーからの取り込みを継続したが、おまかせモードでは、録画映像が途中でブランクになっている部分で、取り込みが自動終了してしまう。次の映像からは再び取り込み開始しなければならず、頭出しに手間がかかるし、BDレコーダー側では別ファイル(番組)になってしまう。どうやらこのQ&Aにある場合(テープ上でタイムコードが連続していない場合)のようだ。

3.おまかせ以外の取込を試してみたができなかったので、タイムコードが切れた場所で再生をストップさせ、改めてBDレコーダー側でおまかせ取込を開始すると、別番組(ファイル)として取り込まれるという方法で対応。取り込まれた後に、BDレコーダーの機能で番組を結合すればDVCとファイルの対応関係は維持できる。

4.Hi8のカムコーダーも未だ動き、S端子で接続して再生すると、アナログならではの滑らかな動きの映像が見られる。これもBDレコーダーの外部端子接続すれば取込ができるので、暇を見て対応したい。ただ、BDレコーダーは、予約録画中はこれらの取込作業は受け付けられないので、その間隙をぬって対応する必要がある。

5.何度も言うようだが、Hi8とminiDVの再生機の新品が廉価で入手できればいいのだが。SPレコード・LPレコードプレーヤーの新製品が復活製造されているのだから、需要が高まればメーカーも対応するかも知れないという期待がある。

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2012年3月 4日 (日)

以前音質的に不満だった音源を聴きなおしてみて(4) ピアノ編

2011年10月 9日 (日)以前音質的に不満だった音源を聴きなおしてみて(3) 管弦楽, 協奏曲(TELARC)編 の続き。

mp3 192kbps でリッピングした音源を、廉価DAPとイアフォンで聴きなおしている。

これまでステレオセット、ポータブルCDプレーヤー、リッピングした音源のPCと聴いていて不満を覚える機会が多かったのは、ピアノの録音だった。

実家のピアノはアップライトだが、自分でも素人ピアノを弾くこともあり、ピアノ演奏については自分なりの好みの音色、タッチのようなものが、弦楽器や金管楽器などに比べてはっきりしていることもあるのだろうと思うが、録音されたピアノの音をオーディオを通して聴くとき、どうにも苦手な音というのがある。その典型が、これまでのリスニング環境で聴くアシュケナージのDecca録音の音色だった。これについては、以前くどいほどあれこれ自己確認をしたり、ネットでの評判を調べてみたりしたことを書いたことがあった。

ところが、廉価な品とは言え、自分的にはそれなりに満足できる音がするDAPとイアフォンの組み合わせに巡り合い、それで聴き直してみたところ、好感が持てる方に相当変わったものもあった。これは、前の記事のTELARCレーベルの印象の変化をもたらした解像度のアップに合い通じるところもあるし、更に重要なのは音色が変わったということがあるだろう。

◆アシュケナージ (Decca)
◎ショパン  エチュード、プレリュード、アンプロンプチュ、スケルツォ、バラード

音の滲みと表現してきたが、響きの広がりが聞こえるようになったためか、透明感はあまりないものの、豊かな音色として聞こえるように、印象が変化した。オーディオでの印象が最も変化した例かも知れない。その他も聴きなおしてみている。

◎シューマン ソナタ第1番、子どもの情景、森の情景

◎ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集(メータ/VPO)、ピアノソナタ8,14,23番

◎チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番、「四季」

◎ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番、パガニーニ変奏曲

そのほかデッカレーベルのピアノ録音は、DPMに大量に含まれているのを別にすると以下の単発盤をよく聴いてきたが、これらも聴きなおしてみている。

デ=ラローチャ(Decca) シューマン 謝肉祭、ウィーンの謝肉祭

ルプー(Decca) シューベルト、ブラームス、シューマン、グリーグ

グルダ(Decca) ベートーヴェンピアノ協奏曲集

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2012年3月 3日 (土)

「小澤征爾さんと、音楽について話をする」(村上春樹著)

文学者と音楽家の対談本というと、「同じ年に生まれて―音楽、文学が僕らをつくった」( 小澤 征爾、 大江 健三郎) があまりにも内容のない本だったので、村上春樹の音楽への思い入れが面白そうだと思いつつ眺めていたが、店頭でパラパラ読んでみるとグールドと バーンスタインのブラームスの1番の裏話などというものがサラッと語られているのが目に入り、購入してしまった。

小澤征爾の録音の多くは隔靴掻痒の典型だったのだが、この本をきっかけに、改めてDAPに入れて音量を、普通の設定よりも数段上げて聞いてみると、フィリップスとのマーラーの1番、4番も、貧血気味で時折ヒステリックだと以前感じた音楽とは違うように聞こえた。

シリーズ化されれば、とても貴重な証言集、音楽論集になるように思う。

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2012年3月 2日 (金)

忘れられた花園(ケイト・モートン著、青木純子訳)、他英文学の児童書

「忘れられた花園」

特異な構成に読み始めはとまどうが、上下巻を一気に読ませる力を持っていた。オーストラリアの女性作家の作品。題名から連想(「秘密の花園」)されるように英文学へのオマージュもある。日本語への翻訳もこなれている。ストーリー性を追求するあまり、ハークレイン(アルルカンの英語読み! 実際には読んだことは無いが)的な通俗性も垣間見える。

児童文学作品は2冊続けて読んだ。

テムズ川は見ていた 」(原題:The December Rose) レオン・ガーフィールド著、斉藤健一訳

その歌声は天にあふれる」 (原題:Coram Boy) ジャミラ ガヴィン著、 野の水生訳

どちらも近年の英文学の児童向け小説。

前者は「忘れられた花園」と同時代のビクトリア朝のテムズ川が舞台のサスペンス調の作品。ディケンズやホームズの頃の極貧の煙突掃除の少年が主人公。

後者は、インド系の女性作家の作品。ホグウッドが録音したことのあるヘンデルの「メサイア」の孤児院版の演奏が舞台背景になっているが、こちらは上記2冊に比べて非常に重く暗い内容。産業革命前後の英国の暗部が描かれるのは、インド出身の作家ならではか。これは児童文学ではないだろう。むしろ少年少女が主人公であり、かつストーリーテリング的ということで、児童文学のスタイルを借りた告発だとも考えられる。

どの作品も特に近現代に良くも悪くも大きな影響を与えてしまった大英帝国の性格というものに思いを致させられる。

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2012年3月 1日 (木)

生演奏による記憶喚起効果のようなもの

先日聴いた生演奏で、ブラームスの第1交響曲やラフマニノフのピアノ協奏曲第2番のように隅々まで知っているような「気になっていた」なじみの名曲に、再び興味が湧いてきたような気がする。

頻繁に生演奏を聞くようになればどうなのか分からないが、生の演奏には音の缶詰とは違う何かがあるのかも知れない。

生演奏に集中するといっても、ときどき集中が途切れ、想念が別の方向に泳ぎだしてしまうような一瞬があるのだが、それでも耳と目から入ってくる情報量の多さは、オーディオ・ヴィデオの再生装置からのものとは格段の違いがあるのではなかろうか?

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