ノリントン NHK交響楽団の『英雄』(2012年4月定期)は 倍管!
先日FM放送で生放送をやっていて録音したロジャー・ノリントンとN響の『英雄』交響曲だが、らららクラシックを見ていた長男が「あれ、倍管だよ!」というので、確認したら、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットは、各4名ずつではないか。
昔のカラヤン=倍管というイメージだったのだが、ピリオド奏法の先駆者もNHKホールの音響には妥協せざるを得なかったということなのだろうか?
対抗配置で、コントラバスを最後列にずらっと並べ、その後ろに反響板を並べての演奏。
スタイルはノンビブラート奏法で、ゲストのティンパニストが説明していたが、事前に小型のティンパニを用意していて、木製のマレットで叩くその響きを「軍楽隊のようだ」とノリントンが気に入って選んだのだというエピソードが語られていた。
ただ、倍管とピリオドのイメージが結びつかないので、ちょっと驚いてしまった。
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