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2012年7月19日 (木)

ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』『ガニメデの優しい巨人』 (池央耿訳)

2011年の1月、2月に読んだSF小説だが、最近たまたま買った漫画雑誌『ビッグコミック』にその漫画化版が掲載されていて驚いた(漫画化:星野之宣)。

記憶も多少薄れてしまったが、地球の衛星月の特異な(?)特徴をモチーフにした壮大なSFだった。

シリーズになっており、第2巻以降も続くらしい。

第1巻の『星を継ぐもの』の冒頭は、とても読みにくい。2010年の年末に帰省したおり、妻が持参して読み終えたのを、帰路の列車内で読み始めたのだが、何が書かれているのか五里霧中の様相を呈していて、これがこのまま続くのかと妻に聞いたほど。壮大な伏線であり、後になれば意味が分かるというので、読み続けたところ、次第に霧が晴れてきた。その後の展開は、月の起源、人類の進化の鍵も含めて壮大過ぎるほど大胆で面白い。

音楽で言えば、ちょうどシベリウスの第4交響曲のような感触といえようか。この晦渋ともいえる第1楽章を突破すれば、その後はシベリウス的に聴けることが最近ようやく分かった。

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