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2013年10月19日 (土)

村上龍「歌うくじら」 (講談社文庫の新聞広告を見て)

花の香も野分とともに消え去りぬ

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村上龍の「歌うくじら」と宮部みゆき「小暮写真館」が大きく宣伝されていた。白黒ながら、表紙の図案も見覚えのあるもので、記憶がよびさまされた。(それに対して、電子ブックの記憶の喚起力というものの弱さを意識してしまう。音楽も実演よりもLP、LPよりCD、CDよりもジャケットの無いmp3の順で記憶が弱まるように思う。)

「小暮」の方を読んだ後に、このブログに感想を書いたが、その後NHKでドラマ化もされ、それも見た。子役時代から活躍している演技派の若手俳優 神木竜之介が主演だった。それなりに面白かった。

結構印象に残っていたのだが、「歌うくじら」のことは感想文にしていなかったようだ。妻が図書館から借りてきたもの。いつ頃読んだのだったか。村上龍の比較的最近の作品では、わざわざ単行本で書店買いした「希望の国のエクソダス」は直近の未来を扱ったSF的設定でそれなりに面白かったが、この「歌うくじら」もそれとは設定が全くことなるが、近未来を舞台にしているアンチ・ユートピア的な小説だった。メタファー的に「歌うくじら」が用いられていたように記憶しているが、冒険小説的なストーリーが「それなり」に面白かったのを思い出した。

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