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2013年10月22日 (火)

モントゥーのベートーヴェンの交響曲全集

うろこ雲秋刀魚におろし夏疲れ

この時期は、毎年体調を崩す。暑さに対して高温仕様になっていた体調が、涼しさに見舞われて、調子が悪くなるようだ。秋刀魚に大根おろしは旨いのだが。(多分、季重ねだと思う。)

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2010年夏に川崎駅前のブックオフで入手したモントゥーの全集(ミュンシュの3,5&9 ライナーの5,7&9も一緒に購入)。

2011年の引っ越しの時に現物はダンボール箱に仕舞い込んだままになっているが、iTunesで取り込んで管理しているmp3データからDAPに取り込んで聞き直した。

以前、LSOとの交響曲集の入手して聴いていたが、ちょうどその頃、ウィーンフィルとの残りの曲と第九を含むボックスセットの全集が発売されていて惜しくも買い逃していたのだったのをBookoffでたまたま目に留まって買うことができたのだった。

モントゥーのベートーヴェンは、デッカレーベルが、ウィーンフィルとロンドン響による1番から8番まで録音しているが、なぜか第九だけがウェストミンスターレーベルで録音されている。今回の全集はウェストメンスターが、デッカやフィリップス、ドイツグラモフォンというかつてのライバルレーベルが一体化したユニバーサルミュージックに吸収されて実現したものらしい。

ウィーンフィルとの録音は、第1番(1960年)、第3番(1957)、第6番(1958)、第8番(1960)。

なお、デッカ録音のロンドン響とは、第2番(1960)、第4番(1961)、第5番(1961)、第7番(1961)。

第3番は、1962年のコンセルトヘボウとの録音の評判が高いようだが、ウィーンフィルとの録音は、フィナーレの変奏曲での右チャンネルから聞こえる第2ヴァイオリンの活躍が聴きものだ。現代配置だと埋もれがちになる第2ヴァイオリンだが、古典配置でもこれほど強調して演奏するのは珍しいように思う。現にコンセルトヘボウとの録音は、それほどよくは聞こえない。

ウェストミンスター録音のロンドン響との第九(1962)はとても変わった音響に感じる。各楽器群がバラバラに並立していているようで、集合的に一つの音響体を形作っていないように聞こえるのだ。以前、モントゥーとサンフランシスコ響との「幻想」交響曲でも不思議な音響を感じたことがあったのだが、それを思い出させた。どことなく楽器間の音量バランスが変なのだ。その意味では、この演奏の自分の好悪は保留ということろだ。なお、第九にはリハーサルの様子が収められたトラックも付録でついている。その中でフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」も演奏されている。

(元記事作成 2012年5月)

モントゥーの「英雄」のブログを探したら、いろいろあった。

http://blog.goo.ne.jp/kt2004rex/e/589f7fcdf65b752ad6a4f76355368ad4 

http://alberich.blog.so-net.ne.jp/2008-10-05

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コメント

モントゥーのベートーヴェンの録音は、残念ながらほとんど持っておりませんで、交響曲第6番「田園」のみ、パブリックドメインの恩恵で聴いております。いい演奏ですね。やがては順に公共の財産となっていくことと思いますが、忘れずに聴いていきたいと思わせる魅力があります。

投稿: narkejp | 2013年11月 3日 (日) 19:32

narkejpさん、コメントの返事が遅くなり大変申し訳ありませんでした。

ユングさんのパブリックドメインサイトは充実していますが、モントゥーは少ないようですね。あれだけのサイトを運営するのは、個人では大変だと感じています。そもそも、パブリックドメインサイトは、図書館のような公共機関の任務のような気もするのですが、まだそのような気運にはなっていないように思われます。

投稿: 望 岳人(Mochi Takehito) | 2013年12月 4日 (水) 19:54

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