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2012年6月14日 (木)

スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』

最近映画化されて名前を知った小説。図書館で借りた。『ミレニアム』3部作の第1作目で、原題は「女を憎む男たち」というものらしい。

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児童文学では、「長靴下のピッピ」のリンドグレーンや、『ニルスの不思議な旅』のセルマ・ラーゲルレーヴが知られるスウェーデンだが、この作品は現代のスウェーデンで2005年に出版されてベストセラーとなり、続いて各国語に翻訳されて世界的なベストセラーとなったものという。日本語版は2008年初版となっている。

原題にもあるように、テーマは非常に深刻な内容で、ともすれば猟奇的とも言いうる犯罪を扱っているため、このような題材が苦手な人には薦められない。

作中の登場人物が「ジェットコースターに乗っているようだ」と語る通り、まさにジェットコースター小説ともいうべきストーリー展開で、推理小説、探偵小説の要素も強い。

いわゆるキャラが立った主人公達が活躍するので、確かに面白いのだが、最終的に主人公達が追いつめる「悪の側」の描写が少し不足しているように感じた。

追記:日本語訳は、こなれたもので、翻訳調の読みにくさは、まったくといっていいほどなかった。すでに文庫本も発売されていて、平積みになっていた。

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