可逆圧縮の flac を試してみた
flac (free lossless audio codec) という拡張子の音声ファイルのことを先日コメントで触れた方がいて、どんなものだろう、ということで、 flac での ripping ができるソフトを調べてみた。
2011年10月 4日 (火) PCオーディオ、ネットワークオーディオに注目が集まっているらしいで取り上げた「麻倉怜士 『高音質保証!麻倉式PCオーディオ』」という本にも書かれていた方式。
検索してみると、Exact Audio Copy (EACと略されるらしい)というソフトが見つかり、これで flac と 非圧縮の wav で ripping してみたものを、以前 iTunesでrippingした mp3 と聞き比べてみた。
聴き比べの前には、flac が再生可能な foobar2000 というソフトプレーヤーをダウンロードして初めて使ってみた。出力デバイスをデフォルトと、WASAPIの排他モード とで選べるようにもセットしてみた。
結論から言うと、foobar2000の再生音が iTunes や WMP よりも精緻で引き締まっていると感じられた以外は、従来のiTunesでrippingした mp3 でも、CDをそのまま無圧縮でripppingした wav でも 可逆圧縮の flac でも、圧縮方式の違いはあまり気にならなかった。
ソースとして使ったのは、ギリレスのハンマークラフィーア 1983年録音 DG の 第1楽章 所要時間 12'24"
foobar2000で確認した各プロパティーは以下の通り:
- mp3 サンプルレート 44.1kHz, ビットレート 192kbps, ファイルサイズ 17MB
- flac サンプルレート 同上, ビットレート 478kbps, ファイルサイズ 42.3MB
- wav サンプルレート 同上, ビットレート 1411kbps, ファイルサイズ 125MB
まあ、軽くて音のよい foobar2000 が使えるようになったので、よしとしよう。
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